ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

日本の休日

2010-01-08 09:05:16 | Weblog
ポリ-チャンの日本滞在は明日で終了です。あっという間の時間の経過です。
イギリス在住の2人の日本女性のおウチへ招待されたり、雪国へ旅行したり、
正味は5日だけでした。
2人の内、1人は多分イギリスから引き上げそうって。
もう1人は、イギリスへ戻るのは来月。なので、しばしの別れを惜しんでいる
ようです。引っ張りだこのポリ-チャンなのです。

夕べは愚息その①のお店「おが屋」へ彼女を招待。
「今日は私がご馳走します」
「ここは日本だから、イギリス式はなし。気にしないで」
「そうだなぁ、タイミングよくオヤジに、ご馳走様、出世払いにしてください
 って言うんだよ。絶対受けるよ」
って、ウチの宇宙人が。

この3年間の彼女の日本語力は格段の進歩を遂げていました。
いかに真剣に学んでいるか、ようくわかります。

BOOKOFFへ彼女を連れて。あたくしも久し振りです。最近はネット購入の本で
したから。
ずっしり重い「昔ばなし(世界・日本)」計413話。他に数冊。
彼女も、もちろん日本語の本を10冊。そして日本の歌手のCDを買っていました。
「離れがたい所でしょう?」
「ほ~んと、そうですねぇ。ずうっといたいわ」
「幸せ~~よ。まだ読んだ事のない本を手にするって」
「そうそう」
「昔ばなしを翻訳してみようかなぁってね。でも、やっぱり難しいのは英語よ」
「そうですかぁ?」
「ええ」
これでまた、楽しみが増えたってことです。幸せの種はどこにでもあります。
学生時代に苦しんだ、和文英訳。ということはちゃんと理解していないって
ことなのですが。
それを、フフフッフッフフ・・・人生って面白い!遊びにしちゃえるのですから。
電子辞書?電子読書?全く興味なし!あたくしは紙が大好き。

今年の目標の一つに、去年のビジネス書ベストセラー「1分1冊」の中で紹介
されているその技術を会得する予定です。最近の読書量の低下がイヤになってた
ところでしたから、この本との出会いは、そう、縁です。
心理学の勉強も今年の目的の一つですから、河合隼雄の著書ももちろんです。
BOOKOFFで見つけました。幸せ~~

今日が最後の丸々1日日本の休日のポリ-チャン。
もう一度、彼女と、お互いに面識のない2人の日本人女性達3人で一緒に六本木
で会うとのことで、出かけました。夕方は、日本で知り合った女性と会って、
今回の日本滞在のスケジュールは完了のようです。

その①が、
「じゃまた来週おいでね」
って。
みんな彼女をからかいます。愛すべき我等がポリ-チャンなのです。

彼女は、帰国と同時に、今まで以上に勉学まっしぐら!試験と卒業論文に追
われる日々が始まります。夏休み返上だそうです、9月卒業に向けて。

彼女との別れは寂しいけど、
「今度は、イギリス南部へ行かない?都会はいいわ。田舎が好きなのよ」
「ええ、是非行きましょう。案内します」
「また、ぜ~んぶ通訳してくれるのね。女王様旅行に?」(笑)
彼女が学んだケンブリッジへ向かう電車の窓からの眺めは、もう一度来るわ
ってあたくしに思わせた田園風景が続いていました。

必要度から言っても、自然な流れから言っても、やっぱり日本語の会話で
終始した彼女とのやりとりでした。素晴らしい彼女の日本語でした。
なぜか、日本人と付き合うより、あたくしは自然に関われます彼女と。
ペルー人のビビアナサンから、かつて「レイコサンは日本人じゃない」って
言われた事があります。もちろん生粋の、基本的日本人って自負していますが、
大方の日本女性の曖昧模糊とした、今ひとつ捕らえどころのない頭と心が、
あたくしには不可解で、退屈にさせるのです。

テレビを友として、テレビの中の事が全世界のような気色悪い感覚が、
あたくしを遠のかせるのです。
自分の言葉で語れない人が苦手です。
グレートブリテンの末裔は、しっかり自分の考えと言葉を持っています。
そこが、あたくしをして彼女をよき友と思える要素なのと思うのです。
気が楽なのです、無意識に無用な気遣いをしないでいられる自由さが彼女との
間に存在します。これは日本人には感じられない感覚です。
その彼女は明日早朝には、ここを出て、成田から一路ロンドンへ。
今日は、今回最後の日本の休日を、満喫でしょう。

今朝、松飾を全部片付けました。近くの神社へ持っていきます。
近隣の家々から持ちこまれたそれらは、ドンド焼きへ。11日は鏡開きです。
15日の小正月を終えて、新年の行事は終わります。無事に新年を迎えられ、
遠くイギリスからの来客を交えたお正月は格別でした。  感謝!