大好きな紫陽花が町中に溢れるこの時期が大好きなのですが、じめじめした梅雨はやっぱり苦手です。おはようございます!一刀貫です。梅雨…そういえば奥方が今年も梅酒を漬け始めましたようほほほほ💕
さて先日先生からズバリ、「面を大きく打て」と注意されました。大きい面が打てれば、小さい面も打てるようになる。小さい面を打ってては、大きい面は打てない。・・・・一言一句、おっしゃる通り
かくしてさんざん「大きい面が打ちたい」などとほざいて参りましたが。「いやお前、大きい面を打とうとしてないじゃないか」という、非常にベーシックかつ致命的な事態に気が付いてしまいました。
小さい面と大きい面をどう区別するか。多分相手が見えるくらいまで両手を振り上げたのが、大きい面でしょう。竹刀を前に出していって、冴えで打つのが小さい面。大きい面が打てずにこの小さい面を打とうとすると「冴え」が分かってないので、相手の面を撫でるようないわゆる「刺し面」になってしまいます。私はどうやらそんな感じになっているようです。
まずは自宅で素振りをしてみました。そこで気がついた「冴え」のなさ。どうしてなのか。これじゃあ斬れない。あれこれやってみても、どーーしても冴えない。そうか「冴えない奴」ってのはこういう事を言うのか―ははははは(乾。先生に教えて頂こう…
昨夜の稽古に参加すると、見かねた先生の方から素振りのご指導を頂きました。あー、振りもだけれど構えからもうなってなかったわけです。どうも構えの時点で腕が伸びていて、振ったときにぴっ!とならない。そこでちょっと腕に余裕を持たせてみるとーーー!!!やっぱり冴えない そんな簡単に行ったら苦労せんわけです。剣道は深淵でその道は長いのであります…。
稽古が始まり、基本打ちで大きい面を試してみました。おでこの上くらいまで左手を上げてぱぁん!と打って出る。と、これまでよりも前に出る力が強く感じられ、さらに打ちも強くなったような気がしました。これは結構いけるかも!?で、その後先生に稽古をつけて頂く際に試してみると…いやーもう、すがすがしいほどに全くできない。先生には「ものすごく力が入ってる」とご指摘頂戴しました。ああもう剣道始めて八年か、未だに当初と同じことを言われてしまう成長の無さよ…。頭に「大きい面は遅い」という思いがあって、なんとか付いて行こうとしてその準備で体ががちがちに力が入ってしまうようです。それ逆で、力が入れば遅くなるわけです。いやもう全然なんとも、なりません
速い面に対しても「合わせられる、負けないのだ」という「気持ち」を持たなければこれはうまく行きません。その為には、稽古重ねるしかない。その中の経験値で頭のイメージを変えて行かないと。
改めて私の目標は、この「大きい面」を打てるようになる事です。たどり着けるのかどうかははなはだ疑問ではありますがが、自分の歩いていく道が、やっと見えた気がします。
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
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