異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

アニメ映画「この世界の片隅に」がキネマ旬報1位⇒1/12クローズアップ現代+で放送「“この世界の片隅に”時代を超える平和への祈り」 /支えたネット出資&口コミ拡散

2017-01-10 23:42:23 | 命 人権 差別

キネマ旬報ベスト・テン 1位は「この世界の片隅に」 | NHKニュース画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、テキスト

https://bh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20170112-21-27749

放送予定

クローズアップ現代+「“この世界の片隅に”時代を超える平和への祈り」

チャンネル[総合]
2017年1月12日(木) 午後10:00~午後10:25(25分)

番組内容
異例のヒットを続けているアニメ映画「この世界の片隅に」。制作にあたって7千人の人々から、クラウドファンディングを通じ資金が寄せられた。映画に込められた思いとは。

 

 

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http://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_1219.html?utm_int=tokushu-new_contents_list-items_003&utm_int=detail_contents_news-link_001

ビジネス特集  「この世界の片隅に」支えたネット出資

大ヒットが続く国内のアニメーション映画。いま注目されているのが、戦時中の広島を舞台にひとりの若い女性と家族の日常を描いた「この世界の片隅に」です。派手さはない映画ですが、公開開始から1か月間の観客動員数はおよそ44万人。上映される映画館も当初の計画から大幅に増えるヒット作となっています。当初は製作資金の調達もままならなかった、この映画。支えたのは、インターネットを使った一般市民からの“小口資金”でした。(広島放送局 野中夕加記者)

63館が200館以上に

アニメ映画「この世界の片隅に」は、広島市出身の漫画家こうの史代さんの漫画が原作で、片渕須直監督が6年をかけて製作しました。太平洋戦争末期、広島市で育った18歳の主人公の女性が結婚を機に軍港の街、呉で新しい暮らしをスタートするところから始まります。

幾度となく激しい空襲に襲われ、次第に生活が厳しくなっても、ひたむきに生きる姿がさまざまな世代から共感を集め、11月の公開開始から1か月間の観客動員数はおよそ44万人に上りました。上映される映画館も公開当初の63館からのべ200館以上にまで増えることが決まっています。

舞台となった広島県呉市にある映画館には東京などから熱心なファンが訪れているほか、映画ゆかりの場所をめぐるツアーも始まっています。

ニュース画像

エンドロールに“名前”

このアニメ映画。本編のエンドロールには、多くの名前がスクリーンに映し出されます。その数は2095人。これは、映画のために製作資金を出資した“一般市民”の名前です。

映画の内容が戦時下の庶民の日常を淡々と描いて派手さもないことから、当初は映画としてはヒットしないという評価が多く、製作資金の調達は難航しました。そこで利用したのが、インターネットを通じて一般の人たちから小口の資金を集める「クラウドファンディング」という仕組みでした。

ニュース画像

映画の予告編を作る費用として2015年3月から2000万円を目標に資金を募ったところ、わずか10日間で目標に達し、最終的には2か月余りの間に3374人から3900万円以上が集まりました。平均すると1人当たり1万1000円余り。原作の漫画のファンのほか、片渕監督のファンなども加わり、インターネットなどで映画化を応援したいという動きが広がりました。

この映画を支援しようと地元の呉市の人たちなどで結成されたグループの代表、大年健二さんは「地元が舞台となっている漫画の映画化ということで、親近感を感じた。自分たちの夢を託そうという気持ちを持った」と話しています。

結果的に、「クラウドファンディング」の仕組みを使って、映画の資金を調達した額としては歴代1位となりました。こうして集めた資金を使って5分間の予告編を製作。それがきっかけとなって大口のスポンサーによる出資も決まり、本編の製作にこぎ着けたということです。
片渕監督は「クラウドファンディングを通して、この映画を作るべきだと認めてくれたのがありがたかった」と話しています。

ニュース画像片渕須直監督

主人公から絵はがきも

今回のクラウドファンディングでは、多くの人たちから資金を集めるための工夫も凝らされています。資金を提供した人に対する「お返し」、いわば“配当”です。資金を提供した人は金額ごとに6つのコースが選べるようになっていて、それぞれ「お返し」が用意されました。

