木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ユウガオ栽培への挑戦

2022年07月16日 06時22分07秒 | 耕作放棄地

若き挑戦者のO氏だが、若いだけあってか従来の仲間達とは発想が異なるようだ。農作物の栽培についてもしかりで、珍しい品目を選択している。今回は「ユウガオ」への挑戦を取り上げてみよう。長いこと栽培を続けているが、今まではユウガオの出現を見たことが無かった。名前は存じていたが、遠い世界の産物で関係ないと思っていたのが現実だろう。それが目の前に出現したのだ。4月頃の種蒔きだったかと思うが、ツルが成長しネットを覆い隠すほどに成長して来た。しかもでっかい実が付いており、画像撮影は早かったので小さいが今はドッジボール大へと変化している。かなり大きく成長するようだ。形状は彼の場合、丸形だがヘチマ状の細長いタイプも存在するようだ。何せ、当地では見掛けた事が無かった品目、一つ一つが珍しい。

所属はウリ科の模様で、ツル性の植物、長さは20メートルにもなるようだ。ツルはかなり丈夫なようで、上述のように大きな実を付けても切断されることは無い模様。カボチャに似てるのかも知れない。用途は「かんぴょう」が一般的だが、煮物・汁物・炒め物等々にも利用可能なようだ。特殊な用途として、「接ぎ木苗の台木」とりわけスイカのそれが頻繁なようで多くの方がお世話になってるのかも。主として東北地方で栽培されるようで、当地では上述したように皆目見掛けた事がなかった。正直始めて対面する野菜で、利用法も解らず当惑している・・・・・というのが実態だろう。

ユウガオはウリ科に所属するだけあって、夏場が収穫期である。現在大きな実も付けており、まもなくの収穫になるのだろう。例によって販売用に回すのか自家用なのか不明だが、見掛ける範囲では実はまだ1~2個のようだ、出荷体制とは言い難いかもしれませんな。自家用とあらばどのような調理を行うのか興味津々、彼は調理も得意な分野なので見事な作品へと変貌するのかも、楽しみに待ってましょうかな。それにしても、新たな品目が出現することは精神の躍動にも繋がってくる。彼の挑戦活動では、周囲への刺激もかなり大きいようだ、年齢を重ねた子狸達にとっては脳の活性化にも一役かってくれるようで、認知症への予防策にもなるのかも。

コメント
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