Live Chaser ゆかりんの旅

年間約50本のライブレポを中心とした、日々のたわごとで~す!

グレイハウンドの本

2019-10-07 13:18:04 | 私のお仕事
オリンピックを目指すようなアスリートでも、摂食障害に陥ることがあると聞いて驚きました。

子どものこころの発達を知るシリーズ⑨
摂食障害の子どもたち
家庭や学校で早期発見・対応するための工夫


著:高宮 靜男
発行:合同出版 A5版ソフトカバー(228ページ) 定価:1,800円+税


 摂食障害は、以前は「拒食症」や「過食症」と言われてきた症状です。
 身体は食べ物でできているのに、成長期の子どもが摂食障害に陥ったら命に関わります。
 この本では、摂食障害と脳のメカニズムといった難しい内容をわかりやすく、具体的な25の症例とともに解説しています。
 また、家庭⇄学校⇄医療機関のサポート体制についても紹介しています。
 一人でも多くの方の手に届き、一日も早く子どもの異変に気付くきっかけになりますように。
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聖地巡礼 ──「タイヤ公園」

2019-04-19 16:51:11 | アイデンティティ
 私の英雄TAMEさん(中島フミアキ)が少年時代、ギターの練習をしていたという「西六郷公園」(通称「タイヤ公園」)が、今年50周年を迎えるそうです。
「東京新聞」の紙面を大きく割いて載っていました。

 私もTAMEさんファンになってすぐに連れていってもらいましたが、身震いするほどの衝撃だったのを今でも覚えています。
 子どもはもちろん楽しいでしょうけれども、大人でも(ファンじゃなくても)血液が沸騰するような気分になると思います。
 まして、ファンにとっては「聖地巡礼」のようなものです。
 電車の中からチラッと見えるだけでも興奮しますよ。
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生命の尊さ感じて

2019-04-18 16:37:16 | 私のお仕事
どうしても“放っておけない”という想いが湧きあがってくることがあります。
それは、小さな命が懸命に生きようとする姿に触れたときかもしれません。

わたしは保護犬モモ
モモの歩んだ365日

著:佐原龍誌 絵:角田真弓 
発行:合同フォレスト A5判ソフトカバー(160ページ) 定価:1,200円+税


 この本は、多頭飼育崩壊の末に縁の下暮らしを強いられていた「モモ」が、著者に救われ、この上なくかわいがられて過ごした365日を「モモ」の目線で描かれた成長日記です。
 ひとつ間違えば、餓死や殺処分の可能性もあったのに、本を作ってもらうほどに愛される存在になった大逆転劇!
 決して未来を諦めない勇気をもらえる物語です。
 挿絵やパラパラ漫画、絵描き歌を作ってくれたのは、著者の教え子さんやお友だちだそうです。
 著者が「モモ」を慈しむ想いが周囲の方々に共鳴していった結果だと思います。
 この想いが大きく広がっていけば、不幸な動物がいない世界が実現できるでしょう。

 総ルビ(すべての漢字にルビをふること)にはシビレましたが、仕上がった本を手にしたら、すべての苦労が報われた気がしました。
 一人でも多くの方に読んでいただけますように。

4月23日(火)発売

GALLAP D.T.P. EDITORIAL DESIGN
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「総ルビ」地獄におぼれても

2019-03-20 16:18:17 | 私のお仕事
 組版の仕事の中に「ルビ(振り仮名)をふる」という作業があります。
 あまりなじみのない漢字や固有名詞などの初出には、ルビをつけたほうが読者に親切かもしれません。
 ただ、漢字1文字に対してルビが2文字までなら特に問題はありませんが、3文字以上の場合はクライアントの希望を伺いながらバランスを考えます。
 たまに、児童書などで「総ルビ」のご依頼をいただくことがあります。
「総ルビ」というのは登場する漢字すべてにルビをつけることです。
 一言で「総ルビ」とおっしゃいますが、これがなかなかシビレます。
 単純作業ですが、長時間にわたると集中力がもたなってきます。
 ところが、作業を続けているうちに徐々に心地よくなってきて、後半は一種のトランス状態になるようです。
 達成感もこの上なく、結果的に楽しかった記憶が残ります。
 つくづくおめでたい脳でできているみたい?
 一度、地獄を体験してしまうと、もはやそれは“想定外”ではなくなり、「総ルビ」依頼にも驚かなくなりました。
 こうして、私の守備範囲が徐々に広がっていくのでした(できることが増えていくという意味です)。
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「表組」に萌える?

2019-03-08 19:10:20 | 私のお仕事
 組版の仕事の中に「表組」という、表(チャート)を作って組み込む作業があります。
「表組」は、文章をページに組む本文の組版に比べてかなり手間のかかる仕事なのですが、私はなぜか変なスイッチが入って夢中で作ってしまいます。
 表組の原稿として、かなり完成度の高いエクセルデータをいただいたとしても、そのままでは本になりません。
 さらに見やすく美しく工夫する工程がワクワクします。
 場合によっては、1ページ程度の表作成に丸一日を費やすこともあります(かなりコスパ悪い)。
 必死こいて作ったデータを、著者や担当編集者から「これやっぱいらない、削除ね」なんて言われると、そのときは気絶しそうになります。
 それでも、ワクワクしながら作った記憶が強く刷り込まれているのか、「表組」依頼があると、性懲りもなくまた燃(萌)えてしまうワタクシでした。
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“色の道”は奥が深い!?