1万800円以上を出資した人は映画本編のエンドロールに自分の名前を載せることができるようにしました。半数以上の人がこのコースを選んだということです。映画製作というと製作会社が行うイメージが強いですが、個人であっても映画づくりに参加している感覚を味わえるのが人気の理由かもしれません。

また、映画の主人公「すず」から季節ごとの絵はがきが映画の舞台となった呉市の郵便局のスタンプが押されて自宅に届くといったユニークな「お返し」も人気を集めました。

ニュース画像

こうした取り組みの効果は、資金調達以外の面にもあらわれました。資金を出した人、一人一人が、その後もソーシャルメディアなどを通じて映画を口コミで宣伝し、みずから映画の応援役となってPRしていったのです。

クラウドファンディングのサイトを運営しているサイバーエージェント・クラウドファンディングの中山亮太郎社長は、「映画を作る前に、それを見たいかどうか一般の人の反応を見ることができる点も特徴で、映画業界でさらに同様の動きは出てくると見ている」と話しています。

一般的にクラウドファンディングは、対象のプロジェクトがどうなったのかわかりにくいと言われることもあります。自分が出したお金がどのように使われているか。“出資者”が、そのプロジェクトとつながり続けることも大切です。

インターネットを使って個人も参加できる新しい映画製作の試み。今までになかった形の映画づくりの手法として広まっていくのか注目されます。

野中夕加
広島放送局
野中夕加 記者
平成22年入局
松江局を経て
現在 広島局で経済を担当

 

 

 


大スクープ!!【平成終了】 今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬、もちろんその不敬の極みは安倍首相だ 〔天木直人ブログ〕2017.1.10

2017-01-10 14:09:37 | 昭和天皇 平成天皇 天皇制

自動代替テキストはありません。   画像に含まれている可能性があるもの:1人

産経ニュース

【天皇陛下の譲位】新元号は平成31年元日から 皇室会議を経て閣議決定 法案提出は今年5月連休明け ...

天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。・・・


http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/10/post-5879/
今上天皇はあと2年で終わると書いた産経新聞の不敬


2017年1月10日  天木 直人

 きょう1月10日の産経新聞が、「新年号平成31年元旦から」という見出しで、一面トップの大スクープ記事を書いた。

...

 その要旨は、「政府は平成31年(2019年)1月1日(元旦)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った」というものだ。

 その譲位に向けて、安倍首相は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を経て、5月上旬にも関連法案を国会に提出する見通しだという。

 想定されているとはいえ、ここまではっきりと書いたのは、産経新聞がはじめてだ。

 しかし、これは言い換えれば、「今上天皇はあと2年で終わる」と書いたも同然だ。

 これほどの不敬があるだろうか。

 もちろんその不敬の極みは安倍首相だ。

 東京五輪まで何が何でも首相を務める。

 その意欲を隠そうとしない。

 つまり2020年までは何があっても日本の総理を続け、自分の手で天皇を譲位させる。

 そう言っているということだ。

 その意向を産経に書かせ、なし崩しに国民にその気にさせようとしているのだ。

 右翼の産経にスクープさせ、産経が書いたのだからほかのメディアも安心して後追い記事が書ける。

 そうして既成事実化する。

 これ以上の悪知恵があるだろうか。

 安倍首相も産経も不敬の極みである。

 みずからのお言葉を逆手にとられ、譲位だけを食い逃げされる。

 ただでさえ政治的発言を禁じられている天皇だ。

 おまけに今年は年頭所感まで口封じされた。

 今上天皇の悔しさは、いかばかりか。

 せめて国民は声をあげて、譲位関連法案の中に、「この国の首相は憲法9条遵守の義務がある、それが国家と国民の統合の象徴である天皇制の本旨だ」、という規定を明記させなくてはいけない。

 憲法9条を国是とすることを公約に掲げる新党憲法9条は、何があっても今上天皇の譲位までに実現しなくてはいけない(了)

 

 <追記 記事2016.1.11>

カレンダー作成の都合上新元号の公表を早めるという不敬 |

天木直人.com › 天木直人のブロ

 

 

 

 


映画紹介 「天使にショパンの歌声を」--“キリストが主”の寄宿学校存続に情熱を注ぐ教師と生徒たち / 公開初日・1/14(土)&15(日)アカペラ合唱イベント実施決定!

