霧のおじいさん(2)

2014-10-01 20:55:59 | 童話
僕は急いで歯を磨き、顔を洗って朝ご飯を食べた。

そして、霧の中を学校へ歩いて行っている時に右側のクツが脱げた。
あれっ、足の裏に何も当たらない。

今度は左側のクツが脱げたが、やっぱり足の裏に何も当たらないで、ふわふわとして、夢と同じようになった。

学校に着いて、僕は友達にふわふわとしていた話をすると、友達も同じようにふわふわとしていたと言った。

学校から帰る時間には霧は無かったので、ふわふわとはしなかった。