異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

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天皇陛下を超えた安倍首相の増長ここに極まれりだ(天木直人のブログ 2017.1.1)…天皇の口を封じ、安倍首相が年頭所感

2017-01-01 23:50:16 | 昭和天皇 平成天皇 天皇制

http://天木直人.com/2017/01/01/post-5848/より転載

天皇陛下を超えた安倍首相の増長ここに極まれりだ

2017年1月1日  天木 直人

 新年の恒例である天皇陛下の所感は、やはり今年はなかった。
 ...
 負担軽減のためだという。

 誰がそんな宮内庁発表を信じるというのか。

 年頭所感を発する事が天皇陛下の負担になるとはとても思えない。

 それどころか、天皇陛下が述べられた8月のお言葉の内容をいま一度思い起こせば、年頭所感の発出こそ、天皇陛下が最も重視されている象徴天皇としての行事だ。

 これは安倍首相による天の陛下の口封じだ。

 そして、そのことを私はきょう元旦の各紙を見て確信した。

 きょうの各紙が一斉に掲載したのは、安倍首相の年頭所感だ。

 もし天皇陛下の年頭所感が発せられていたら、当然ながら天皇陛下の所感が真っ先に報じられたに違いない。

 安倍首相の年頭所感がここまで大きく報じられる事はなかった。

 天皇陛下の年頭所感が見送られたからこそ、ここまで大きく安倍首相の年頭所感が報じられたのだ。

 しかも安倍首相の年頭所感の内容は、天皇陛下が発せられたであろう年頭所感とはまるで異なる。

 未来への挑戦に向けた強い決意を述べ、1億総活躍社会をつくるといい、国際情勢の荒波の中で日本を世界の真ん中で輝かせる、と大言壮語している。

 これはまさしく安倍首相の施政方針演説だ。

 安倍首相は天皇陛下を超えた存在になったということだ。

 そして、今度の国会で提出され、成立するであろう、「天皇陛下の公務負担軽減等に関する特例法」により、天皇陛下の事実上の生前退位が決まる。

 名実とも安倍首相が天皇陛下を超える存在になる。

 ここまで傲慢になった安倍首相は、その瞬間から坂道を転げ落ちるように失墜するだろう(了)

・・・・・・・・・

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西村宮内庁次長の初仕事は天皇陛下の口封じだったということだ 天木直人 ...

 

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9条精神で地球憲章を 東大名誉教授ら呼び掛け 〔東京新聞 2017.1.1〕

2017-01-01 22:16:17 | 憲法

日本を代表する教育学者である堀尾先生は、長年にわたって平和教育の研究についても熱心に取り組まれてこられました。
83歳になられた堀尾先生は、現在の安倍政権下での、特に憲法9条を踏みにじりつつある日本の政治状況に大変な危機感を持たれています。
一切の戦争と軍備の放棄を政府に命じる日本の憲法9条が、完全に実現することもなく今や戦後最悪の安倍暴走政権によって葬られようとしているからです。

その憲法9条を守り抜くには、もちろん国内の僕たちがこれまで以上にたたかわなければいけないのは当然ですが、同時に世界中で侵略戦争とテロの応酬の連鎖が広がる中で、一切の戦争と軍備の放棄を政府に命じる憲法9条の精神を今こそ世界中の「平和を愛する国民」と共有し、ともに声を挙げたい、またそうしてこそ初めて憲法9条を守り抜き、その完全な実現に向かうこともできる、――堀尾先生はそう考えられ、「9条の精神で地球憲章を―非戦・非武装の世界を実現するために」という国際的な運動を提唱されました。 (目良 誠二郎

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東京新聞 TOKYO Webhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201701/CK2017010102000118.htmlより転載

9条精神で地球憲章を 東大名誉教授ら呼び掛け

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 憲法九条が掲げる戦争放棄や戦力不保持の精神を盛り込んだ「地球憲章」を、各国の市民が力を合わせてつくろうという動きが、学識者や弁護士らを中心に進んでいる。今年は憲法施行七十年。「九条は一国の平和だけでなく世界の平和を求めるもの。地球憲章を実現することは私たちの使命だ」と賛同を呼び掛けている。 (安藤美由紀)

 中心になっているのは、平和教育の研究者で東大名誉教授の堀尾輝久さん。堀尾さんは日本国憲法の歴史を調べる中で、制定に携わった幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相が「世界は早晩、戦争の惨禍に目を覚まし、同じ旗をかざしてついてくる」と演説するなど、戦争放棄を世界に広めて平和を実現したいと願っていたことを知った。今なお紛争やテロが絶えない現実を変えるため、九条を基に地球憲章をつくる運動を思いつき、施行七十年となる今年、本格的に動きだすことにした。

 趣旨に賛同した約十人で世話人会を結成。九条の内容や世界に広げる意義を説明した趣意書を、英語、ロシア語、フランス語、中国語など七カ国語に翻訳している。今月中にウェブサイトを立ち上げて趣意書を掲載し、呼び掛け人と賛同者を世界中から募る計画だ。

