懐かしの「明治座」へ

　　　友達に誘われて「明治座」に行ってきました。
　　演目は「祇園の姉妹（きょうだい）」。
　　祇園で生きる芸妓姉妹の物語です。
　　　
　
　　　義理人情に厚く、古風な性格の姉「梅吉」を檀れいが、
　　　
　　　　　（檀れい、綺麗ですね）
　　
　　　気が強くて遠慮なく物申す、打算的な妹「おもちゃ」を剛力彩芽が、
　　初舞台とは思えない長い台詞もあり、渾身の演技を見せてくれました。
　
　　　物の考え方、性格がまったく正反対の姉妹が、
　　繰り広げる芸妓の生き方に、　　
　　実力俳優の松平健・山本陽子・鶴田忍・大河内奈々子・葛山信吾・・・が、
　　「おもちゃ」に騙されたり、振り回されたりで、
　　面白くもあり、情けありの、
　　心に迫る演技を楽しませて貰いました。

　　　
　　　雪のせいでしょうか、２階３階は空席が目立ちました。
　　おばさんの中におじさん少々の観客席、
　　今時の若い方は関心がないのでしょうか？
　　少々さみしい気がしました。
　　　　
　　　浜町駅の銀杏の木。
　　明治座。
　　通勤帰りに寄った洋服屋は食べ物屋に。
　　当時を懐かし見ながら、芝居の余韻を心に、
　　　　　
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