Live Chaser ゆかりんの旅

年間約50本のライブレポを中心とした、日々のたわごとで~す!

“色の道”は奥が深い!?

2019-03-06 21:12:22 | 私のお仕事
 カラーページは通常、(シアン)(マゼンタ)(イエロー)(黒)の4色で印刷されますが、それぞれ0%~100%の組み合わせが何通りになるのかなんて計算する気にもなれません。
 ベテランになれば、頭の中で4色を組み合わせて作りたい色を設定しますが、私は“色の道”が未熟なので未だに「カラーチャート見本」が必要です。
 それでも、CMYKの組合わせであれば、暖色系か寒色系かくらいは判断できます。
 ところが、Webの色バランスは、(レッド)(グリーン)(ブルー)で表現するのです。
 これがさっぱりわかりません。
 一度、CMYKで色味を確認してから、RGBに変換して、さらにそれを#コード表示するため、すんごい時間がかかります。
 だけど、それがけっこう楽しかったりします。
 新しいことに挑戦するっておもしろい!
 先週できなかったことが今週できるようになって、昨日できなかったことが今日はできるようになりました。
 ますます“色の道”にハマりそうです!?

GALLAP D.T.P. EDITORIAL DESIGN
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ホームページ改築しました!

2019-03-05 18:49:48 | 私のお仕事
以前、プロの方に作っていただいた事務所のホームページがアクセスできなくなってしまいました。
そこで、「初心者でも5分でできる」はずのフォーマットで作り始めたのですが、2週間かかってようやくカタチになりました。
手作り感ハンパないですけど、逆に親しみやすいと捉えていただければ嬉しいです。
ぜひ、遊びにきてください。

GALLAP D.T.P. EDITORIAL DESIGN
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ものづくりって、本当に楽しい!

2019-02-14 16:49:45 | 私のお仕事
以前ご紹介しました『劇場ってどんなところ?』の続刊製作のご依頼をいただきました。

映画ってどうやってつくるの?

著:フロランス・デュカトー/絵:シャンタル・ペタン/訳:野坂悦子/日本語版監修:大久保清朗
発行:西村書店 B4変型判ハードカバー(38ページ) 定価:1,800円+税


ひとつの映画が出来上がるまでにどんな作業が必要なのか、歴史なども振り返りながら詳しく紹介しています。
今回も映画製作の現場をぶち抜いて見せる観音開きのページあり、裏方さんの努力が垣間見えるフラップページあり、工作ページもクイズもありますよ。

映画作りには、たくさんの人の努力と時間が必要ですが、働いている人たちはなんだかとっても楽しそうです。
本を作るのもとっても大変だけど、楽しいからやめられないのです。

*明日発売です!
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謹賀新年 2019

2019-01-07 17:55:56 | アイデンティティー
あけましておめでとうございます。
“平成最後のお正月”といっても特別な感慨はありませんが、新しい時代がすべての人を本当の意味の幸せで包みますように。
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羽田闘争──50年前の記録は語る

2018-10-08 16:22:09 | 私のお仕事

かつて10・8羽田闘争があった
山﨑博昭追悼50周年記念[記録資料篇]

編:10・8山﨑博昭プロジェクト
発行:合同フォレスト 四六判ソフトカバー(636ページ) 定価:3,900円+税


 昨年、1967年10月8日にベトナム戦争の反戦運動の中で亡くなった、京大生の山﨑博昭さん(当時18歳)を悼む50周年の記念誌の[寄稿篇]が刊行されました。
 それから1年、今度は事件直後のマスコミ報道や論評、文学作品など、10・8羽田闘争と山﨑博昭さんの死をめぐる関連資料を170点あまり収録しました。
 50年前の印刷物ですから、復刻作業は本当に大変でしたが、これらの資料を大切に保存し続けてくださったお兄さまや友人の方々の熱い想いに今回も力をいただきました。
 実際、内容は衝撃の連続です!

