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不思議な「いきもの博物誌」日高敏隆著
法研 総合地球環境学研究所所長
ライオン、トラ、そして、ネコなど、世界
にネコ族のけものはたくさんいるが共通し
ているのは単独性の動物だよいうことであ
る。ネコ族で群をつくるのはライオンぐら
いしかいない。ネコつまりイエネコも本来
、単独性の動物である。このことがネコの
ネコらしさ、ネコとイヌとの違いを生むい
ちばん根源になっている。イヌと飼い主と
の関係もこのことと関係がある。イヌは飼
い主を自分の群れのリーダーだと思ってい
る。だからイヌは、飼い主に忠実に従う。
所が、ネコは一匹で単独に暮らしたがって
いる。リーダーなんていうものはいない。
だからネコは飼い主のことを聞こうともし
ない。子供は自分の父親を知らない。子供
が知っているのは授乳して世話をし、保護
してくれる母親だけである。子猫は母親に
べったりだし、母親も子猫の鳴き声がした
ら、何をおいても跳んでくる。母親が鳴い
ても子供を呼んだからと言って子猫は親の
所へ跳んでいくわけでもない。
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ネコ話題ですが、今日も我が家の屋根裏で
出産を終えた親猫は悠然と近所をひとりで
わがもの顔に散歩をたのしんでいる。
2匹の子猫はどうしたんだ、実家に預けた
ままか?聞いてみたが返事はない。
ちらちらと耳を動かして後方を気にしなが
ら、ゆったりとあるいている。
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