木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

柿取りと草刈りに

2024年11月03日 05時25分13秒 | 耕作放棄地

雨模様から何とか晴れ間が覗きそう。本日は定例の森の作業日、例によって子狸が参加困難なので過去の画像を使いながら作業内容を推測してみようかと。年間を通じてほぼパターン化している作業だ。内容を推測するのは左程でも無いだろう。年も押し迫った11月、焚き火のシーズンでもある。ただ今年は昨年同様で、暑さの延長が続くようで未だ焚き火は不用かも知れない。気象条件の冷え込みと比例関係みたいで、朝晩の冷え込みが無いと焚き火への意欲も増えないかな。

チームリーダーからの指令は、「柿取りと草刈り」となっている。意図するところは、柿取りをしっかりと楽しもう・・・・・との趣旨かと。そして時間が許せば草刈りにも精出して・・・・・・・・と読んだが、いかに。メインの作業である草刈りだが、流石に11月ともなると雑草の勢いは失せてくる。少々手綱を緩めても大きな支障は無いかなと。

そこでの柿取りだが、現場には数少ない渋柿の樹も存在する。好みの相違はあるかも知れないが、柿の中でも本当の甘味は渋柿にあり・・・・・と思っている。渋柿の皮を剝き天日にさらした「干し柿」の甘みは絶妙かと。仲間内でも長老がこの手の達人で、毎年チャレンジしていたっけ。今年は子狸同様、参加が疑問なようで干し柿の姿が見られるのかどうか。

柿には秘やかな箴言も存在する。「柿が赤くなれば医者は青くなる」との言葉だ。意味するところはお解りかと思うが、栄養豊富な柿が出回ると、医者に通う人が減少し営業にも支障が出てくる・・・・・との直訳らしい。それほど優れた果樹だが、若い人々には余り人気が無いようだ。しかも干し柿作りにチャレンジする人など減少する一方だろう。

昨年は師匠から自家製の渋柿を10個ほど頂戴した。せっかくのチャンスと干し柿作りに挑戦したのは良いが、仕上げの段階での消毒作用を忘れてしまった。若しも干し柿作りにチャレンジされる方がお有りであれば、「熱湯消毒」若しくは「アルコール消毒」をお忘れ無く。両手には雑菌がワンサカとくっついてまっせ。

 

 

 

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