膝の靱帯と半月板を傷めて3週間になるが、骨折した方が楽だったというような、そんなグジグジした煮え切らない状態で歩き回ってる。
またやるんじゃ~ないかという、そんな思いがあるから、用心のしっぱなしで、疲れるもんだ。
それでも関節は動かしながら治すしかない訳で、病院や医者には頼らずに、コツコツやっている。
日曜は、出掛けて歩くには歩いたが、高齢者同士の逢引きの手立てもやっておった。
今生の別れと言う奴だ。
どっちも、いつ逝ってしまうかも解らない、刹那の邂逅、面影を頼りに、のんびり語り合っておった。
その後に卒業した旧制中学のあった場所まで連れて行ってやり、飯を喰って送り届けておいた。
正確な記憶の話の後は・・・これからどこに行くんかいの??・・・そればかり聞いて来ておった。
なんどでも、おなじことを笑って答えながら、運転しておった。
ほとんどボケているとはいっても、記憶の中には80年前の幼かった時代の光景が鮮明に思い出されることもあるようで、正確な話もしておったが、動いて、いつもと違う景色を見て、想い出す、この行動が認知には良いようだ。
誰でも良いという話ではなく、それには信頼し合っている関わり合いがなければいけないのは、言うまでも無い。
その信頼とは、日常の、積み重ねでしかない。
言葉や情報や、ましてやモノでは動かない、心開かない、ある意味で、この洗脳と煽動だけで動いている現代社会では、正常な生き方をしているとも言える。
過去40年間で、世間を騒がせた経済事件は幾つもあるが、良い悪いは別にして、その大半の経済事件の首謀者らとは、若い頃から面識はあり、親しい部外者として、その家族や親族の世話をしたりもあった。
利害をいっさい絡めない付き合いだし、やって起こしたことよりも、その今の相手と笑い合っている、そんな感じ。
貧しい者や弱い者は騙さないという、男っぽい強い表づらとは違って、弱い部分の話を頼まれることが多かったのは、こういう生き方を続けているからだろう。
ナニがあっても他にはいっさいを口外しない、守秘義務の商売だから当たり前のことだ。
人間はみな同じだ。
違いがあるとすれば、たった独りになっても、悠々と笑って生きれるかどうか、それだけのことだろう。
無理に頑張ってそうする訳でも無く、生きてる価値観がそうなっている。
だからどこへでも、誰とでも、普通に出掛けて行って話し込んでる。
ここ20年、経済事件の詐欺の中身が幼稚なまんま、糞オモシロくも無いが、そんな幼稚な手口でもひっかかっている馬鹿が多いから、そのまんま手を変え品を変え、続いているのさ。
被害者になって喚いてる幼稚な猿や、自分というものが確立出来て無い多くのそんな大人社会には、最初から興味が無い。
欧米先進国が、相変わらずのコロナとワクチン狂騒曲を演じている。
知識と情報でそのオツムを統制されている先進国のロボット猿の群れは、プログラム通りに整列して動く。
モノには恵まれて我欲は潤っておってもだ、思惟と肉体に関しては幼児のまんま、制御・管理されてしまってる。
自分の身体・肉体の話でも、自分で判断と決断と行動が出来ず、医者や専門家や誰やらの意見を聞いてからでなければ動けない、これは幼児とおなじだろう。
そこにキリスト教という淫靡な宗教の教義が利用され活用され、特に酷い惨状を顕わにしてしまってる。
これが目的でもあったのだろう、世界人類の中心地の移動と、価値の大転換を果たすには、キリスト教という宗教教義から日常を切り離す必要がある。
我が国にはこれと言った主になる宗教が無い。
これが功を奏している。
そうしてこれといった宗教も無いのに、島国と厳しい自然環境という現実だけで群れになれる。
島国に隔離された原住民が、最先端の生活用具を与えられて暮らしてる、大笑いすべきところだが、もっけの幸い。
そうしてこれから世界の中心となる中国の隣国でもある。
現 世界覇権国アメリカと、これから世界覇権の中心に座る国との、いろんな物事の移譲が秘密裏に進んでいるが、表向きは喧嘩腰、これは民衆の憤懣の捌け口にしているだけだ。
中国は国内をどんどん整理整頓していってる。
恒大の破綻の話などはその一環でしかない。
一番に困るのは怪しい債権に組み込んでるアメリカの投資家たちだろうが、中国は関係なしに他も破綻させるだろう。
と同時に、いままでのあらゆる分野の世界の権威というものを、すべて新しい中国中心のモノに変えようとしているから、文化・芸術・学問などは徹底的にいままでのモノが攻撃対象になって行くだろう。
アメリカはどんどん分裂していってる。
日本のメディアはアメリカ大メディア群のチンケなカマセ犬だから、いまはまだ親アメリカ、反中国の立場にいるが、じきに180度変更せざるを得なくなる。
政治家も役人も、おなじように席替えを始めるだろう。
惨めったらしい猿芝居だ。
そうして国民はナニゴトもなかったかのように、即座に転身してしまう。
100億人の間抜けな猿人に拍手されるよりも、独りの人間と笑い合っていたい、俺の63年だな。
群れで洗脳され果ててる子や孫の・・・真面目な姿・・・には、なんの興味も湧かんわいな。
さて、東京を、しばらく離れる。