森の果樹園で「果樹栽培」に従事しているとは何度かご紹介したかと思うが、農園で密かに果樹栽培を行っている御仁も存在する。「長老」なんだが、キウイの栽培中なのだ。基本的に農園は野菜類の栽培がメインで、果樹の栽培は行わない。樹木の根が張って耕地を崩してしまう可能性があるからだ。長老の該当地は元々がイチジクの栽培が行われていたようで、しかも農園の隅っこに相当する。ある意味、この界隈だけは農園では無く果樹園という位置づけだったのかも知れない。彼はイチジクを抜根し、好みのキウイを植え付けだようだ。竹林の隣であまり日照条件が芳しく無いので、野菜の栽培には向いてなかったのかも。
画像で現場をご紹介しておきますが、キウイがたわわに実っている。確か晩秋が収穫期だったかと思うが、もう可能なのか、お裾分けに与った。少し早いがリンゴと一緒に保管すれば大丈夫だから・・・・・そう宣って一袋を頂戴した。基本線は収穫して一ヶ月ほど寝かすのが保存ルールかと思ってるが、リンゴと一緒に保管すれば上述のようにその期間が早まるようだ。どのような機能が働くのか、子狸には不明だが、教えのように実験してみた。冷蔵庫の中でビニール袋に同封し、しばらく寝かすとアッという間に熟成した。僅か数日で食べ頃、摩訶不思議な現象だ。理論的に説明が出来るのだろうが、ネットで調べた範囲では、リンゴが「エチレンガス」を発生しガスが追熟させる・・・・との説明が大半だった。
「森の果樹園」でもキウイの栽培は行っている。手入れが不十分なので、十分とは言い難いが、結構実ってくれる。確か11月か12月頃の作業日の日に収穫していたかと思うが、もうボチボチではなかろうか。作業に従事したメンバーで山分けしてるのだが、作業のご褒美でもある。過去の画像だが、収穫結果をご紹介しておきましょう。生食でも良し、ジャムへの加工でも良し、活用範囲が多い果物だ。ニュージーランドが原産地のようだが、我が国へは昭和40年代頃アメリカ経由で伝来したようだ。栽培が比較的に若い果樹である。
オス樹とメス樹を1本づつ同時に植え込むのが原則のようで、藤棚のような棚でツルをはわせるのが栽培手法のようだ。長老も同様に棚を組み上げている。ブドウのような栽培法かな。1本の樹であっても大量の実を付けるので、摘果をしないと糖度が下がる恐れも存在する。この点柿などと一緒なんだろう。ともあれ上述の手法で完熟したキウイ、今回は生食でいただこうかと思っている。
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