オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

一度に何件もの顧客をこなせない

2020-01-21 15:42:00 | 銀座の周旋屋

 

 年初から、仕事のほうが無茶苦茶に忙しくなってる。

 小さな賃貸から売買・管理・改修工事まで、不動産全般の話が一気に入ってきておって、のんびりしてる暇がまるでないくらいに、不健康な日々になってる。

 一度に20件そこらの不動産の契約は同時並行でできておったものが、いまや2~3件で意識が朦朧としてくる。

 こういうときは丸々一日、連絡が取れない状況にしたくなる。

 そうして高い雪山の上で下界を悠々と眺めて過ごす。

 ・・・ご縁がなければ仕方がないのさ・・・タチの悪い周旋屋になってる。

 永くこういう商売をやってると、ゼニカネ儲けと会社を大きくしたいというだけの馬鹿や阿呆とは顔を突き合わすのもご免だ! と、そういうことが多くなってる。

 ・・・ガツガツすんなよ! みっともないぜ!

 起業はのんびりと、独立自営も悠々と、俺自身が30代半ばからそうやって生きて来た。

 

 さて、去年から不動産業者向けの融資が厳しくなっている。

 今年はあと半年くらいで、メガバンクの融資も急ブレーキがかかってくるという話が業界ではある。

 俺はもっと厳しい読みで生きてるから、笑って聞いてるだけだが、自分のやる気だけで、そんな状況下で生き延びて行くには、相当な無理があり、相当な準備が必要になる。

 やる気さえあればなんでも出来る・・・は、高度経済成長というただの復興期の幻想でしかない。

 ・・・死ぬ気でやるから! ・・・あんまり良くなかった成績表をもらった小学生でも、よく口にする言葉だが、別に命あるものなら人間だけでなくとも、みないつも死ぬ気で生きている。

 自覚がなくとも、死に向かって生きている。

 ながく自営を続けてる者から見れば・・・お幸せに!!・・・な話だ。

 借金・負債を持たずに、のんびり手の届く範囲から、自分で出来ることだけ、ゆっくりやんなさいよ。

 

 地方に行くと、あちらこちらの観光地で、夜のライトアップをしてることが多くなってる。

 日本の田舎町は、東西南北、気候の違いがあるくらいで、景色はだいたいおなじようなもんだ。

 昔からの観光地であれば色褪せた看板や建物が軒をつらね、五平餅や焼き饅頭くらいを喰うくらいで、この歳になるまで遊び惚けて来てると、別段に観光地じたいは興味も失せてしまってる。

 だから夜の電飾ネオンで様変わりしてる光景は、新しい刺激にはなるけんども、チャチなのはいただけない。

 寒い夜空に真っ白な息を吐き・・・蛍の光だな~・・・寒いだけだったということも多い。

 

 仕事以外でも、多くの関わり合いや多くの身内の動きに関わってるから、今年はすでに息切れしそうな感じだ。

 日本中の米が送られてきたり、あちこちの農・水産物も送られてきておって、俺はブツブツ交換で生きてる訳じゃ~ないから、その始末にもテンヤワンヤ。

 ・・・やっぱり、2~3日は、姿をくらまして行方不明になるか・・・。