2019-03-06 21:12:22 | 私のお仕事
 カラーページは通常、(シアン)(マゼンタ)(イエロー)(黒)の4色で印刷されますが、それぞれ0%~100%の組み合わせが何通りになるのかなんて計算する気にもなれません。
 ベテランになれば、頭の中で4色を組み合わせて作りたい色を設定しますが、私は“色の道”が未熟なので未だに「カラーチャート見本」が必要です。
 それでも、CMYKの組合わせであれば、暖色系か寒色系かくらいは判断できます。
 ところが、Webの色バランスは、(レッド)(グリーン)(ブルー)で表現するのです。
 これがさっぱりわかりません。
 一度、CMYKで色味を確認してから、RGBに変換して、さらにそれを#コード表示するため、すんごい時間がかかります。
 だけど、それがけっこう楽しかったりします。
 新しいことに挑戦するっておもしろい!
 先週できなかったことが今週できるようになって、昨日できなかったことが今日はできるようになりました。
 ますます“色の道”にハマりそうです!?

GALLAP D.T.P. EDITORIAL DESIGN
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ホームページ改築しました!

2019-03-05 18:49:48 | 私のお仕事
以前、プロの方に作っていただいた事務所のホームページがアクセスできなくなってしまいました。
そこで、「初心者でも5分でできる」はずのフォーマットで作り始めたのですが、2週間かかってようやくカタチになりました。
手作り感ハンパないですけど、逆に親しみやすいと捉えていただければ嬉しいです。
ぜひ、遊びにきてください。

GALLAP D.T.P. EDITORIAL DESIGN
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ものづくりって、本当に楽しい!

2019-02-14 16:49:45 | 私のお仕事
以前ご紹介しました『劇場ってどんなところ?』の続刊製作のご依頼をいただきました。

映画ってどうやってつくるの?

著:フロランス・デュカトー/絵:シャンタル・ペタン/訳:野坂悦子/日本語版監修:大久保清朗
発行:西村書店 B4変型判ハードカバー(38ページ) 定価:1,800円+税


ひとつの映画が出来上がるまでにどんな作業が必要なのか、歴史なども振り返りながら詳しく紹介しています。
今回も映画製作の現場をぶち抜いて見せる観音開きのページあり、裏方さんの努力が垣間見えるフラップページあり、工作ページもクイズもありますよ。

映画作りには、たくさんの人の努力と時間が必要ですが、働いている人たちはなんだかとっても楽しそうです。
本を作るのもとっても大変だけど、楽しいからやめられないのです。

*明日発売です!
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謹賀新年 2019

2019-01-07 17:55:56 | アイデンティティ
あけましておめでとうございます。
“平成最後のお正月”といっても特別な感慨はありませんが、新しい時代がすべての人を本当の意味の幸せで包みますように。
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羽田闘争──50年前の記録は語る

2018-10-08 16:22:09 | 私のお仕事

かつて10・8羽田闘争があった
山﨑博昭追悼50周年記念[記録資料篇]

編:10・8山﨑博昭プロジェクト
発行:合同フォレスト 四六判ソフトカバー(636ページ) 定価:3,900円+税


 昨年、1967年10月8日にベトナム戦争の反戦運動の中で亡くなった、京大生の山﨑博昭さん(当時18歳)を悼む50周年の記念誌の[寄稿篇]が刊行されました。
 それから1年、今度は事件直後のマスコミ報道や論評、文学作品など、10・8羽田闘争と山﨑博昭さんの死をめぐる関連資料を170点あまり収録しました。
 50年前の印刷物ですから、復刻作業は本当に大変でしたが、これらの資料を大切に保存し続けてくださったお兄さまや友人の方々の熱い想いに今回も力をいただきました。
 実際、内容は衝撃の連続です!

主な執筆者〕大江健三郎、高橋和巳、鈴木道彦、立松和平、岩田宏、黒田喜夫、松下昇、北井一夫(写真撮影)、小長井良浩、水戸喜世子、山﨑建夫、山本義隆、佐々木幹郎、三田誠広、辻惠ほか
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せまい日本ワンダーランド

2018-10-04 19:52:16 | 私のお仕事
「薩摩あるある」なのかもしれない?

鹿児島“爆笑”転勤ライフ
他県人から見た薩摩の国

著:坂本竜馬と怪しい海援隊
発行:合同フォレスト 四六判ソフトカバー(208ページ) 定価:1,500円+税


横浜から転勤で鹿児島を訪れ、そこで4年間暮らした著者は、サツマ気質にすっかり魅了されてしまったようです。
赴任直後は言葉や風習に戸惑い驚きの連続だったそうですが、徐々に馴染んでいく様子を漫画で記録し、コミックエッセイにまとめました。
著者が出会った人々は、とても個性的で魅力溢れる「薩摩人」で、ぜひ会ってみたい方ばかりです。
編集作業をしながらも涙流して爆笑してしまい、進行に支障を来す(?)ことさえありました。
ガイドブックにはない鹿児島の「いいね!」満載です。
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5月9日はアイスの日!?

