奈良公園のシカは観光客のアイドルだけど、ひと山越えた地域では害獣として駆除の対象となるそうです。
命の境界線
保護されるシカと駆除される鹿
著:今西乃子 写真:浜田一男 発行:合同出版 A5判ハードカバー(126ページ) 定価:1,500円+税
ところで、駆除される鹿はかわいそうなのでしょうか。
私も最初は「生き物を殺すなんて!?」と思いました。
でも、田畑を荒らされ、生きる糧を奪われるとしたら、それは死活問題です。
昔は山の中に野生動物のエサが豊富にあり、人間社会との絶妙な距離が保たれていたそうです。
気候や生活習慣の変化もあるでしょうけれども、経済を優先した開発にも原因はあるようです。
駆除する側だって狩を楽しんでいるわけではありません。
実際に狩に同行した著者は、駆除に関わる人々の葛藤を受け止め、切実な現状を伝えています。
『命のものさし』の著者たちが直面した、次なる「命」の課題のドキュメントです。
命の境界線
保護されるシカと駆除される鹿
著:今西乃子 写真:浜田一男 発行:合同出版 A5判ハードカバー(126ページ) 定価:1,500円+税
ところで、駆除される鹿はかわいそうなのでしょうか。
私も最初は「生き物を殺すなんて!?」と思いました。
でも、田畑を荒らされ、生きる糧を奪われるとしたら、それは死活問題です。
昔は山の中に野生動物のエサが豊富にあり、人間社会との絶妙な距離が保たれていたそうです。
気候や生活習慣の変化もあるでしょうけれども、経済を優先した開発にも原因はあるようです。
駆除する側だって狩を楽しんでいるわけではありません。
実際に狩に同行した著者は、駆除に関わる人々の葛藤を受け止め、切実な現状を伝えています。
『命のものさし』の著者たちが直面した、次なる「命」の課題のドキュメントです。
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