先日オススメ頂いて、写真の本を読みました。波多野先生という、八段の先生が書かれた本です。
46歳から剣道を始めた私、どのような心持で剣道に向き合ったものかと考えていましたので、
非常にありがたかったです。文章がするすると入ってきて、2日ほどで読んでしまいました。
各章のタイトルは以下のような感じです。
お分かり頂けるかと思いますが、具体的な技も紹介されてはいますが、
基本的に社会人剣士(まあ、多少歳いった剣士て感じでしょうか)が、
どのような心構えを持って剣道に対すべきかという事が書かれていました。
私のような初心者から高段者まで、とても参考になる事が書かれています。
読み進めていく中で、この本の大きな一つのテーマが見えてきて、
それがとても痛切に自分の剣道を反省させられました。
それは帯にも書かれているのですが・・・
「(相手に)打たれずに(自分だけ)打とう」とする剣道から脱却する
という事です。なるほど。私はまだまだ初心者のくせに、
「打たれたくない」という気持ちが、自分が認識している以上に強いように感じました。
その結果相手の動きに過敏に反応して崩れて打たれてしまったり、相手が出てきたら下がってしまったり。
あれはきっとすべて、「打たれたくない」という思いが強いからではないかと思いました。
と思いついた時に。これまた、ああ!と思いついた事があります。
それは「打たれたくない」という潜在意識から、
初心者の私は安易に腰が引けて、左足を引いていたのではという事です。
左足を引けば左足は外を向き、当然体は反時計回りに回って体が開きます。
結果ひかがみが曲がって後ろ体重にになり、何とも格好の悪い構えになっていた。
なるほど・・・
となると、ずっと悩んできた構えのおかしさや鉤足とか体が正面を向かなかったりは。
もしかして「打たれまいとする心」、が大きな原因の一つになってるのではなかろうか・・・。
なるほどなるほど。
剣道は面白いですねぇ。合理的論理的に竹刀を物理的に動かしとけば良い、のではなくて。
そこに精神的な事が、非常に深く結果として現れてくる。
なるほど「剣の理法」とは良く言ったものだなぁと改めて思ってみたり。
(剣の技術、ではないんですね)
格好良くありたい、と思って始めた剣道ですが。今改めて「面白いなぁ」と感じ始めました。
見えそうで全然見えない、出来そうな事が、全然出来ない。
そこでとりあえず家で嫁様に、「俺、ちょっとちゃんと剣道やるわ」と宣言しました。
まあ当の嫁様は、「は?」って顔してましたけど(笑。
明かるく楽しく元気よく!
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しっかり真ん中をとって、しっかり真っ直ぐ上から打つことに専念したいと思います。変な癖を矯正せねば。
この変な癖は、一刀貫さんの言う「打たれず打ちたい」からきてるんですね~。
ぜひ、基本稽古、お付き合いいただけますようお願いいたします。
多少出来るようになったか?と思えば、もうほとんど根底からダメ出し頂いてがっくし。自分が「やりたい、こうありたい」という剣道まで、全然レベルが達してない事に気が付かされます。やはり基本は稽古、基本の稽古、しかないんですよね。こちらこそ本当に、よろしくお願いいたします。
かしこ