公星ハウジングのハムスターブログ

日々の出来事を綴っていきます!

野村万作・萬斎「狂言」の世界へ!

2020-02-07 16:54:40 | 日記
   友達と「狂言」の世界へ、行ってきました。
   

   舞台は、松の木3本と、金屏風がバックにあるだけの、
  いたってシンプルなものです。

   大鼓・小鼓・笛の素囃子「男舞」。
  
   続いて万作の「棒縛り」。
  留守番をさせると、いつも酒を盗み飲みしている太郎冠者を棒縛りに、
  次郎冠者を後ろ手に縛って、出かけましたが、
  それでも飲みたい二人は知恵を絞って、樽から酒を盗み、
   (飲みあう姿が面白い
  
   ほろ酔い気分で、舞ってうたっている所に主人が帰ってきて、
  大騒ぎになる話ですが、
  袖に棒を通し、案山子のような格好で、
  演ずる姿はとても88歳には見えません。
  すごい
  さすが「人間国宝」の人は違いますね。

   休憩をはさんで、萬斎の「蛸」吐墨。
  旅の僧の前に、蛸の亡霊があらわれ、漁師が大蛸を釣り皆で食べた昔話を語る。
  食べられた大蛸が霊になって夜な夜な現れるので、
  塔婆を立て、読経して弔ったという話です。
 
   萬斎が考案した蛸の「墨吐き」。
  細いテープのようなものを派手に観客に撒く演出で、
  一層盛り上がりました。

   始まる前に萬斎が、面白おかしく、分かりやすく、
  解説をしてくれたので、あらすじが理解できて良かったです。

   前から2列目の真ん中の席でしたので、
  顔の表情も良く見ることが出来、最高の狂言でした。
      
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