2017-01-10 14:02:26 | ご案内

映画「天使にショパンの歌声を」
--“キリストが主”の寄宿学校存続に情熱を注ぐ教師と生徒たち

公式サイト http://tenshi-chopin.jp/

画像に含まれている可能性があるもの:10人、立ってる(複数の人)、テキスト


クリスチャン新聞オンラインhttp://クリスチャン新聞.com/?cat=21

映画「天使にショパンの歌声を」-
-“キリストが主”の寄宿学校存続に情熱を注ぐ教師と生徒たち

2017年1月6日

カナダのケベック州。カトリック修道院が運営する小さな寄宿制女学校には、“キリストはこの館の主である”のモットーが掲げられている。16世にフランス領となって以来、保守・伝統主義の生活文化に培われ、教育もカトリック教会の統治のもとに治められてきた地域。それが、1960年の総選挙で自由党が勝利したことを契機に、政教分離政策が推し進められ公立校への転換と共に教会立学校は経営危機に陥る。その激動の嵐の中、なんとか閉校の危機を乗り越えようと校長はじめ教師、生徒たちが困難に立ち向かう物語。音楽で有名な寄宿制女学校を舞台に、良質なクラシック音楽エンタテイメントを楽しめる一方で、マザー・オーギュスティーヌ校長の現実的な信仰と教育への情熱がしっかり描かれている。山あり谷ありの人生、望んでいた結果にならずとも生きることに前向きに押し出してくれるヒューマンドラマだ。

閉校の危機の緊迫した不安を
一つの心へとまとめていく音楽の力

少し雪が積もった校庭を校舎に向かって歩いてくる校長のマザー・オーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)。校舎からは生徒たちが練習する合唱が聞こえてくる。ピアノコンクールで銀賞を獲得するなど音楽教育では有名な学校でもある。この日は、オーギュスティーヌ校長が購入した新しいピアノが届いた。そして、オーギュスティーヌ校長の姪アリス・シャンパーニュ(ライサンダー・メナード)が転校してきた日でもある。

音楽で閉校の危機を乗り越えようと考えるオーギュスティーヌ校長は、アリスのピアニストとしての天性のセンスにも期待している。だが、女学校の寄宿舎に入れられたアリスは、両親から見放されたようで自分の殻に閉じこもっていく。修道院の総長(マリー・ティフォ)は、政変を契機に政教分離が時流で教育も教会の時代ではなくなったこと見極めていた。むしろ、オーギュスティーヌ校長が学校存続のために講じる様々なチャレンジが状況を混乱させると案じ、事あるごとに二人は衝突する。

音楽教育をとおして生徒たちに「高い理想を持て!」と教え、窮地を脱しようとするオーギュスティーヌ校長の情熱に、シスターと生徒たちの思いは学校存続のために心を一つにしていく。支援者たちも理解を示し始め、オーギュスティーヌ校長のアピールにマスコミも関心を持ってきた。だが、そんな矢先、ピアノコンクールで金メダルを期待していたアリスの母親が重篤な病に倒れたという知らせが届いた…。

ふんだんに奏でられる音楽が
滋味豊かなミュージカルのよう

1960年代当初のカトリック修道院立寄宿女学校での物語で、登場人物はほとんどシスターと生徒たち。地味な予見を抱きそうそうだが、クラシック音楽の雰囲気と共にケベック映画賞で衣装賞・ヘアスタイリング賞を獲得するセンスの良さにも惹かれる作品。また、オフィシャルサイトに掲載されている使用曲リスト一つひとつの楽曲が、ストーリー展開に豊かな深みを持たせている。とりわけ、届いたばかりのピアノでオーギュスティーヌ校長がリストの「愛の夢 3番」を弾くが、この原曲の歌詩は後に彼女が語る悔悟の物語が隠されている。また、邦題にもつながるショパンの「別れの曲」(シャンソン「悲しみ」)の使いどころは、滋味豊かなミュージカルのようにこの物語を語っていて心に染みてくる。 【遠山清一】

 

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公式サイト http://tenshi-chopin.jp/ より紹介

1/14(土)&15(日)アカペラ合唱イベント実施決定!

