徹底批判!! カジノ賭博合法化
国民を食い物にする「カジノビジネス」の正体
編:全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会 著:吉田哲也+鳥畑与一+吉田精次+寺田麗子
発行:合同出版 A5判ソフトカバー 定価:1,200円+税
今までギャンブルというものにまったく興味がなく、「カジノ賭博場合法化法案」の存在すら知りませんでした。
でもこの法案が成立したら、興味がないでは済まされない事態が起こりかねないようです。
この本は、ギャンブル無知な私にもわかりやすく解説されていて、カジノ問題について考えるきっかけになりました。
マカオやシンガポールで発生している問題に目をつぶったまま日本に持ち込まれようとしているのです。
人の「負け」で儲ける「カジノビジネス」は、どうしても受け入れられません。
《執筆者について》
吉田哲也(よしだ・てつなり)◉
1971年佐賀市出身、京都大学法学部卒業、弁護士(兵庫県弁護士会)。現在、日弁連消費者問題対策委員会委員、依存症問題対策全国会議事務局長、全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会事務局長。
鳥畑与一(とりはた・よいち)◉
1958年生まれ。静岡大学人文社会科学部経済学科教授。専門は国際金融論。『略奪的金融の暴走:金融版新自由主義のもたらしたもの』(学習の友社、2009年)。他多数。
吉田精次(よしだ・せいじ)◉
1981年、徳島大学医学部卒。医師。2001年からアルコール・薬物依存症治療を開始し、刑務所における薬物離脱教育を6年間担当。2007年からギャンブル依存症の治療を開始。現在は依存症全般を専門として治療にあたっている。
寺田麗子(てらだ・れいこ)
◉1949年沖縄那覇市生まれ。ジャーナリスト。沖縄テレビのニュースキャスターなどを務める。1983年、日本民間放送連盟テレビ活動部門最高賞受賞。NPO沖縄玉水ネットワーク代表、沖縄カジノ問題を考える女たちの会共同代表など。著書に『川は訴える』(ボーダーインク、1995年)など。
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