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異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

誰の責任!【自死】原発事故後のあまりにもむごい現実=書きお起こし「それでも、生きようとした〜原発事故から5年」 Nスペ /被災者の皆さんと共に生きる、「ようこそCafé de FUKUSHIMA」

2017-01-11 23:24:43 | 福島、原発


それでも、生きようとした
NHKスペシャル 東日本大震災「それでも、生きようとした~原発事故から5年」

NHKスペシャル 東日本大震災「それでも、生きようとした~原発事故から5年」



2014年NHKの番組に出演した福島に帰還を果たした夫婦です。


この1年後夫婦は自ら命を絶ちました。
同じ年原発事故で東京に避難していた年配の男性。
ふるさとを思いながら震災から5年近くたって命を絶ちました。
だから俺悔しいっちゅう思いだうん。
今世界的な医学誌に掲載されたあるデータが注目を集めています。
SMRと呼ばれる自殺率を表す指標が福島で震災から時間がたって急激に上昇しているのです。
都内にある24時間の電話相談所です。

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 元気かつ健気に語られていたのに・・ご夫婦は自ら命を絶ちました。

 
http://kakiokoshi.hatenablog.com/entry/2017/01/10/232943より転載

書き起こしNHKスペシャル東日本大震災「それでも、生きようとした〜原発事故から5年」 2017.01.09

2017.1.10


ここにも最近福島からの深刻な内容の相談が寄せられています。
原発事故のあといくつもの困難を乗り越えてきた人々。
今その心に何が起きているのでしょうか。
福島県南相馬市に来ています。
ここ小高区は半年前に避難指示が解除されました。
ご覧のように行き交う車も見られるようになりました。
復興が進んでいるように感じます。
今年3月には避難指示が出された自治体の7割で指示が解除されます。
目に見える復興が進む一方で気になる数字があります。
これはSMRという自殺率の高さを表す指標です。
100を超えればリスクが高いとされます。
福島の場合震災直後は一旦下がりましたが4年目になって急激に上昇しています。
震災から時がたつ中でなぜ今福島でこうした事が起きているのか。
取材しました。
・都内にある電話相談所です。
専門の担当者が24時間体制で心の悩みを聞きます。
受け付けているのは東北の被災地からの相談。
その数は一日400件以上にもなります。
中でも深刻なのが福島からの相談です。
・この日も福島からの電話が相次ぎました。
相談の多くが自殺のリスクが高いものだといいます。
今福島で何が起きているのか。
県内で最も震災関連自殺が多い南相馬市です。
それを防ぐためこの地域で活動を続けるNPOです。
行政機関や保健所から依頼を受け危険な兆候が見られる人を訪ねて回ります。
失礼します。
この日訪ねたのは73歳の男性です。
去年春自殺未遂を起こしました。
男性は原発事故で畜産の仕事を諦めました。
更に避難先で一緒に暮らしていた妻も亡くし一人になりました。
NPOは定期的に通い体調や心の変化を注意深く見守り続けています。
このNPOは震災直後から福島で被災者の心のケアに当たってきました。
去年から震災後の新しい環境に適応する人とそれができず精神的に落ち込んでいく人の二極化が目立つようになったといいます。
今警戒しているのは落ち込んだ人々の生活が次第に荒れていく事です。
こんにちは。
NPOが定期的に訪ねる一人です。
靴下はかなくて大丈夫?大丈夫大丈夫。
大丈夫なんだ。
ふ〜ん。
一人で暮らす部屋は年々汚れが目立つようになっています。
もともと家は6代続いてきた大規模な米農家でした。
田中さんも震災前は両親と3人で米を作ってきましたが原発事故の直後作付けが禁止されました。
更に一緒に暮らしていた両親も亡くしました。
震災後仕事や人とのつながりを失った人々が今深刻な状態に陥っているとNPOは見ています。
2015年こうした福島の現状を示すあるデータが世界的な医学誌に発表されました。
SMRという自殺率の高さを表す指標を算出したところ福島県で震災から4年目になって急激に上昇していたのです。
自殺は高齢者に多いため高齢化が進む東北や九州などの地域では人口に対する自殺率が高くなります。
SMRでは年齢の偏りを是正する事でより正確な自殺率を示す事ができます。
100を平均としそれを超えればリスクが高いとされるSMR。
例えば東京の男性の2012年のSMRは88.6です。
一方福島の男女を合わせたSMRは震災3年目まで低かったものが4年目に急上昇。
震災前の値を大きく超えていました。
この研究を行ったのは震災以来福島県民の心の健康調査をしてきた福島県立医大の前田正治教授です。
なぜ震災から時間がたって死を選ぶ人が増えるのか。
前田教授は最近起きた福島の震災関連自殺を分析。
深刻な心の悩みを訴える人への聞き取りも行い福島の被災地に特有ないくつかの傾向を浮かび上がらせました。
その一つがあいまいな喪失です。
前田教授が指摘するあいまいな喪失とはどういったものか。
2015年東京のアパートで5年近く避難生活を送っていた一人の男性が命を絶ちました。
佐藤さんは震災直後から詳細な日記をつけていました。
そこには佐藤さんの心の変化が記録されていました。
佐藤さんのふるさとは福島県南相馬市の小高区。
震災前は息子や孫と3世代で暮らし農業を営んでいました。
原発事故直後20キロ圏内にある小高区にはすぐに避難指示が出されました。
佐藤さんの家族は東京の親戚のアパートに避難します。
その直後の日記です。
「4月4日隅田公園に行き天にのびたスカイツリー見る」。
このころ家族には少し長い旅行のようなものだと話していたといいます。
1年が過ぎると福島のほかの地域では帰還に向け放射性物質を取り除く除染が始まりました。
佐藤さんの期待は高まります。
更に震災から1年半後。
小高区は昼間だけ立ち入りが認められるようになりました。
佐藤さんはすぐにバスを乗り継ぎ向かいます。
この時一緒に小高に帰った同級生の佐々木清明さんです。
1年半ぶりの自宅は少し傷みが進んでいましたがほぼそのまま残っていました。
家を前にして佐藤さんの帰還への思いは更に強くなります。
しかし小高区では予定されていた除染作業が何度も延期されました。
期待と落胆が繰り返される様子が日記には記されています。
そして震災から2年半。
ようやく小高区への帰還の時期が示されました。
しかしそれは更に2年半も先の事でした。
そこにあるのに帰れないふるさと。
佐藤さんの心は混乱していきます。
なぜ震災から時間がたって福島で自殺が増えるのか。
前田教授がもう一つの背景として挙げるのがコミュニティーの分断です。
原発事故により多くの人がふるさとと切り離されました。
それでも当初は同じ地域の人や家族同士で避難し支え合う環境がありました。
しかし時間と共に帰還を希望する人や諦める人など境遇に違いが現れてきます。
東京へ避難した佐藤善也さんも当初は同じアパートで3世代が一緒に暮らしていました。
このころの日記にはバラバラになった友人とも頻繁に連絡を取り悩みを相談していた事が記されています。
しかし時と共に疎遠になりそうした記述は減っていきます。
更に同居していた家族も帰還の見通しが立たない事から職を求めほかの地域へ移っていきます。
一緒に暮らしていた孫もやむなく和歌山で就職します。
やむにやまれぬ事情で離れていく人との距離。
やりきれない思いがつづられています。
久しぶりに友人の佐々木さんと一時帰宅した佐藤さんは車窓からある光景を目にします。
農地の至る所にうずたかく積まれた除染廃棄物の山。
小高区は市の方針で帰還が進むほかの地域の廃棄物の一部を置く場所になっていました。
それは佐藤さんの田畑の目の前の場所でした。
佐藤さんはその翌朝もただ黙ってその風景を見続けていたといいます。
東京に戻って5日後。
佐藤さんは亡くなりました。
日記の最後にはふるさとの民謡の一節が書き残されていました。
原発事故による複雑な事情が苦しんでいる人を更に追い詰めていく現実に改めて胸が締めつけられる思いです。
自ら命を絶つ人々の背景を見ていきますと原発事故によって仕事を失ったりふるさとに戻る事ができなかったりあるいは戻ってからも家族がバラバラになってしまったりとその状況はさまざまです。
しかし共通しているのは孤立した状況に置かれているという事その事を改めて感じます。
一方私たちが取材を進める中で見えてきたのは命を絶った人々の中には厳しい現実を前に最後まで困難を乗り越えて必死に生きようとしていた人がいたという事でした。
福島県川内村。
2014年5月NHKはここで一組の家族を取材しました。
避難指示が解除されると真っ先にふるさとに帰還した家族でした。
地元で農業を営んでいた遠藤満弘さんと妻の美代子さんです。
それから1年後の2015年4月。
2人は自ら命を絶ちました。
月命日には母の松枝さんと兄の充さんが墓参りを続けています。
震災から1年後。
川内村の避難指示が解除されると満弘さんの家族はいち早く避難先から帰還しました。
その3か月後には震災前からつきあっていた美代子さんと結婚。
村に根を張り自分が農業を復活させると燃えていました。
しかし現実は厳しいものでした。
野山の放射線量はなかなか下がらず雨が降る度そこから水が田んぼに流れ込みました。
それでも満弘さんは毎日田んぼに出ました。
放射性物質を吸着する作業をただ黙々と続けました。
このころ村には県外から次々とボランティアが入ってきました。
満弘さんはそうした支援者と共に米作りのプロジェクトを立ち上げました。
皆で汚染されていない井戸水をくみ上げ試験的に小規模な稲作を始めます。
収穫した米から放射性物質は検出されず地区で行われた品評会でも1位になりました。
翌年より面積を広げ大規模な稲作を始めた満弘さん。
米の出来はよく再び放射性物質も検出されませんでした。
ところが米の値段はかつての2/3。
確実に赤字でした。
満弘さんは知人のつてを頼り県外で自主販売する道を探ります。
それでもなかなか買い手はつきません。
ならばとお握りを試食してもらうイベントを企画。
かつて支援してくれた人や知人に声をかけました。
しかしほとんど人は集まりませんでした。
実はNHKの取材を受けたのはちょうどこのころでした。
夫婦はこの時も前を向こうとしていました。
満弘さんは生活のため地元の採石場でも働いていました。
「農業で食べられるようになるまで頑張りたい」。
周囲にはそう話していました。
真剣な顔。
そうした中ある知らせが満弘さんのもとに届きます。
避難先にいた叔父が亡くなりました。
父を早く亡くした満弘さんにとって何でも相談に乗ってもらった大切な存在でした。
東京の避難先で孤立する中自ら命を絶ちました。
このころから明るかった満弘さんの笑顔が消えていきました。
にぎやかだった家でも家族の会話は減っていきました。
それから半年後。
突然満弘さんが家族に旅行を提案しました。
母の松枝さんがずっと行きたいと言っていた青森・弘前への1泊2日の旅。
満弘さんは自ら片道5時間半の運転を買って出ました。
弘前公園には桜が咲き大勢の人でにぎわっていました。
久しぶりに家族は笑いました。
その様子を満弘さんはじっと見つめていたといいます。
帰りも満弘さんが一人で運転しました。
ちょうど日が暮れる頃車は県境を越えました。
帰り道家族はあまり話をしませんでした。
1週間後。
満弘さん夫婦は夜に車で家を出て集落を望む山で命を絶ちました。
もうすぐ田植えが始まるまだ肌寒い春の日でした。
遠藤さん夫婦が愛した川内村です。
厳しい現実にぶつかりながらそれでも前を向こうとしていた夫婦。
しかし次第に孤立を深めていく事になりました。
今回亡くなった方々を取材して改めて感じるのは人々が孤立感を深めていく背景には震災から時がたつにつれ私たちの間で被災地への関心が薄れている事もあるのではないかという事です。
私自身果たして自分はどうなのかと重い問いを突きつけられている気が致します。
二度とこうした悲劇を繰り返さないためにでは何ができるのか。
最後に福島の現場で今懸命に進められている取り組みを取材しました。
福島の被災地で自殺を食い止めるため訪問活動を続けるNPOです。
年を追うごとに深刻なケースが増える中去年から更に踏み込んだ手法に力を入れています。
アウトリーチと呼ばれるものです。


こんにちは。
なごみです。
建設関係の職人だったこの男性は震災後に妻を亡くし仕事も減った事で生活が荒れていきました。
医療や福祉の専門資格を持ったスタッフが体調の管理のほか洗濯や食事など生活そのものに深く関わっていきます。
こうした訪問を繰り返し孤立した人に周囲とのつながりを実感してもらうのがアウトリーチのねらいです。
今NPOが最も注視しているのがふるさとと切り離され仮設住宅で孤立する人たちです。
この日訪ねたのは飯舘村から避難しもう5年ここで暮らしている男性です。
最近部屋に籠もりがちになっていました。
うん分かりました。
はいどうもでした。
すみませんでした。
訪問を拒絶するだけでなく通っていた病院にももう行かないと言いだしていました。
それでも訪問は続けられました。
お〜い。
・何だ?入れ。
入れ?フフフフッ。
何だだって…こんにちは。
失礼します。
ここでいい?うん。
ただ話に耳を傾けます。
はい。
は〜い。
2日後の金曜日。
ようやく少し落ち着いて話をする事ができました。
そう?そうなんですか。
治療を中断せず掛かりつけの病院に通う事を約束してくれました。
その日の午後。
仮設の集会所では住民の人たちがふるさと飯舘村の絵を作っていました。
そして…。
ずっと部屋に籠もっていたあの男性が久しぶりに集会所に顔を見せました。
時間と手間のかかるアウトリーチ。
行政から下りてくる予算は単年度ごとで訪問するスタッフは4人しかいません。
こんにちは。
・は〜い!待ったなしの現場でギリギリの戦いが続けられています。