2016/12/29 13:00 up!

公開初日1/14(土)&15(日)の2日限定で、角川シネマ有楽町にてアカペラ合唱イベントを実施致します。
映画に登場する合唱曲をご披露頂きますので、是非劇場へお越しください。
合唱イベント付きの上映タイムスケジュールは追ってお知らせいたします。

☆公開初日:1/14(土)1回目上映後、2回目上映前の計2回予定
会場:角川シネマ有楽町
出演:立教大学グリークラブ 女声の皆さん
公式HP http://www.rikkyo.ne.jp/sgrp/glee/
Twitter: @RikkyoGlee_F
Facebook: https://www.facebook.com/rikkyoglee/?fref=ts

☆公開2日目:1/15(日)1回目上映後、2回目上映前の計2回予定
会場:角川シネマ有楽町
出演:慶應義塾ワグネルソサエティ女声合唱団の皆さん
公式HP: http://www.wagner-society.org/female/
Twitter: @Moll_Wagner
Facebook:  https://www.facebook.com/wagner.mollchorus

 

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映画のことなら映画.comhttp://eiga.com/movie/81934/special/より転載・引用

天使にショパンの歌声を

劇場公開日 2017年1月14日

2017年1月4日更新

「オーケストラ!」「カルテット」「25年目の弦楽四重奏」── 
珠玉の名曲×至高のヒューマン・ストーリーが奏でる最新作 
《音楽の力》を信じる映画ファンに贈る、少女たちの成長物語

60年代のカナダを舞台に、音楽で学校を救おうとする教師と少女たちの奮闘が描かれる! 60年代のカナダを舞台に、音楽で学校を救おうとする教師と少女たちの奮闘が描かれる!

廃校の危機を迎えたカナダ・ケベック州の小さな音楽学校を舞台に、夢と希望にあふれる美しい音色を奏でる少女と教師たちのきずなを描く感動の音楽映画「天使にショパンの歌声を」が、2017年1月14日に全国公開を迎える。「オーケストラ!」「カルテット」「25年目の弦楽四重奏」ほか、クラシックの名曲に彩られた数々の名作に続く、注目の1本だ。


名作を生み出してきたアンサンブル──それは「音楽×映画」 
映画通注目のカナダから届いた、《本物》が彩る音楽エンターテインメント

演奏、合唱はすべて吹き替えなしの「本物」! 音楽×映画が観客の心を揺さぶる! 演奏、合唱はすべて吹き替えなしの「本物」! 音楽×映画が観客の心を揺さぶる!

Mommy マミー」のグザビエ・ドラン、「ブレードランナー 2049」の監督に抜てきされたドゥニ・ビルヌーブ(「ボーダーライン」)、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレと、才気あふれる注目監督の輩出が続くカナダ映画界から、「本物」と呼ぶべき音楽エンターテインメントが届けられた。見る者の心を揺さぶる至高のアンサンブルこそ、音楽と映画の最高のマリアージュだ。

ヒロインを演じたライサンダー・メナードは、実際に活躍する気鋭のピアニスト ヒロインを演じたライサンダー・メナードは、実際に活躍する気鋭のピアニスト

ショパンの「別れの曲」、リストの「愛の夢 第3番」、モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、ベートーベンの「ピアノソナタ 第5番 ハ短調」などなど、クラシック好きにはたまらない名曲の調べが次々と登場し、物語を彩る。単に劇中で流れるだけでなく、悲しみをたたえる「別れの曲」はヒロインたちの胸中とシンクロ。物語にさらなる深みを与えてくれる。

