やーっと、秋らしくなってきましたね朝夕涼しくて過ごしやすいです。稽古もぐっとしやすくなりました。おはようございます!一刀貫です!ご無沙汰しておりました!
ちょっと長期の出張仕事をしており、昨夜は久々の稽古となりました。お休みの間、割と素振りは続けておりました。最近ホントに、素振りって難しくて面白いなぁと感じます。まず何より、自分の剣道がすごく上ずってるのが分かります。自分の重心が、いいところ脇の下くらいに感じるんです。もちろん重心は低い方が安定しますので、まぁ足元フラフラです。実際面をつけての稽古で、掛り稽古でも地稽古でも、力が入って肩が上がり、重心がものすごく上ずってるのが分かります。それが素振りで再現できるので、これを少しでも下ろしたいのですけれど、今はまだそういう段階にすらありません。素振りってホントに色んな注意点が合ってまだ全然まともに振れてないので、そこをまずは直さないと。直ってくるにつれ、自然と重心も降りてくるように思います。
昨夜もまずは先生に素振りを見て頂きました。今回も非常に細かいご指導を頂き、素振りの深さ面白さを改めて感じました。ご指導通りに振っていると、次第に力が抜けてスパっと振れる感じがしてきました。おおお、面白い!普段は150も振ると疲れてくるのですが、これならもっと行けそうです。引き続き素振り道、精進して参りたいと思います。
さて昨夜は、六段審査を受けられるY先生と立ち合いをさせて頂きました。色々考えず「なるべく先駆ける」つもりで臨んだのですが、結果大先生からは「二人ともダメー」とのこと。トホホホ。うまく機を見る事が出来ませんでした。
その立ち合いを、他の先生が動画に撮ってくださっていました(K澤先生ありがとうございます!)。嬉しいやらもう見るのが怖いやらなんですが、意を決して目を薄目にして見てみました。すぐに「ん?」と、最初の面二本で気が付きました。全然意識してなかったのですけれど、何か私、面が大きくなってる気がしました。悪い所を上げればキリがないのですが、一点面が大きくなってるのは興味深いなと思いました。何でかと考えたときに、思いつくのは「素振り」です。素振りって「小さい素振り」って無いので。その影響としか考えられません。稽古がこういう風に影響して来るんだなぁ、いや改めて剣道って、人間て面白いわ。と感じました。そして引き出しが増えたようで、ちょっと嬉しくも感じました。
その後の稽古で大先生が元に立たれたので、すぐに稽古をつけて頂きました。大先生はずっぱずっぱ攻めてこられるので、それに負けないように先駆けられるように心がけて掛かりました。「それよ、いいじゃない。そういう感じで打たないと」とのお言葉頂戴し、心晴れる思い。いつも大先生と稽古すると「ちょっと上手くなったのかな」と思えます。指導者としてもとても参考になります、有難うございました。
稽古あとに大先生にご挨拶すると「歳相応の剣道を」と言われました。そうだ、そろそろ意識を変えて行かないといけないのかも。そういや私のやりたい剣道は、ちっさくパンパン当てるより、それに動じず迎え入れるような大きい剣道なのだよなとも思いました。良い機会なのかもしれません。
私よりずっと若いんだからっはっはっは!
九〇歳を超えてなお元気で剣道を楽しんでらっしゃる大先生のお姿こそ、私の目標なのだなとも感じます。これからもどうぞ何卒、よろしくお願いいたします!
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます