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窪塚洋介、映画「沈黙」初日舞台あいさつで政府批判 …自分の国の弱者には目もむけない、悪魔のような連中と!

2017-01-22 21:08:18 | 案内 情報 デモ 集会 逮捕

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窪塚洋介、「沈黙」初日に切なる願い明かす


01.21 17:27映画.com

 巨匠マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の小説を映画化した「沈黙 サイレンス」が1月21日、全国342スクリーンで公開初日を迎え、
出演した窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈が東京・TOHOシネマズスカラ座での舞台挨拶に出席した。

 スコセッシ監督が約28年ごしに実現させた悲願の作品。
キリシタンが弾圧されていた江戸時代の長崎を舞台に、若き宣教師ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)らが自らの信仰心と向き合っていく姿を描いた。
 浅野は、物語のテーマを体現する重要な役であるキチジローを演じた窪塚に対し、「僕はキチジローの大ファン。良いなあ、良いなあ! と思っていた」と語りかける。すると窪塚も「僕も家で(浅野のセリフ)『転ぶ』と言っています」と応じ、「マネしたくなるボイスです」とほほ笑んでいた。


 さらに登壇陣には、「“弱者”がテーマのひとつとなる今作が、社会に問いかけるメッセージとは?」との質問が。

窪塚は「今から話すことは、きっと新聞に載らないと思います。
だからこそ、ここの皆さんに届けると思って、よく聞いてください」と話したうえで、時にラップやレゲエのリズムを織り交ぜながら胸中を打ち明けた。

 「2011年の3月11日に東北大震災が起こって、そこでたくさんの弱者が生まれました。その後もたくさんの弱者が生まれています」。
熱弁は止まらず、「なのにこの国の政府の連中は、他の国には1兆円、2兆円、3兆円、俺らの汗水たらした税金をばらまき倒して、
自分の国の弱者には目も向けない。

 震災というか人災、原発に関しても、あれだけ危ないと言ってもまた再稼働している」と痛烈に批判し、「そうした世界のなかで、
この映画を公開します。神が沈黙しているなら、自分の心のなかにある答えを見つけて、前に進んで生きていかなければならない」と訴えた。


 続けて、身振り手振りを交え「この映画を通して、皆さんが自分の答えを見つけて、それは何かはわからないですが、
自分の人生をまっとうする心を持つことが、これからとても大切なことだと思う」と説き、
「菜奈ちゃんが言うように、俺もハッピーな映画が大好き。でもこの重い映画が、僕らを導くこともあると思います」と述べる。

 そして「マーティン・スコセッシも命をかけて戦い、この映画を世界中に届けています。その気持ちを汲んでもらえたら俺も嬉しいし、この映画を通してより良い明日が来ることを、信じて疑いません」と切なる願いを込めると、神妙に聞き入っていた客席から万雷の拍手が沸き起こっていた。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

4万ベクレル以上の場所が次々見つかる~南相馬20ミリシーベルト基準撤回訴訟 〔レイバーネット 2017.1.20〕

2017-01-22 14:23:27 | 教育 学校 家庭 いじめ

LNJ Logohttp://www.labornetjp.org/news/2017/0119yumotoより転載

4万ベクレル以上の場所が次々見つかる~南相馬20ミリシーベルト基準撤回訴訟

 

動画(3分15秒)

 1月19日、南相馬避難20ミリシーベルト撤回訴訟・第6回口頭弁論が東京地裁で開かれ、傍聴席は支援者でほぼ埋まった。(東京地裁民事38部 谷口豊裁判長)

 この日も、南相馬から4時間かけて26名の原告が上京した。今回は、原告から2本の準備書面の説明が行われた。ひとつめは、原告・末永伊津夫さんからの「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」が行った1平方メートルあたり何万ベクレルあるかという土壌汚染調査の報告である。ここでは、調査地点196地点のうち194地点で放射線管理区域の4万ベクレル/㎡以上が観測されたことが、明らかにされた。

 ふたつめは、原告・藤原保正さん(写真上)から、住民への説明のずさんさが報告された。平成26年6月の住民説明会では、メディアを入れなかったとのこと。しかし、住民から公開しないならボイコットするという要求の前にやっと公開にされたということが報告された。

 藤原さんは、裁判後の報告集会で、「この裁判が勝てなかったら、他の原発関係の裁判にも影響します。何年かかっても勝ちたい」と語った。(湯本雅典)

・次回口頭弁論
5月18日(木)午後2時~ 東京地裁103法廷
・南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会
http://minamisouma.blogspot.jp/