 
音楽教育に力を入れる学校が舞台だけに、少女たちの汚れなき歌声が随所に登場
音楽教育に力を入れる学校が舞台だけに、少女たちの汚れなき歌声が随所に登場

孤独な心を抱えるヒロイン、アリス役で映画デビューを飾り、吹き替えなしの圧倒的なピアノ演奏を披露するのが、新進気鋭のピアニストで、カナダを代表する若手音楽家30人のひとりに選出されたライサンダー・メナード。5歳からピアノを始め、数々のコンテストで優勝を果たした彼女を筆頭に、劇中での演奏や合唱はすべてが「本物」。汚れなきピアノの音色、天使のような歌声に心洗われるはず。

 
女流実力派監督レア・ブールが、みずみずしさとユーモアもたっぷりな物語を描出
女流実力派監督レア・ブールが、みずみずしさとユーモアもたっぷりな物語を描出

本作に寄せられた高い評価からも、描かれる物語の力が「本物」であることが伝わる。メガホンをとったのは、温かで繊細な人間ドラマで知られ、カナダ映画界を支えてきた女流監督レア・プール(「天国の青い蝶」)。グザビエ・ドラン監督の大きな飛躍のきっかけ「わたしはロランス」が受賞したことでも知られるケベック映画賞で、作品賞を含む最多6部門受賞の快挙を果たしたのだ。

 

廃校間近の学校を救えるのは「音楽」しかない! 
本作を見れば思い出す──《音楽の力》はこんなにも偉大!

廃校を迫られた教師と女生徒たちが、「音楽の力」を信じて立ち上がる! 
廃校を迫られた教師と女生徒たちが、「音楽の力」を信じて立ち上がる!

60年代、国を挙げて近代化が推進されたカナダ・ケベック州を舞台に、閉鎖に追い込まれた音楽学校を救おうとする女性教師と女子生徒たちの奮闘が描かれる。女性の権利や自由がまだ確立されておらず、社会進出もままならない時代において、古い凝り固まった価値観に立ち向かおうとする彼女たちの姿に共感せずにはいられない。自分の人生は自らの力で切り開くという現代にも通じるテーマ性とも相まって、改めて「音楽の力」はこんなにも偉大なんだと確信してしまう。

寄宿学校に身を寄せる女生徒たちは千差万別。それぞれの葛藤と成長にも注目したい
寄宿学校に身を寄せる女生徒たちは千差万別。それぞれの葛藤と成長にも注目したい

舞台は音楽教育に力を入れる、修道院が経営する小さな寄宿学校。生徒として身を寄せる少女たちにはそれぞれの事情があり、性格も悩みもてんでバラバラだ。そんな彼女たちが、「音楽」を通して心をひとつにし、やがて人間的成長を遂げていく。楽しいこともあれば悲しいこともある。音楽に育まれる生徒たちの生活に、観客は学校に通っていたかつての記憶が呼び起こされるに違いない。

 
オーギュスティーヌ校長を演じるのは、カナダで高く評価されるセリーヌ・ボニアー
オーギュスティーヌ校長を演じるのは、カナダで高く評価されるセリーヌ・ボニアー

国が進める近代化によって学校の統廃合が検討され、ピアノコンクールで優秀な成績を収めたこの学校も廃校の通達を受けてしまう。「なんとかしなければならない」と、校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)の掛け声のもと、世論を巻き込む一大運動が巻き起こる。学校を挙げての署名活動に加えて、マスコミを招いての記者会見イベントの開催。音楽は、学校の伝統を守ることができるのか。

 
自由奔放なめいのアリスと、厳格であろうとするおばのオーギュスティーヌの関係に注目
自由奔放なめいのアリスと、厳格であろうとするおばのオーギュスティーヌの関係に注目

本作では、家族のきずなが音楽によってつながれていくさまも描かれる。天才的なピアノの技術で、学校を救うためにコンクール出場を目指すアリス(ライサンダー・メナード)だが、実はオーギュスティーヌ校長のめい。母が病に倒れ、すさんでしまった心のために数々の問題を起こしてしまうが、音楽を通じて、厳しいおばとの関係を強めていく。子を持てなかったオーギュスティーヌの心の変化にも注目だ。


本作は「何かを変えたい」あなたに「音楽」で勇気をくれる 

温かな感動を届ける「音楽映画」の新たなる1本!
温かな感動を届ける「音楽映画」の新たなる1本!