主な執筆者〕大江健三郎、高橋和巳、鈴木道彦、立松和平、岩田宏、黒田喜夫、松下昇、北井一夫(写真撮影)、小長井良浩、水戸喜世子、山﨑建夫、山本義隆、佐々木幹郎、三田誠広、辻惠ほか
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せまい日本ワンダーランド

2018-10-04 19:52:16 | 私のお仕事
「薩摩あるある」なのかもしれない?

鹿児島“爆笑”転勤ライフ
他県人から見た薩摩の国

著:坂本竜馬と怪しい海援隊
発行:合同フォレスト 四六判ソフトカバー(208ページ) 定価:1,500円+税


横浜から転勤で鹿児島を訪れ、そこで4年間暮らした著者は、サツマ気質にすっかり魅了されてしまったようです。
赴任直後は言葉や風習に戸惑い驚きの連続だったそうですが、徐々に馴染んでいく様子を漫画で記録し、コミックエッセイにまとめました。
著者が出会った人々は、とても個性的で魅力溢れる「薩摩人」で、ぜひ会ってみたい方ばかりです。
編集作業をしながらも涙流して爆笑してしまい、進行に支障を来す(?)ことさえありました。
ガイドブックにはない鹿児島の「いいね!」満載です。
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5月9日はアイスの日!?

2018-05-10 19:40:57 | 私のお仕事
ぼくはアイスクリーム博士
作:ピーター・シス/訳:たなか あきこ
発行:西村書店 B4変型判ハードカバー(36ページ) 定価:1,500円+税


国際アンデルセン賞画家賞受賞のピーター・シスによる、アイスクリーム研究(?)の絵本。
アイスを通して、言葉を覚えたり、計算をしたり、歴史について学んだり。
世界初のアイスは、雪にミルクをかけたものだとか。
なんだか『宮沢賢治の食卓』を思い出します。
アイスクリームコーンの起源も興味深いものでした。

日本では、東京オリンピックの年(1964年)の5月9日に、東京アイスクリーム協会が「アイスクリームのシーズンイン」として、さまざまな施設にアイスクリームをプレゼントして以来、この日はアイスクリームの日なんだそうです。
アイスの日発行のアイスの本をお楽しみいただけたら嬉しいです。

上野ブックフェスタでの人気投票では、
 1位 バニラ
 2位 チョコレート
 3位 チョコミント
だったそうです。
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大人も心躍る「絵本」との出合い

2018-04-12 20:57:52 | 私のお仕事
絵本は子ども向けとは限らないと思いませんか?

13歳からの絵本ガイド
YAのための100冊

監修:金原瑞人、ひこ・田中
発行:西村書店 四六判ソフトカバー(240ページ) 定価:1,800円+税


この本では、10個のテーマ(アート、ナンセンス、私は私、恋愛と友情、家族、生と死、平和と戦争、歴史、自然、物語)に分けて100冊(&コラムで9冊、計109冊)を紹介しています。
14名の絵本のプロが厳選しただけあって、109冊すべて興味深く、どれも読んでみたい本です。
「子ども向け」と決めつけてしまうのはもったいないと思いました。

そして、これは「ブックガイド」ではあるけれど、私にとっては芸術作品です!
複雑ではないけれど、レイアウトや色にこだわって(担当者さんが)1冊1冊わかりやすくご紹介したつもりです。
とても手間のかかる作業でしたが、出来上がった本を手にした時にはすべての苦労がチャラになった気がしました。
来週4月18日(水)発売です!

*「トークイベント」もあるようです。
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刊行記念トークイベント開催決定!

