いなか暮らし

大自然の中に暮らす日々の画像日記  

吹屋 町並散策

2009-11-14 | 旅日記

吹屋(ベンガラ)の町散策
標高550mの山嶺に江戸時代からの銅山の
町 ベンガラ色の家並が今、なお当時の繁栄を伝えている。石州 『島根県』から宮大工、棟梁を招き町並みが統一された見事な家並みです。

         

吹屋銅山 笹畝坑道を歩く
807年(大同2年)戦国時代から1930年(昭和5年)まで採掘された。日本3大鉱山として黄銅鉱、磁硫鉄鋼が産出され長い歴史の中で吹屋の繁栄をもたらしました。この鉱石は、岡山三大河川の一つ高梁川から高瀬舟に乗せて玉島港へ運ばれ、ここからは海路大阪の銅役所へ収められました。 (構内見学は、ヘルメットをかぶり手掘りの様子などを模型、構内放送で見学しました。ベンガラ色やブルー色の水が岩盤から流出していました。)

  

 

広兼邸 見学
享和・文化の頃鉱山とローハ(ベンガラの原料)製造で巨大な富を築き徳川末期に主屋・楼門・城郭と石垣は今も当時の富豪を忍ばせている。『八つ墓村』の映画ロケ地として使われた。邸内見学は懐かしくその昔をここでも興味深く見てまわりました。土間のお台所、カマド、穀物を搗くカラウス等など…


  


 岡山の観光地として名高い、この地高梁(成羽)へ岡山に居ながら訪れる機会も無く、十数年が過ぎました。最近、テレビでも紹介されて県外の友達に誘われて一緒に訪ねました。歴史ある国指定重要文化遺産ベンガラの町並み落ち着いた風情に遠き昔が忍ばれました。ベンガラ色に染色された衣類、アケビ細工など土産品も素適です。中国山地、備中高梁は冬の足音が聞える紅葉の綺麗な晩秋の一日でした。

 


三段峡

2008-09-04 | 旅日記

三段峡  西中国山地国定公園 散策
                   
 三段峡-猿飛-二段峡  三段峡 長淵-黒淵まで

安芸太田町 広島県最高峰の恐羅漢をはじめ、深入山など1000m級の山々が数多く連なっています。三段峡の見所は (黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝)の景観からなる「五大壮観」が主として他にも大小の滝、淵などの渓谷は全長13kmもあります。巨大な岩の上には珍しい松、岩クルミ、トチノ木、モミジなどの大木が生えている。深く侵食された岩間を流れ落ちる水の音を聞きながら、川面には、緑の水が神秘的な美しさです。この地に訪れて眺める景観です。たくさんの大小の滝、川面を写しました。



三段滝



二段滝(数年前の豪雨で崖崩れで、一段滝となった~)

 両猿飛ー二段峡があらわれます。両岸に高さ20m以上の岩壁が幅23mほどの間隔でそびえ立ち清流が緩やかに流れる峡谷を猿渡舟に乗って観に行った。野生の猿が飛び交っていたといわれる水路の奥には爆水流の音が聞こえ、二段滝が現れます。現在は一段の滝となっている。

褐色の岩肌を流れ落ちる小さい滝が幾つもあった。


緑の水面 緩やかな流れの所では緑の川面がきれいだった。

秋の紅葉、新緑の春が最高に綺麗で、観光客も、大勢だそうです。
今日は、すれ違う人も数人で川沿いの細い遊歩道をのんびりと散策しました。
渓谷美、急流を落ちる水音、岩に咲く雄花、のぎく、水引き草を眺めながら
大きな岩の上で、おにぎり昼食をたべました。 山歩きの友と綺麗な滝を
たくさん眺めた夏の終わりの一日でした。  
三段滝ー観光マップ リンク
  

 


 


初回 blog

2006-07-08 | 旅日記

淡路島は玉葱の産地

先月友人と初夏の淡路を一泊旅行しました。慶野松原へ宿泊して、久々の再会と観光を楽しみました。 そんな2日間でした。 淡路は玉葱の収穫の最中でした。道を尋ねたご夫婦も玉葱の抜取り中 申し訳ないと思いながら、ご親切に教えていただき玉葱50~60ケを分けて頂きました。お代を尋ねると 食べてみて下さい、お代はよろしいと、、、親切な言葉に驚き嬉しく成りました。 (私もお百姓育ち、両親が農作業をしていた昔を思い出し、、、 お店で購入する値段を考えてお支払いしました。) 後に田植えをされるのですか?と聞くと何も作りませんとの事でした。至る所に玉葱乾燥小屋がありましたが水田や稲苗を見かける事はありませんでした。 玉葱を年中供給する為に大変な作業が要る事を初めて知りました。 淡路で出会った玉葱農業の方の言葉で心洗われる思いのするいい旅でした。