 

 

 

 


【ご案内】 1/28 後藤健二さんを追悼する音楽劇「イマジナリーライン」が久遠教会で行われます。

2017-01-10 12:15:44 | IS  中東

 【後藤さん関連記事】

後藤さんの命をかけた遺思は、引き継がれていく

隣人を愛する人 国際ジャーナリスト後藤健二さん

彼が生きていたら、今、何を語ったか 後藤健二さんの講演音声に聴く

 
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後藤健二さんを追悼する音楽劇「イマジナリーライン」が久遠教会で行われます。

http://sakura-presents.com/

画像に含まれている可能性があるもの:1人、雲、テキスト


http://sakura-presents.com/?p=774より転載

SAKURA PRESENTS色シリーズ第11弾 「 藍色のシャマール~あれから2年~」

11月 28, 2016

SAKURA PRESENTS 色シリーズ第11弾

藍色のシャマール~あれから2年~

 2/1 後藤健二さんが亡くなった日。

 忘れない、その想いを。そして伝えたい、真のジャーナリストとしての姿を・・・・・・。

【日時】

 2017年1月28日(土)13:30/17:30(開場は開演の30分前)

【会場】

 久遠(くおん)キリスト教会

東京都杉並区阿佐谷北2-25-8(JR中央線阿佐ヶ谷駅北口より、徒歩8分)

TEL:03-3338-0600)  HP:http://www.kuon.or.jp

※駐車場はございませんので最寄りの公共機関をご利用ください。

【プログラム】

   第一章:音楽劇「イマジナリーライン」

   第二章:トークライブ

ゲスト:栗本一紀 (映像作家・ドキュメンタリー映画監督)

(※トータルで約2時間を予定しております)

【料金】前売¥2,000/当日¥2,500 

              (学生¥500引・小学生以下無料)

【出演】(五十音順)

伊冴美緋彩(WEB-CINEMARS)

  小阪慶

  齊之内遊

  ながはままなみ(劇団ウンウンウニウム)

  馬場さくら

  山本英輝(未来探偵社)

 《ダンサー》

  西谷友里

  吉野有紗

  《ゴスペル》

  あろま(Lovelyz)

  あみぃご(Lovelyz)

  創生(Lovelyz)

  ゆかり☆ゴスペル

【トークライブゲスト】

 栗本一紀(くりもとかずのり)

kurimoto_NEX FS-700パリ在住の映像作家・ドキュメンタリー映画監督。カナダのトロント、アメリカのニューヨークで映像制作を学び、NHKヨーロッパ総局映像取材部長、中国 BlueSky 広告有限公司 副総経理、フランスのTHE NET TV inc. 取締役などを歴任。また、80年代より南米のスラム街でユニセフ(国連児童基金)のドキュメンタリーなどを撮り始め、その後、映像ジャーナリストとして世界各地に赴く。
監督作品「禁じられた大地・フクシマ」(2012年)が、リオ・デ・ジャネイロ世界映画祭にてベスト・ドキュメンタリー・フィルムに選ばれたのち、世界12都市で公式上映される。「気球に乗ったオーケストラ」で、ハワイ・オーシャン・フィルム・フェスティバル最優秀アニメーション賞受賞。戦後70周年にあたる2015年には、広島と長崎の原爆をテーマに扱ったNHK ドキュメンタリー「キャノン・ハーシー”HIROSHIMA”への旅(前・後編)」を製作。

【音楽ゲスト】

Lovelyz= ラブリィず

IMG_3166ブラックゴスペル、賛美歌、オリジナル曲など神からの愛のメッセージや、感謝を表す歌を歌い、”愛し助け赦し合う”つながりを広めたいとそれぞれシンガー、クワイアディレクター、作詞作曲、ライブ活動等を各地で行っている。家族のようにラブリーなその仲間達が集まり、作りあげて行くライブには定評がある。

ゆかり☆ゴスペル

yukari_2014_09関西を中心にシンガーソングライター、ゴスペル講師として活動中。学校演奏、教会、地域の音楽祭、キッズ&ママイベントなどで、ゴスペルにある希望のメッセージを歌っている。温かなパワフルな歌声と世代を超えてわかりやすい歌詞で、音楽を超えたものを届けている。オリジナルCD発売中。Yoshi Blessed Music「Table」参加。http://yukarigospel.com/

