クッキングこめぞうですこんばんわ!
戻ってきました。一泊入院で所要時間1時間30分くらいの
手術でした。10年前とは大違いで男性の看護師さんがたくさん見えて
ひげも剃ってもらった(事前に自分で剃ったのですが意外にそり残しが
あったようです。目の下は棒に布が衝立のようにかけてあっていちいち
衝立越し「いま剃っていますからね」男性看護師からとか報告が入ります。
ピンクの手術着で後ろ側でひもで結ぶようになっています。丈は案外長
くて膝くらいはありました。丁度割烹着のような構造になっています。
これはなるほどとわかったのですが、背骨に麻酔を打つ時非常に便利に
出来た手術着だと思いました。しかしながら、その打つ数が多くて閉口
しました。10年前は一発でOKでしたが(逆に効きすぎて明くる日の夜
中まで麻酔がとれるのに時間がかかりました)とても丁寧にやってくれまし
た。一本打ってはぐりぐりと揉んで違う場所に一本打ってはぐりぐりも
むと言った作業を繰り返します。そのうち左手に点滴の(睡眠促進)
効果で意識がなくなります。なので覚えがあるのはこれくらいです。
以前と変わっていたのが、尿の始末です。これがまったく無くて、
手術中に漏れたらどうしようかとか、いろいろ想像してしましました。
術中は自動で血圧が測定されます。よくテレビで手術のシーンのよう
ですね。自動的に腕に圧縮が加わって記録しているようでした。
執刀医に左側から起こされて目覚ました。あとはいろいろな天井がぐ
るぐる回って部屋に戻ってきました。4人部屋でカーテンに仕切られて
いてほとんど隣と接触することもなくプライベートがよく保たれているようです。
鮭の衣のついたフライがアツアツで美味しかった。食べたら寝るだけの
シンプルな生活です。朝が意外に早くて5時には検温、血圧の測定など
部屋中起こして回ります。朝食をとると術後の処置をしに処置室へ行きます。
これが終わると退院という事になります。8月の10日が抜糸(と言っても
透明のテープが張ってあるだけ)の日になります。ちょうど十年前は
パソコンが導入される前の時代で手書きのカルテでしたが、今はどこへ
移動するのもワゴンに載せたパソコンをガチャガチャ打ちながらの移動
になります。せわしなくキーを打ちながらデータを入力しています。
私が近鉄急行とすれば彼女たちは伊勢志摩特急「しまかぜ」号かな?。
但し自分を急行とするところに問題があるようだが。
そんなわけで帰りは「タクシー」で裏道をぐるぐる通っての道中になった。
当分腹部に力を入れられない生活が続く。ちょっと大変だあ・・・。
こめぞう
ご訪問ありがとうございました。