南相馬市小高区にある同慶寺。
去年一人の男性の遺骨が納められました。
5年近くふるさとを思いながら東京で命を絶ったあの佐藤善也さんです。
寺では4人の檀家が震災関連自殺で亡くなりました。
月に2度離れて暮らす住民たちに声をかけ一緒に掃除を行う清掃結いと呼ばれる取り組みを始めています。
バラバラになったコミュニティーをもう一度作り直そうとしています。
住職は去年から寺の前に「いのち」の旗を掲げ24時間心の悩みに耳を傾ける取り組みを始めました。
困難を乗り越え被災地で生きようとする人々の決意です。
「ザ・プロファイラー」。
2017/01/09(月) 22:00〜22:50
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル 東日本大震災「それでも、生きようとした〜原発事故から5年」[字]

震災から時がたち増加の傾向を見せる福島の自殺率。これまでいくつもの困難を乗り越えてきた人びとの心に何が起きているのか。悲劇を繰り返さないために出来ることは何か。

詳細情報
番組内容
2015年、世界的な医学誌が掲載したあるデータが注目された。年齢構成をならし他県と比較した福島県の自殺率が震災から4年経って上昇していたのだ。福島で心のケアにあたるNPOは、ここに来て震災後の新しい環境に適応する人と、それができず落ち込む人との二極化が進んでいると指摘する。原発事故で故郷に戻れぬ不安定な生活を続ける人、仕事や家族を失い孤立する人…。被災者の心に今、何が起きているのか。報告する。
出演者
【キャスター】NHK解説委員…鎌田靖,【語り】高橋美鈴

 

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 ご紹介「ようこそ,Café de FUKUSHIMA」
~福島の被災者の皆さんと繋がり、共に生きます。

 http://311fukushima.org/より転載

Café de FUKUSHIMA の活動地域

ようこそ,Café de FUKUSHIMA のホームページへ

Café de FUKUSHIMA (カフェ・ド・フクシマ) は,福島県の原発被災者の方々に同情し共に生きるために,イベントなどを通して支援をしています。

みんなでいっしょに… 笑う おいしいもの食べる お話しする そういう空間を創ります。

Café de FUKUSHIMA は,2011年3月26日,広野町・いわき市で被災者の皆さんに水や食料をお届けすることから始まりました。


  

 

 


【選挙・野党共闘】 持論を捨てよ!!野田ら3人衆 〔日刊スポーツ 2017.1.11〕

2017-01-11 22:30:04 | 政治 選挙 

日刊スポーツ・ロゴhttp://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1763691.htmlより転載

持論を捨てよ!!野田ら3人衆

2017年1月11日9時45分 日刊スポーツ
...

 ★年が明けても民進党幹部の政治音痴ぶりは度し難いといえる。党幹事長・野田佳彦は4日、党の事務所開きであいさつし「我々の立場は、もう背水の陣ではないと思う。もう既に我々はもう水中に沈んでいる」とした。
 当然党内からは「水中に沈めたのはお前だろ」という声が聞こえたが、5日、連合会長・神津里季生も「2大政党の片方の存在にならないといけない。野田の発言はその危機感からだ。
 非常に共感する」と同調。党代表・蓮舫も8日に「水中には水中の戦い方がある」と訳の分からない理屈で幹事長発言を擁護した。