 当面は、賛同した各国の市民らが九条の精神を生かした地球憲章をそれぞれつくり、公表してもらうことが目標。国連憲章のように国際機関が公式に採択するものではなく、民間が独自に掲げる憲章を想定。将来的には「世界共通版」の地球憲章もつくり、各国政府に働きかけて国連決議につなげることも視野に入れている。堀尾さんは「九条は世界政治を変える力を秘めている」と強調している。

◆憲法九条

 一 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求(ききゅう)し、国権(こっけん)の発動たる戦争と、武力による威嚇(いかく)又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 二 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

 

 

 


【言わねばならないこと】 「強い国」はもうごめん ジャーナリスト・関千枝子さん

2017-01-01 22:02:39 | 平和 戦争 自衛隊

東京新聞 TOKYO Webhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2016123102000118.htmlより転載

【言わねばならないこと】

(84)「強い国」はもうごめん ジャーナリスト・関千枝子さん

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 一九四四年、十二歳の時に父の転勤で広島に引っ越した。原爆投下の朝、高等女学校のクラスメートは、空襲の際に火災が広がらないよう事前に建物を取り壊して大通りをつくる「建物疎開」に動員されていた。爆心地から一キロの場所で、奇跡的に助かった友達一人以外は全滅だった。

 私はおなかを壊して自宅で寝ていた。休んだら非国民と言われるから「行く、行く」と言ったが、母が絶対に行くなって。父が玄関で出掛ける準備をしていた時、ピカッとすごい光。天井、欄間ががらがらと落ちてきて、台所で皿を洗っていた母と抱き合った。あの瞬間は忘れない。

 戦後、先生から新しい憲法の話を聞き、「戦争放棄」という言葉がうれしかった。クラスメートが生きていたらと、痛切に思った。文化やスポーツも復活して楽しかった。校舎もなく、仮教室だったけど、笑ってばかりだった。「男は命を惜しまず、戦争に行け」「女は、夫や子どもの命を差し出しても誉れだ」と思わされていたが、「戦争は民を不幸にするだけ」「戦争に強いのがいい国じゃない」と実感した。

 安倍晋三首相は安全保障関連法を「戦争法」と言われると、「平和を願っている」と怒るが、結局は「強い国」にしたいのだろう。もう強い国なんてごめんだ。そう思って、安保法で精神的苦痛を受けたと、八月に東京地裁に訴えた女性百六人の原告団に加わった。

 首相の「積極的平和主義」も信用ならない。昭和の初め、日本は「東洋平和のために」と中国に侵略した。中国人を一人でも多く殺せば、日本は平和でいい国になると、みんな平気で言っていた。国の政策は当てにならない。だから「平和」ではなく「不戦」と言おうと呼び掛けている。

 <せき・ちえこ> 1932年、大阪市生まれ。元毎日新聞記者、元全国婦人新聞編集長。著書に「広島第二県女二年西組-原爆で死んだ級友たち-」「ヒロシマの少年少女たち-原爆、靖国、朝鮮半島出身者」など。

 

 

 


2016年から初詣を辞めています。神社本庁が改憲勢力と関連しているとの疑いがあるためです。・・・

2017-01-01 01:03:00 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

 渡邊 基  FB憲法九条の会

今年(2016年)から初詣を辞めています。
神社本庁が改憲勢力と関連しているとの疑いがあるためです。
私の賽銭が改憲勢力のためのアシストになることには耐えられません。

 
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安倍政権が目指すのは、ずばり「国家神道(天皇を神とする宗教)」の復活!

戦前の2本柱は、軍隊強化と国家行事として戦死者を慰める天皇の靖国参拝!

 神社関係者は必ず、こう言います。神社は宗教ではありません。
皆さん、日本人であれば、ふつうにお正月、七五三で神社に行くでしょう。
=つまり、習俗だと!


◆「自民改憲草案20条(信教の自由)3項に、こそっと、この点が追記されている。...

憲法 第20条 (信教の自由)

  <現  行>

1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。 

2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。 

3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。 

  <自民党憲法改正草案>

1 信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。 

2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。 

3 国及び地方自治その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。 

 

「…ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」

社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を越えなければ、国や地方自治体が宗教的な活動を行っても良いことになる。
 
~つまり、神社参拝は習俗であるとされ、政教分離の原則がないがしろにされ、国家行事としての”天皇の靖国公式参拝”へと道を開くことになる。
 
≪追記≫

神道政治連盟の主な取り組みに、『靖国の英霊に対する国家儀礼の確立』がある。
 
 
 
 

・世界に誇る皇室と日本の文化伝統を大切にする社会づくりを目指
します。 

・日本の歴史と国柄を踏まえた、誇りの持てる新憲法の制定を目指
します。

・日本のために尊い命を捧げられた、靖国の英霊に対する国家儀礼の
確立
を目指します。

・日本の未来に希望の持てる、心豊かな子どもたちを育む教育の実現を目指します。

・世界から尊敬される道義国家、世界に貢献できる国家の確立を目指します。



※皆さん、ご注意を!!
 
宗教観の薄い日本人は騙されやすい。神道は宗教です。靖国神社は宗教施設です。


靖国神社とは「神社」ではなく、明治政府がつくった「思想喧伝の施設」です。この事実をご存知ですか?〔思索の日記 武田康弘〕

 

★こういう神主さんもいらっしゃるんですね

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