日時:2018年5月11日(金)19時~20時30分 《終了後サイン&交流会あり》
主催・会場:こどもの本専門店&カフェ ブックハウスカフェ(千代田区神田神保町)
詳細・お申込み方法:ブックハウスカフェ イベント情報
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ヤマアラシの本

2017-12-25 20:01:53 | 私のお仕事
子どものこころの発達を知るシリーズ⑧
非行と反抗がおさえられない子どもたち
──生物・心理・社会モデルから見る素行症・反抗挑発症の子へのアプローチ

著:富田拓
発行:合同出版 A5判ソフトカバー(252ページ) 定価:1,800円+税


 いつの時代も、大人たちは反抗や非行を繰り返す子どもに悩まされてきました。
 しかし、これまで道徳観念の欠如と決めつけられていた非行児を、精神分析によって理解できることがわかってきました。
 精神科医として児童自立支援施設に20年以上勤務してきた著者は、精神医学的な働きかけによって、子ども自身だけでなく周囲の大人たちも問題の解決に向けて大きく前進できる事例をたくさん見てきたそうです。
 さらに、非行少年は変わりうること、むしろ、非行という外向きエネルギーを持つ子どもたちは、予想外に早く大きく成長できることをたくさんの大人に知って欲しいと言っています。
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I Have a Dream

2017-11-30 20:16:34 | 中島"TAME"文明
私の英雄タメさんが11月3日に還暦を迎えました。
当日の記念ライブには伺えなくて、残念に思っていたら、なんともラッキーな救済措置(?)がありました。

2017年11月24日(金)
『タメさん&健さん”6”にちなんだROCKなPARTY♪〜中島フミアキ、川越健二の気楽な雰囲気でのビュッフェスタイルのパーティNight!〜』
@吉祥寺 ROCK JOINT GB


5月に還暦を迎えた、ダンガンのドラマー川越健二さんと合同のライブパーティーを企画してくださったのです。
それも、ライブの打ち上げってこんな感じなのかしら? というような和気あいあいの飲み会!
あったまってきたら即興セッションがはじまるのは必然!?

この日だけの特別なセッションに、この場にいられたことをとても幸せに思います。
健二さんのギターも初めて聴きました。
曲は『月の輝く夜に』。


お料理も美味しかったし、3ドリンクも付いて、もう言うことありません。

ダンガンのギタリスト、小倉良さんにも初めてお目にかかりました。
今は著名な作曲家の先生なのにとっても気さくな方でした。
ダンガンのメンバーには個々にはお目にかかっているのですが、いつか一同に会していただけることを願っています。

「私には夢がある」
私の夢は必ず叶う!
コメント (3)
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羽田闘争──50年目の真実

2017-10-08 20:21:42 | 私のお仕事
かつて10・8羽田闘争があった
山﨑博昭追悼50周年記念[寄稿篇]

編:10・8山﨑博昭プロジェクト
発行:合同フォレスト 四六判ソフトカバー(624ページ) 定価:3,900円+税


 今から50年前の1967年10月8日、ベトナム戦争の反戦運動の中で数千人の学生と機動隊が羽田空港に通じる弁天橋上で衝突して、京大生の山﨑博昭さん(当時18歳)が亡くなりました。
 山﨑さんの出身校である大阪府立大手前高校と京大の同窓生を中心に結成された「10・8山﨑博昭プロジェクト」は、50周年を記念して福泉寺に墓碑を建立し、さらに記念誌を発行しました。

 それは、山﨑さんのお兄さんをはじめ、高校同期の詩人・佐々木幹郎さんや京大同期の社会学者・上野千鶴子さん、高校の先輩で元東大全共闘議長の科学史家・山本義隆さんを含む61名の友人や同志からの寄稿を収めた624ページにおよぶ大作になりました。
 寄稿してくださった皆さんの50年間の思いは、原稿の段階でも熱々でしたが、でき上がった本からも溢れていると思います。
 実際、物理的な厚さにめげそうになりながら、皆さんの志の熱さに励まされ、「埋もれさせてはいけない真実」への使命感も芽生えたりして、なんとか50周年のご命日に間に合わせることができました。
 当日は、法要や集会が行われ、平和祈念講演などで盛り上がったようです。
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クジャクの本

