オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

雪山に登るまえに、滑落するなよ

2018-12-17 12:03:49 | 地球と生きる

 

 スノーボードが、まだ日本では売ってなかった時代に、俺はカナダから板とビンディングを取り寄せて、日本のスキー場で滑り始めてた。

 30年以上も前のこと。

 外国にも彼女がおった時代だから、情報は速かった。

 グッズもなければ、ハウツー本すらなかった時代。

 新潟や長野のスキー場に行くと、みなが・・・なんだそれ?・・・という時代だった。

 いまでも当時に乗ってた板を持ってるが、好きな外人なんかが見ると・・・オウ!!・・・となる。

 バートンの博物館で見たことがある・・・と。

 俺の子供らはスキーの基本を教えると同時にスノーボードも教えてやってるから、みな成人してる連中はだいたい今でも普通に滑ってるようだけんども、オストメイトとなって1年目の冬に、俺はボードにも乗ってみてる。

 滑ることはできるけんども、今で言うハードのアルペンタイプに乗ってたから、ちょっとメンドクサかった。

 腹のパウチが気になって、耳が風で鳴るくらいのスピードが出ると転んだ時のことを考えてしまう。

 気にしてると転び方まで考えてしまって、逆に自由に滑れなかった。

 もうさ、エエ歳こいてるんだから、ショート・スキーで軽く滑ってるのが良いと想ったさ。

 雪の上を滑るだけでも気持ちは良いもんだ。

 で、今度はショート・スキーの半分のサイズの、クルクル回って遊べるベリー・ショート・スキーに乗っておったが、今年は靴のサイズでそのまんま滑れるアイテムが北欧の国から商品化されてる。

 欲しいと想ったが、まだまだ値段が手ごろではないから、もう少し様子を見るわいな。

 雪山登山では、小さなヒップソリをザックにぶら下げて登り、下りは滑って降りることもある。

 板を担いで登るほど、もう体力は無い。

 スキーくらいなら、オストメイトでも普通に愉しめる。

 ただ、ヘルニアベルトだけは締めておけよ。

 俺は日常は体形に合ったサイズのヘルニアベルトを着用してるけんども、激しい動きをするときはワンサイズ下のきつめの奴を締めることになってる。

 腹筋の代わりもしてくれるという訳だ。

 今年も、雪山だけでなく、滑りに行くぜ。

 

 昨日は結婚する娘夫婦と食事をしたけんども・・・式なんざ金かけて無駄なことなんてするなよ、写真撮っておきゃ~エエがな、親族の挨拶なら山の帰りに俺があちこちに出向いてやるがな、それで十分だ、それよりもわかってるだろうな!? 俺が海で泳いで山に登ってるうちに孫をよこせよ! 

 鍛えあげてやるがな。

 みな大笑いしておったが・・・本当にわかってんだろうな。

 

 3年前に、日本のオストメイトの情報にはだいたい接してみたもんだったが、なんか辛気臭くて、可哀相過ぎて、見て居られなくなったもんだ。

 俺はぜんぜん違うタイプの60年を生きて来てると実感したから、見なくなった。

 情報と言っても、初心者の俺の方が多いと確信したもんだった。

 それから3年、その当時の情報源を見ておると、相変わらずの後進国ぶり、呆れるわ。

 なにも進歩してないのは何故? サクラの類? メーカーや協会の差し金? 関わらなくて良かったとは想う。

 変な国、日本、これは一般社会だけでも凄いもんだが、障害者の世界なんてもっと惨憺たるもんだろう。

 俺のまわりのオストメイトは情報発信をしないから皆さんには伝わらないんだろうが、もっと最新の愉しい生き方をみなどんどん続けている。

 なんでも出来る、こんなことも出来る、なにも気にすることはない・・・これが真実だ。

 

 いまや国家のやってることは遅れてる、公共の組織やグループなんて時代遅れ、これが日本の実態だな。

 メディアなんざわざわざ小さな世界を自作自演の自画自賛で作ってる幼稚な世界だから、むかしから興味も無い。

 そこで働いてる奴らの日常生活を見て居れば愛想も尽きるさ。

 メディアでは報道できません! という人間がもっと増えてくればさ、オモシロイ世の中になんだけんどもな。

 まだまだ流れてる情報は、フィルター付きの安っぽいモノばかり。

 安倍や麻生の政治を見ておれば解るだろうよ・・・ヘナチョコが恫喝と締め上げだけで統治出来てる社会、どいつもこいつもチンチクリンで、ちゃんちゃらおかしいぜよ。



最新の画像もっと見る