


管見妄語 始末に困る人
藤原正彦著 新潮社
ワインと脳細胞
酒を一回飲むと脳細胞が十万個も破壊されると学生の頃に
聞いた。数学者になろうと小学生のころから決めていた
私は酒だけは一生飲むまいと決心した。脳味噌だけが頼りの
数学者のとって一個でも脳細胞に死なれたら困るからだ。云々
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酒はどうやら脳にとって悪いモノらしい。でもなんだかだで
言い訳を繰り返しながら著者は酒を飲むようになったそうだ。
つまりは数学上の大発見をする年齢をとっくに過ぎたからだ。
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最近相棒の影響で藤原正彦さんにはまっている。

