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この子はフォローの必要な子だよ。

2007年08月21日 | 子育て思い出話*-* コナン編 *-*
日常生活を綴っていたら、「子育て思い出話」がなかなかUPできず・・・

さてさて、療育センターでは、年に3回発達検査があります。
入園後まもなく、コナンの発達検査がありました。(K式です)
ここでの発達検査を通じて、ワタクシはコナンがどんな子なのか分かってきたように思います。

1回目の発達検査でのコナンの様子は、今となってはあまり記憶に残ってないのですが、
とにかく、発達相談員(N先生とお呼びします)から指示されたことをしませんでした。
コナンが教室に戻った後に、診断結果を聞かされましたが、N先生、開口一番
「この子は療育センターでのサポートが必要な子だよ」
とおっしゃいました。
入園前に、周囲から通園する必要はないんじゃないか、と言われていたワタクシは
ワタクシの決断に間違いはなかった
と、妙に安堵したのを覚えています。

その時、N先生に指摘されたことは
コナンはプライドが高く、完璧主義
というものでした。ワタクシ、正直驚きました
Going My Wayのコナンがプライドが高い完璧主義 信じられませんでした。

色々指示されたことをやらないのは、できない自分を人に知られるのがイヤだからなんだそうです

例えば、積み木のテストでも、子供というものは、例え自分に難しい課題だったとしても
「ボクはそれ、出来ないけど、ここまでだったら、出来るよ
と頑張る自分を見せるらしいんですね。
言葉のテストでも、例えば箸のカードを見せられて、「これ、なんだ?」と聞かれて
「はし」という言葉が出て来なくても、その辺にある鉛筆などを握って
「こうやって使うもの」とジェスチャーして、
「ボクはその名前は知らないけど、どうやって使うかは知ってるよ
と、知ってることを伝えるのだそうです。

ところが、コナンはのカードを見せられると「はし」と答えられない自分を
相手に知られるのがとてもイヤなんだそうです。
で、どうするか・・・。
全然違う遊びを始めてしまうんです
つまり・・・
「ボクはこの遊びをやっているので、先生からの質問は聞いてないんです。
だから、答えないだけなんです」

という風になっちゃうらしいんですね。

完璧主義ゆえに、鉛筆などを持って「箸ってこういうことに使うって言うことは知ってるんだよ
ということが出来ないんだそうです。
「はし」という答えが出ない自分の姿を人には見せられない・・・。
「これがこの子の生きにくさ、なんだよね~。
出来ない自分も受け入れられるようになって、ラクにしてあげたいね」

と、N先生に言われました。

そうか・・・。コナンってそんなしんどい思いを抱えていたんや・・・
と、ちょっと切なくなったのを覚えています。

「つもり」を持って遊ぶようになって、力をつけさせようということで
おままごとがコナンには合ってるよ、とアドバイスを受けたのですが・・・。

翌日・・・。教室に行ってビックリしました
教室には昨日までなかった、「おままごとセット」が置いてあったからです
さすが、療育センター、対応が早いっっ

こんな感じで、クラスの子が発達相談を受けた翌日には、教室の配置が変わっていたり、
新しいおもちゃが増えていたりしました。

こういう環境の中で、ワタクシはコナンとどう関わっていけば良いのかを
学んでいったのでした・・・。
コメント (2)
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