コタラの社長日記

スリランカ産ハーブ「コタラヒムブツ」(学術名サラシア・レティキュラータ)を紹介され、世界初のサプリメントを製造!

義父の言葉

2005-12-05 09:51:39 | Weblog
ホスピスに移り、ベッドに寝ている東京ジ~ジの所に、
娘がメルと名付けられたミニチュアダックスを連れてきてベッドの上に置きました。
メルは東京ジ~ジの足元から顔に向かって走り出し、ペロペロ舐め出しました。
ジ~ジは嬉しいのと迷惑なのが入り混じった笑い声を出していました。
毎日の様にメルは、病室に連れてこられ、
愛嬌を振りまいて帰って行きます、看護婦さんにも人気でした。

娘、妻、僕の3人は、
それぞれ時間が取れれば病室に行き、そばで見守る様にしました。
新幹線で出掛けた時は、
夜の10時過ぎでも寄り、寝顔を見て帰るようにしました。
時たま眼を開け『来たの?』と声を掛けてきました。
行って来た場所を言い『調子は、如何ですか?』と、
この様な会話が何日も続きました。

妻には『お前の家に帰るから仕度してくれ』と何回も言ったそうです。
『点滴の管が付いていては駄目でしょ』と答えると、
『あっ、そうか』と笑いながら話したそうです。

この様な会話も有ったそうです、
『パパが新しい仕事を始めたので心配』と妻。
『お前の旦那の事だから大丈夫、心配する必要は無いよ』と、
義父は言ってくれたそうです。

塗装の仕事を始めた時も心配してくれました。
始めたばかりで銀行が相手をしてくれませんでしたので、
貰った手形を何回も買い取って貰い助けて頂きました、
つい昨日の様に思い出されます。
あの頃は、東京バ~バも健在でした・・・


庭でたたずむメル