2017-06-20 19:56:24 | 私のお仕事
子どものこころの発達を知るシリーズ⑦
性別に違和感がある子どもたち
──トランスジェンダー・SOGI・性の多様性

編著:康 純
発行:合同出版 A5判ソフトカバー(112ページ) 定価:1,500円+税


 20年くらい前から「性同一性障害」という言葉が知られるようになりましたが、今でも家庭や学校などで、ほとんどの大人はその受け入れ方に戸惑っていることでしょう。
 しかし、江戸時代までの日本では性別に対する違和感をもった人に対して寛容な社会だったようです。
 2018年に改訂予定のWHO定める診断基準では「性同一性障害」から「性別不調和」へと変更され、自分のジェンダー・アイデンティティは自分で決める時代になってきています。
 それでも、性別に違和感をもつ子どもたちと接していると、学校や社会のなかでとても傷つき、不安に押しつぶされそうになりながら生活していることに気づかされます。問題は子どもにあるのではなく、社会の受け入れ方にあるのです。
 性同一性障害診療の専門家として豊富な臨床経験をもつ著者からの渾身の呼びかけです。
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お色直し?

2017-01-30 17:24:42 | 私のお仕事
イラストでわかる
日本の伝統行事・行事食

監修:第1部【伝統行事編】谷田貝公昭/著:第2部【行事食編】坂本廣子
発行:合同出版 B5判/オールカラー/ハードカバー(224ページ) 定価:4,600円+税


2008年にご紹介しました『イラスト版行事食・歳事食』『イラスト版子どもの伝統行事』と合本になってリメイクされました。
 

日本の行事はそもそもどんな意味があるのか。
それに伴う行事食にはどんな思いが込められているのか。
形式だけになっている行事の本来の意味を知るのに役立つと思います。

リメイクにあたってオールカラーにすることになりましたが、過去のデータに塗り絵をするだけではないんです。
地道なデータの作り替えの連続は、ほんと~~~うに根気のいる作業でした。
図書館用に作られたので、一般には流通していないかもしれませんが、どこかで見かけたら、私たちの努力を思いやっていただけますでしょうか(汗)。
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お手本にした、シリーズ第1弾です!

2017-01-22 20:10:57 | 私のお仕事
劇場ってどんなところ?』を作ったときに、思いっきり参考にした本があります。
本の作りが特殊なので、何度も何度もページをめくりました。
シリーズものなので、本文フォントも似たものを探しました。
どれくらい似ているのか、実は似ていないのか、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

美術館ってどんなところ?

著:フロランス・デュカトー/絵:シャンタル・ペタン/訳:野坂悦子/日本語版監修:青柳正規
発行:西村書店/B4変型判ハードカバー(38ページ)/定価:1,600円+税 
発行日:2013年07月13日


子どもにとって「美術館」は不思議な場所かも知れませんね。
この本を読んだら、きっと行ってみたくなるはずです。
大人にとってもワクワクがつまった本です。
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本作りもエンタメ?

2017-01-21 21:02:07 | 私のお仕事

劇場ってどんなところ?
 

著:フロランス・デュカトー/絵:シャンタル・ペタン/訳:野坂悦子/日本語版監修:岡室美奈子
発行:西村書店 B4変型判ハードカバー(38ページ) 定価:1,600円+税


劇場は、私たちを夢の世界へ連れていってくれます。
演劇や音楽で心を揺さぶられると、明日への活力をもらえるのです。
この本では、劇場の歴史や舞台裏で働く人々にも焦点を当てて、ひとつの舞台ができるまでを紹介しています。

本の作りも凝っていて、劇場をぶち抜いて見せる観音開きのページや裏側が垣間見えるフラップページなどがあり、バラエティーに富んでいます。
戸惑いもありましたが、新しい技もたくさん覚えたり、とても楽しいお仕事でした。
書店で見かけたら、手に取っていただくだけでなく、ぜひページを開いていただきたいと思います。
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