 ★年頭に国民へ向けたビジョンを発する必要がある時にこの程度のあいさつと、周辺の賛同。いずれも相当な政治音痴と言わざるを得ない。また野田は9日、東京都知事・小池百合子と今夏の都議選での連携について「(選択肢として)ありではないか。連携できれば連携できる可能性を探った方がいい」とした。
 今やらなければならないことは衆院選挙に向けた野党共闘だが、この政治音痴3人衆は共産党との連携や選挙協力に極めて消極的。

 ★「連合はでかいこと言うくせに、あと3万票足りないというところで、組合票も出ないし、それを掘り起こす力などない。無論民進党だけの力でもおぼつかない。それを社民、自由、共産で協力し合い1強多弱の安倍政権に立ち向かうという子供でも分かることが理解できない。

 政界一の守旧派3人衆でもある」(民進党中堅議員)。昨年、防衛相・稲田朋美を民進党議員が発言と行動が違うと追い込んで稲田にべそをかかせたが、あの答弁の模範解答は「かねがね議員として発言してきたことと違うのは今は安倍内閣の一員として働いているからだ。安倍内閣の方針に準ずる」でよかったはずだ。 

 野田ら3人衆は持論を捨て党再建と野党共闘のために働くべきだ。それが嫌ならもう退陣して欲しい。(K)※敬称略


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日本を称えるようなメディアの風潮、その背景に…(作家・室井佑月)~安倍のすし友さん、「総理スゴイ」などと言って盛り上がったんですか?時事通信・田崎さん、NHK・島田さん、読売・小田さん、他ご一同様?

2017-01-11 22:13:40 | 報道

 首相と親交がある記者の集まりで、二〇〇八年ごろから定期的に開催されているという。「総理スゴイ」などと言って盛り上がったのだろうか

 どうなんですか? BSジャパン・石川さん、読売・小田さん、日テレ・粕谷さん、NHK・島田さん、朝日・曽我さん、時事通信・田崎さん、毎日・山田さん、「スゴイ、スゴイ」と安倍さんをヨイショしながら食べるしゃぶしゃぶは旨かった? (文中より)

画像に含まれている可能性があるもの:8人、テキスト

 

https://dot.asahi.com/wa/2017011000208.htmlより転載

室井佑月「2017年もこれ」
(更新 2017/1/11 11:30)

 作家・室井佑月氏は、日本を称えるようなメディアの風潮に、その背景にある政治との関係をみる。

...画像に含まれている可能性があるもの:1人、クローズアップ

*  *  * 
 2017年もあたしが言いつづけるのはこれ。この国は、歪(いびつ)になってきてやしないか? そして、その歪が当たり前になってきてはいないか? それはうんと恐ろしいことである。

 12月23日付の東京新聞「こちら特報部」の記事を取り上げる。

<テレビや本は今年も「日本スゴイ」の称賛であふれ返った。(中略)自己陶酔の先には何が待っているのか。この間、「世界の報道自由度ランキング」などで日本メディアの評判は下落の一途をたどった。戦時下の日本でも「世界に輝く日本の偉さ」が強調され、やがて破局を迎えた。タガが外れ気味の「スゴイブーム」を斬る>

 という良記事だ。記事の中で上智大の音好宏教授は、

「社会が閉塞する中で、日本をポジティブに紹介してくれる番組を視聴者が選ぶ状況になっている」と分析している。

 もう一人、出版人らでつくる「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」事務局の岩下結氏は、「原発事故によって日本の技術がこてんぱんに打ちのめされたが、いつまでも引きずっていたくない。被害妄想からまず嫌韓本が広まった。これが批判を浴び、置き換わる形で一五年ごろから日本礼賛本が目立ってきた」と分析している。

 つまり嫌韓本と日本礼賛本を好む層の根っこは、つながっている。嫌韓も「韓国は酷い。日本はスゴイ」と言いたいのだから。岩下氏は「言ってほしいことを確認することが目的になっている。自らを客観視できないことは非常に危険だ」と言っていた。あたしもそう思う。

自動代替テキストはありません。

 隣の国を叩いていれば、日本の技術力は上がるの? カジノ誘致で盛り上がっているが、博打の儲けを当てにする国になっていいの? ふたたび、技術力の日本という誇りを取り戻すため、メディアは安倍政権の間違った成長戦略を正すべきだろう。

 編集者の早川タダノリ氏は、「(満州事変以降、日本主義の)批判勢力が市場から締め出された。第二次世界大戦に突っ込んでいった一因とも言える」と言っている。そしてまた「政治家が『日本人としての誇りを取り戻せ』と振った旗に、メディアが呼応するようになった」と。

