先週は、快晴の日が続いたために、気象庁観測値ランキング(最高気温)の上位に入るほど自分達の街での気温は高かった。しかし、夜になると雷雨などために、月の輝きを楽しむチャンスがほとんどなかった。今週は先週の反動かと思いたくなるほど、はっきりしない空模様が続いている。それにもかかわらず、昨夜は20時頃に上空を覆っていた雲が切れて、昨日3時26分に満月(望)となった明るい月が近くの尾根から昇った。
今回の満月はスーパームーンであり、ブルームーンとも言われている。「(1)今回のものは今年初めてのスーパームーンである。(2)ひとつの季節において4回の満月が観測できるとき、3回目の満月はブルームーンと称される(NASA)。」からだ。
この画像ではホワイトバランスをカメラに任せるオート(雰囲気優先)に設定した。望遠 320 mm(トリミング)、ISO感度640、シャッター速度1/1000秒、絞り f 値 9、手持ち撮影。21時頃。
ブルームーンと呼ばれるのは月面がブルー色を帯びていることによるものではないが、なんとなくスーパー・ブルームーンをイメージしているような気がして、わたくし自身は上の画像に惹かれている。
それでも、自分の視機能で感じた月面の色を再現するために、ホワイトバランスを太陽光に設定してみた。望遠 320 mm(トリミング)、ISO感度640、シャッター速度1/1000秒、絞り f 値 9、手持ち撮影。20日21時頃。
ところで、今月、興味深い記事が「National Geographic(日本語版)(2024年8月7日)」に掲載された。記事のタイトルは「月が本当に人間に影響を与えている可能性、長年の否定論を変えつつある最近の驚きの証拠」である。そして、「新月、満月の時期には、太陽、地球、月が一直線に並び、地球の両側にかかる引力と慣性力が最大になる。」との記述が記事の中にあった。
ちなみに、月の大きさは地球の1/4であり、その重力は地球の1/8、月と地球との距離は38万 km である。
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下図は、国立天文台HP(暦計算室 )から引用した。
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東洋医学では月の人間に対する影響が指摘されているが、西洋医学などの分野においても月の影響に関する実証研究がはじまったようである。昨夜はそのことを思い出しながら、明るい月にレンズを向けた。
今夜も雲が切れそうである。再び、明るい月が現れることを願って(しかし、月の出頃から雨天となった、22日追記)。