【音楽劇「イマジナリーライン」あらすじ】

戦場ジャーナリスト・ケンジは、アキラを連れて紛争後のとある町に取材に来るが、町の中心である教会のシスターに取材を拒否される。許可を何度も求めるケンジに、シスターはなぜ取材をしたいのか理由に納得できたら取材を許可すると言う。ケンジは、自分が何故ジャーナリストになったのかを話し始める…。大学を卒業したばかりのアキラは、ジャーナリストに憧れ、ケンジにコネでついてきたが、ケンジのやり方にまどろっこしさを感じ、単独行動にでる。そして「イマジナリーライン(超えてはいけない一線)に直面する…・。紛争地域の子供たちや市民の生活を取材し続けた、フリージャーナリスト後藤健二氏の体験談をもとにしたオリジナル書き下ろし作品。

【作・演出】

馬場さくら

脚本家。演出家。水都大阪2009で大阪市長賞受賞。

第27回S1グランプリ奨励賞授賞。

エンターテイメント社会派演劇で活躍中。

【ご予約フォーム】

 http://my.formman.com/t/A6D2/

※親子室がございますので、未就学のお子様もご参加いただけます。

【ご予約・お問合わせ】

Email:info☆sakura-presents.com(☆をアットマークに変えてください)

TEL:080-5302-7101 (制作 平野)

【主催】 桜人企画(さくらきかく)

HP:http://sakura-presents.com/

藍色のシャマールフライヤー (5)_02藍色のシャマールフライヤー (5)_01

 

 

 


<テレビ画像>メリルストリープさん、トランプ氏非難=「軽蔑と暴力生む」 /受賞スピーチ全文

2017-01-10 01:45:43 | 報道

メリルストリープ トランプへの抗議スピーチ

2017/1/9 テレビ朝日 報道ステーションより

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画像に含まれている可能性があるもの:1人、大勢の人、室内 画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、大勢の人、室内

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http://www.jiji.com/jc/article?k=2017010900310&g=intより転載

ストリープさん、トランプ氏非難=受賞スピーチで「軽蔑と暴力生む」

【ロサンゼルスAFP=時事】米ハリウッドの大物女優メリル・ストリープさん(67)は8日、ゴールデン・グローブ賞の特別功労賞に当たるセシル・B・デミル賞を贈られた。ストリープさんは受賞スピーチで、人種や宗教間の対立をあおる発言を繰り返すトランプ次期米大統領を非難した。
 ストリープさんは観客が総立ちとなる中、「ハリウッド関係者、外国人、報道関係者の皆さん、この部屋にいる全員が今、米社会で最も中傷されている人たちだ」と呼び掛け、「ハリウッドにはよそ者や外国人が大勢いる。全員を追い出せば、アメリカンフットボールと総合格闘技のほかに見るものがなくなる」と涙をこらえながら訴えた。
 また、トランプ氏が障害のある記者のまねをしたとされることに触れ、「映画の中ではなく、現実の出来事であり、忘れられない。軽蔑は軽蔑を生み、暴力は暴力を生む」と批判した。 (2017/01/09-20:08)

 

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https://courrier.jp/news/archives/72974/より転載

【全訳】メリル・ストリープのゴールデン・グローブスピーチ

PHOTO: PAUL DRINKWATER / NBC UNIVERSAL / GETTY IMAGES

PHOTO: PAUL DRINKWATER / NBC UNIVERSAL / GETTY IMAGES
2017.1.9

お座りください。ありがとう、親愛なる皆さん。おゆるしください、先週末、叫んだり嘆いたりして声が出ないんです。それから、この1年の途中で、正気も失ってしまったので、書いてきたものを読ませてください。

「ハリウッド外国人映画記者協会」の皆さん、ありがとう。ヒュー・ローリーが先ほど言ったことを続ければ、ここにいる皆さん、私たち全員はいま、米国社会のなかで最も中傷されている層に属しています。だって、ハリウッド、外国人、記者ですよ。