 最後に、この記事のおまけ、デスクメモが面白いので取り上げる。

<(略)安倍晋三首相は二十日夜、全国紙やテレビキー局の解説委員らと都内のしゃぶしゃぶ屋で会食している。首相と親交がある記者の集まりで、二〇〇八年ごろから定期的に開催されているという。「総理スゴイ」などと言って盛り上がったのだろうか>

 どうなんですか? BSジャパン・石川さん、読売・小田さん、日テレ・粕谷さん、NHK・島田さん、朝日・曽我さん、時事通信・田崎さん、毎日・山田さん、「スゴイ、スゴイ」と安倍さんをヨイショしながら食べるしゃぶしゃぶは旨かった?

※週刊朝日 2017年1月20日号

                                                      (注)挿入写真は、記事元にありません。

 
<関連記事>

今年もタダ飯タダ酒 安倍首相ポチ記者“ごっつぁん忘年会” 〔日刊ゲンダイ 2016.12.27〕

 

 

 


東京MXテレビ「ニュース女子」が、沖縄ヘイトデマ報道で炎上! 番組持ち込みのDHCに不買運動

2017-01-11 02:07:57 | 沖縄

沖縄を侮辱するDHCの不買運動を行いましょう!
  DHCのサプリを買うのをやめましょう! 私はDHC製品は買いません。

Retweeted 鈴木 耕 (@kou_1970):
 沖縄でもそうとう問題になっています。DHC不買運動も起きています、と沖縄の友人から。→【放送法違反の疑い】東京MXテレビ「ニュース女子」が沖縄ヘイトデマ報道で炎上!スポンサーのDHC商品の解約も相次ぐ!

 「右寄りTV番組」スポンサーでDHCに不買運動1/9(月) 21:24

 TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)「ニュース女子」が1月2日、沖縄・高江のヘリパッド移設問題を取り上げ、「反対派には日当が支払われている可能性がある」と報道した。これを受け、移設の反対運動を行う反レイシズム団体の代表らが、制作会社のDHCシアター(東京・港)に抗議し、SNS上でDHC不買運動へ発展した。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

 

  

 https://twitter.com/hashtag/dhc%E4%B8%8D%E8%B2%B7

みけだ(肉球新党)‏@jukook 1月6日

 かつてお得意様だった私がここいらで退会をする。退会は電話で受け付けらしい。
「お友達に笑われますのよ、DHCの会員だと。みなさん、もう買わないと仰ってますの。おたくの会社は物騒ですわ。何故かはお分かりですね?」 皆さんもご一緒に。



 
 @factoryfine  53分53分前
ディズニーはコラボ許さないほうがいいですよ。もうすでにDHC社長が安保法制賛成の時点で不買したけど私は。

 

 1月7日
私もお得意様で会員Aランクでした!が、DHC開局案内にどでかく百田尚樹が載ってるのを見たその日に目につく商品全捨て&退会しました!
しかも報道ステーション潰す宣言、許せません。あんな会社潰れてしまえ( º言º )

 

 

Yoshiko A @yizi14  2017年1月7日 05:24
 か。私は10年前からとっくに不買。二酸化チタンを未だにサプリに入れてる。健康どころか発がん性有。
 
千理 @1000rys  2017年1月8日 10:24
 が盛り上がってるが、美輪明宏さんのコンサートでは、CM出演料未払いのまま一方的に契約打ち切られた話をされ、アロマテラピーの講座に行けばオリーブオイルの効能の話の後「DHCのはダメです。あそこはカスのカスを使ってますから」と言われた私に今更起こす行動はなかった。

 

「安倍さんを支えない国民がわるい」といってたDHCの会長は 『報道ステーション を潰しにいきます宣言』をするネット番組を作ったのを知ってますか❓

 s_ice_screenshot_20170110-060759.jpeg

 
 

<関連記事>

【悪意に満ちた、沖縄ヘイトするテレビ番組】 MXTVの「ニュース女子」番組: 「沖縄の基地反対派は日当もらっている」と報道!~その根拠となる取材と証拠とは

 

東京MXテレビが沖縄ヘイト 高江抗議に「日当」「暴力」 辛淑玉さん、BPO ...  (沖縄タイムス)

  pic.twitter.com/2QsMOc2naa

自動代替テキストはありません。