共同の野小屋が存在する。個人的にはゲストハウスと呼んでるが、無論、宿泊機能等は持ち合わせてはいない。仲間達の共通認識である野小屋が正解なのかも。此処は仲間達のたまり場であり情報交換の場でもある。必要とあらばメッセージを残しておけば全員に伝わる仕組みだ。但し、1日1回は野小屋を覗く必要があり、怠ると上記機能は果たせない。子狸など最たるもので、ショートカットして車との往来を果たすから、情報オンチとなる次第。
暫く休養中だった長老から声がけがあった。野小屋にミカンが置いてあるので持ち帰るように、との伝言だった。どうやら先週日曜日の森の作業日のお土産らしい。野小屋を覗くとテーブルにはコンテナが乗っており、中にはどうも甘夏らしき柑橘類が。コンテナにはメッセージがあり、「甘夏です、お持ち帰り下さい」との好意あふれる文言が。
どうやら他の仲間達は既に頂戴した模様で、長老曰く、残るはアンタだけのようだ・・・・・・と。全部は多すぎるので何個かを頂戴することにした。それにしても森の果樹園は車で15~20分程度の距離だ。搬送するだけでも大変なこと、毎度毎度のご配慮に感謝の一言だ。作業で疲れ切って帰宅中かと思われる。途中立ち寄っての差し入れであろう。体調等で参加不能な者を代理して御礼申し上げます。
里山保全と称して、ボチボチながらの里山管理を続けているが。モチベーションの根っことなっているのは、こうした仲間達のさりげな心配りではなかろうか。正直、仲間達も自称はともかく若くは無い。加齢現象で体力も気力も減退気味なのは否めないだろう。にもか変わらずせっせと森や農園へと通うのは、仲間達との交流にあるのかも知れない。
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