クガイソウの花畑を楽しみました
2009/7/25 7月らくらく山歩き会 ユートピア 避難小屋周辺尾根
長々と続く梅雨ーーー 当日も予報通り…キツイ風雨の中レインウエァーでの登山となる。出発早々から汗が流れメガネが曇る。今までに無い、大変な登山の予感がする。むし暑い風、雨にうたれながら、急坂を登って行く。~同じ班で歩く、山歩き会代表は、誰もが其の度に不安はあるんです。と云われた。休日毎に厳しい山々を歩き、日々トレーニングされる会のメンバーです。 途中水分補給のわずかな休憩にも、上着を開き外気を入れ再び頂上を目指します。
大山の北壁 嶮しい岩壁、ロープを頼りに一歩一歩進む、崩れ落ちる瓦礫 草木の茂る場所では身丈より高い雑草の中の細い道を歩く、頂上近くなり雨が降ったり止んだりで…時居り眺める遥か向こう日本海、弓ヶ浜、スキー場は明るい日差しでくっきりと素晴らしい眺望が出来た。
山頂目前にして高い岩へ踏み出した時に突然の右側大腿筋肉の痛み痙攣が襲ってきた。班長に話して、代表から薬を貰い、救急からのエアーサロンパスを噴霧してもらった。此処で皆さんを待っているからと座り込む。最後の班を歩いていた6名から外れて班長との行動となった。私が歩かないと班長も頂上に登れないのだ…と思い、痛み、雨と汗、そして涙が止らない。しかし、暫すると足の筋肉の硬縮が嘘のようにとれている。痛みも消えていた。
痛みが消えて何時ものように歩くことが出来る。遅れを取り戻すかのように早歩きになってくる。ゆっくり、ゆっくり、歩幅をもっと小さく…との注意を背に受けながら…見覚えのある大山キャラボク、頂上の尾根に到着できた。雨が止み濃霧の中で~仲間の声も聞え…一面の花畑を目の前にした。リュックから一度も出す事の出来無かったカメラを取り出してシャッターを圧した。ギボシ、クガイソウ、シモツケソウ・・・・数々のお花が最盛期で迎えてくれた。登りきれてお花に出合う事が出来ました。らくらく会に在ってこそ登れた。問題点がたくさん考えられる山登りでした。先輩の方からのアドバイスをしっかりと…肝に銘じて~次につなげたい。
昼過ぎ元谷河原まで下山、昼食、雨が止み気持ちいい風を感じて景観を楽しみながら、班の仲間と語り,充分な休憩が出来た。今回、頂上でのクガイソウの写真数枚のみで、カメラが出来なかった。あの花この花、景色も写したかった。残念で悔しさも一入だった。写真は写さないでとカメラを避けた…歩きandカメラの達人yさんから、たくさんの写真が届きました。いつの間に…凹んだ自分の姿を眺めながら---今回もBlog 投稿が出来ました。(稜線で撮影中 yさん)