それにしても、私たちは何者なんでしょう。ハリウッドとはそもそも何なんでしょう。いろんなところから来た人たちの集まりでしかありません。

私はニュージャージーで生まれ育ち、公立学校で教育を受けました。ヴィオラ・デイヴィスはサウスカロライナの小作人の小屋で生まれ、ロード・アイランドのセントラルフォールズで世に出ました。サラ・ポールソンはフロリダで生まれ、ブルックリンでシングルマザーに育てられました。サラ・ジェシカ・パーカーはオハイオで8人兄弟のなかで育ちました。

エイミー・アダムスはイタリアのヴィチェンツァ生まれです。ナタリー・ポートマンはエルサレム生まれです。

この人たちの出生証明書はどこにあるんでしょう。

あの美しいルース・ネッガはエチオピアのアディス・アババで生まれ、ロンドンで育ち──あれ、アイルランドだったかしら──今回、ヴァージニアの片田舎の女の子役で受賞候補になっています。

ライアン・ゴズリングは、いい人たちばかりのカナダ人ですし、デヴ・パテルはケニアで生まれ、ロンドンで育ち、今回はタスマニア育ちのインド人を演じています。

そう、ハリウッドにはよそ者と外国人がうじゃうじゃしているんです。その人たちを追い出したら、あとは、アメフトと総合格闘技(マーシャルアーツ)くらいしか見るものはないですが、それは芸術(アーツ)ではありません。

こうした皆さんが私に3秒間くれたのは、次のことを言うためです。

役者の唯一の仕事は、自分たちと異なる人々の人生に入っていくことで、それはどんな感じなのかを見ている人に感じさせることです。まさにその役目を果たした力強い演技が、この1年もいっぱい、いっぱい、いっぱいありました。息をのむ、心のこもった仕事ばかりです。

しかし、この1年の間に、仰天させられた一つの演技がありました。私の心にはその「釣り針」が深く刺さったままです。

それがいい演技だったからではありません。いいところなど何ひとつありませんでした。なのに、それは効果的で、果たすべき役目を果たしました。想定された観衆を笑わせ、歯をむき出しにさせたのです。

我が国で最も尊敬される座に就こうとするその人物が、障害をもつリポーターの真似をした瞬間のことです。

特権、権力、抵抗する能力において彼がはるかに勝っている相手に対してです。心打ち砕かれる思いがしました。

その光景がまだ頭から離れません。映画ではなくて、現実の話だからです。

このような他者を侮辱する衝動が、公的な舞台に立つ者、権力者によって演じられるならば、人々の生活に浸透することになり、他の人も同じことをしていいということになってしまいます。

軽蔑は軽蔑を招きます。暴力は暴力を呼びます。力ある者が他の人をいじめるためにその立場を利用するとき、私たちはみな負けるのです。

さあ、やりたければやればいいでしょう。

さて、この話が記者につながります。私たちには信念をもった記者が必要です。ペンの力を保ち、どんな暴虐に対しても叱責を怠らない記者たちが──。建国の父祖たちが報道の自由を憲法に制定したゆえんです。

そういうわけで、裕福で有名な「ハリウッド外国人映画記者協会」とわが映画界の皆さん、私と一緒に、「ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect Journalists)」の支援をお願いします。ジャーナリストたちが前進することが私たちにとって必要だし、彼らが真実を保護するために私たちが必要だからです。

最後に一言。あるとき、私はセットの周りで、何かについてグチをこぼしていました──ほら、私たちは夕飯も食べずに長時間働いたりなんだりするでしょう。そのときに、トミー・リー・ジョーンズが私に言ったんです。

「役者でいられるって、すごい特権じゃない?」

ええ、そうです。私たちはその特権と、共感する役目の責任をお互い確かめ合わなければなりません。私たちはみんな、ハリウッドが今夜ここで栄誉を授ける仕事に誇りをもつべきです。

私の友人で、親愛なる去りしレイア姫が、かつて言ったように、砕かれたハートをもってアートにしましょう。

※スピーチの書き起こしは、Meryl Streep’s Golden Globes Speechで読むことができる。

© 2017 New York Times News Service

 

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