2018-05-10 19:40:57 | 私のお仕事
ぼくはアイスクリーム博士
作:ピーター・シス/訳:たなか あきこ
発行:西村書店 B4変型判ハードカバー(36ページ) 定価:1,500円+税


国際アンデルセン賞画家賞受賞のピーター・シスによる、アイスクリーム研究(?)の絵本。
アイスを通して、言葉を覚えたり、計算をしたり、歴史について学んだり。
世界初のアイスは、雪にミルクをかけたものだとか。
なんだか『宮沢賢治の食卓』を思い出します。
アイスクリームコーンの起源も興味深いものでした。

日本では、東京オリンピックの年(1964年)の5月9日に、東京アイスクリーム協会が「アイスクリームのシーズンイン」として、さまざまな施設にアイスクリームをプレゼントして以来、この日はアイスクリームの日なんだそうです。
アイスの日発行のアイスの本をお楽しみいただけたら嬉しいです。

上野ブックフェスタでの人気投票では、
 1位 バニラ
 2位 チョコレート
 3位 チョコミント
だったそうです。
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大人も心躍る「絵本」との出合い

2018-04-12 20:57:52 | 私のお仕事
絵本は子ども向けとは限らないと思いませんか?

13歳からの絵本ガイド
YAのための100冊

監修:金原瑞人、ひこ・田中
発行:西村書店 四六判ソフトカバー(240ページ) 定価:1,800円+税


この本では、10個のテーマ(アート、ナンセンス、私は私、恋愛と友情、家族、生と死、平和と戦争、歴史、自然、物語)に分けて100冊(&コラムで9冊、計109冊)を紹介しています。
14名の絵本のプロが厳選しただけあって、109冊すべて興味深く、どれも読んでみたい本です。
「子ども向け」と決めつけてしまうのはもったいないと思いました。

そして、これは「ブックガイド」ではあるけれど、私にとっては芸術作品です!
複雑ではないけれど、レイアウトや色にこだわって(担当者さんが)1冊1冊わかりやすくご紹介したつもりです。
とても手間のかかる作業でしたが、出来上がった本を手にした時にはすべての苦労がチャラになった気がしました。
来週4月18日(水)発売です!

*「トークイベント」もあるようです。
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刊行記念トークイベント開催決定!

日時:2018年5月11日(金)19時~20時30分 《終了後サイン&交流会あり》
主催・会場:こどもの本専門店&カフェ ブックハウスカフェ(千代田区神田神保町)
詳細・お申込み方法:ブックハウスカフェ イベント情報
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ヤマアラシの本

2017-12-25 20:01:53 | 私のお仕事
子どものこころの発達を知るシリーズ⑧
非行と反抗がおさえられない子どもたち
──生物・心理・社会モデルから見る素行症・反抗挑発症の子へのアプローチ

著:富田拓
発行:合同出版 A5判ソフトカバー(252ページ) 定価:1,800円+税


 いつの時代も、大人たちは反抗や非行を繰り返す子どもに悩まされてきました。
 しかし、これまで道徳観念の欠如と決めつけられていた非行児を、精神分析によって理解できることがわかってきました。
 精神科医として児童自立支援施設に20年以上勤務してきた著者は、精神医学的な働きかけによって、子ども自身だけでなく周囲の大人たちも問題の解決に向けて大きく前進できる事例をたくさん見てきたそうです。
 さらに、非行少年は変わりうること、むしろ、非行という外向きエネルギーを持つ子どもたちは、予想外に早く大きく成長できることをたくさんの大人に知って欲しいと言っています。
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I Have a Dream

2017-11-30 20:16:34 | 中島"TAME"文明
私の英雄タメさんが11月3日に還暦を迎えました。
当日の記念ライブには伺えなくて、残念に思っていたら、なんともラッキーな救済措置(?)がありました。

2017年11月24日(金)
『タメさん&健さん”6”にちなんだROCKなPARTY♪〜中島フミアキ、川越健二の気楽な雰囲気でのビュッフェスタイルのパーティNight!〜』
@吉祥寺 ROCK JOINT GB


5月に還暦を迎えた、ダンガンのドラマー川越健二さんと合同のライブパーティーを企画してくださったのです。
それも、ライブの打ち上げってこんな感じなのかしら? というような和気あいあいの飲み会!
あったまってきたら即興セッションがはじまるのは必然!?

この日だけの特別なセッションに、この場にいられたことをとても幸せに思います。
健二さんのギターも初めて聴きました。
曲は『月の輝く夜に』。


お料理も美味しかったし、3ドリンクも付いて、もう言うことありません。

ダンガンのギタリスト、小倉良さんにも初めてお目にかかりました。
今は著名な作曲家の先生なのにとっても気さくな方でした。
ダンガンのメンバーには個々にはお目にかかっているのですが、いつか一同に会していただけることを願っています。

「私には夢がある」
私の夢は必ず叶う!
コメント (3)
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