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カジノで借金の大王製紙元会長、日本カジノには悲観的 「作ってもうまく行かない」〔週刊新潮 2017年1月5日新年特大号 掲載〕

2017-01-07 06:58:17 | シェアー

デイリー新潮

http://www.dailyshincho.jp/article/2017/01050559/?all=1より転載

カジノで借金の大王製紙元会長、日本カジノには悲観的 「作ってもうまく行かない」

「まさか私が出所した翌日の未明に、国会でIR法案(カジノを含む統合型リゾート整備推進法案)が成立するとはね。よくできた冗談かと思いました」。そう話すのは、2011年11月、特別背任で逮捕された井川意高(もとたか)・大王製紙元会長(52)。カジノで106億円を失った男は、なぜか日本カジノに悲観的なのであった。

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日本カジノはうまくいくのか(写真はイメージ)

 井川氏は、カジノで作った借金を返済するため、関連会社から巨額の資金を不正に借り入れた。13年7月、懲役4年の刑が確定。3年2カ月服役し、16年12月14日に仮出所したのだ。以下は、井川氏の話である。

「塀の中にいる時は、差し入れなどで届けられる本や雑誌を仕分ける図書工場で作業していました。担当刑務官や受刑者仲間にも恵まれ感謝しておりますが、法案に反対、ギャンブル依存症の根絶を掲げる団体などからの面会の申請には困惑しました。私は元々、法案に反対する人々に批判的なので、彼らに一切返事はしなかった。世の中は、全て自己責任だと思っていますからね。私が逮捕されたのも自己責任ですよ。依存症だけを持ち出して、本人が破滅する、家族が悲しむなんてことで批判するのには同調できません」

 世界中を見ても、都会から田舎まで街の至る所に気軽に遊べるパチンコ店のような遊技場があるのは日本だけ。ギャンブル依存症の原因は、パチンコだと指摘する。

■取立てのリスク

 その一方で、

「日本でカジノを作ってもうまく行かないでしょう」

 と、持論を展開する。

「カジノの経営は実に難しく、日本企業が手を出しても黒字にはならないと見ています。裏カジノは別ですが、世界に展開するアングロサクソン系の企業が運営するカジノでは、1つの賭け場の周囲には10個前後の監視カメラが付いている。そのうち半分は運営する会社、残りは政府が設置している。政府からお金の流れが厳密に監視され、自前の監視装置にかかるお金やディーラーなどに支払う人件費もバカになりません」

 カジノをする場所を“平場”“ザラ場”と呼ぶが、

「大勢の人達がバカラなどに興じるカジノでは、賭け金は1回1000円単位と少額で大半が赤字。実はカジノが儲けを出している場所は、過去に私がハマったように、人目に付かない個室。そこで億単位でやってくれる顧客がいて、黒字を出すのです。そういったVIPの扱いに日本人は慣れていない。直ぐに誰々が来たとかバラしちゃう。ちょっと飛行機に乗れば、マカオやシンガポールにたくさんカジノがあるわけだから、日本のVIPは海外に行くでしょう。また欧米人は米国や欧州のカジノを好むので、わざわざ日本のカジノには来ないと思いますね」

 とすれば、お隣、中国人のVIPが来ると予想する。

「彼らは基本的に手ぶらで来ます。最初遊んで、ある程度信用ができれば、カジノは20億円くらいは平気で貸す。そこで問題となるのは、彼らが負けた場合、日本人が中国まで取立てに行かなければならなくなることです。シンガポールやマカオでは、長年の経験から強面の人達を使ったりして取立てるノウハウがある。カジノで遊ぶ中国の有力者は、地元の警察やらを全て押さえていますからね。日本人が返済を迫ったところで相手にされません。安倍総理は、そういう取立てのリスクをどこまで考えているか疑問です」

 井川氏が語ると、ずいぶん説得力がある。ちなみにご本人は、今後、カジノに行くつもりはないそうだ。

ワイド特集「夜明けの鶏(チキン)レース」より

  • 週刊新潮
  • 2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載
  • ※この記事の内容は掲載当時のものです

 

 

 

 


<司法も地に落ちた!まさに戦前回帰!> 「日本会議の研究(菅野 完著)」出版差し止め 2017.1.6

2017-01-07 01:49:30 | 日本会議  神道政治連盟

 戦前回帰そのものだ。新書本の出版止め!とは、驚天動地としか言いようがない。司法も国体主義者の犬にまだ落ちたのか。
ほんとうに独裁国家=思想統制国家への道を歩むのか。ふざけるんじゃないぞ!!(武田 康弘

日本会議本の出版差し止め

2017/1/6 19:36
画像新書「日本会議の研究」

 ベストセラーの新書「日本会議の研究」によって名誉を傷つけられたとして、書籍に登場する男性が、出版元の扶桑社に出版差し止めを求めて申し立てた仮処分で、東京地裁(関述之裁判長)は6日、真実でない部分があり損害も著しいとして、差し止めを命じる決定をした。

 裁判所がベストセラーの出版を差し止めるのは異例。

 日本会議の研究は昨年出版。保守系団体の日本会議と特定の宗教団体の関係を探り、安倍政権による改憲に向けた動きを批判する内容で、各書店でベストセラーランキングの上位に入った。

 

 

 

 


共産党の小池晃議員は良識の人だ、見直した。(小林よしのり)2017.1.3

2017-01-07 01:34:26 | 昭和天皇 平成天皇 天皇制

YOSHINORI KOBAYASHI OFFICIAL SITE | 小林よしのり公式サイトhttp://yoshinori-kobayashi.com/12124/より転載

2017.01.03(火) 小林よしのり

共産党の小池晃議員は良識の人だ

「朝ナマ」で、共産党の小池晃議員を見直した。

共産党は日本国憲法を守る立場だと言う。
その日本国憲法に天皇の地位が「日本国民の総意に基づく」と
書かれているからには、今のところ天皇制を容認するしかない
と言うのだ。 

自民党は「日本国民の総意」を裏切って、ほんの一部のノイジー・
マイノリティーである男系カルト勢力の意のままになっている、
だから「一代限りの特例法」を認めないという理屈である。 

共産党は天皇の譲位には、皇室典範の改正が必要と主張する。
これは自民党に反対するために主張する理屈ではない。
政争の具では全然ない。 

「朝ナマ」終了後に、小池氏と話したが、とても良識的な人だ。
唯一、男の中で、和服で出演していたのが小池氏である。
愛国心のある人なのだ。 

共産党には「生前退位(譲位)は皇室典範改正で」という戦いを
ぜひ貫徹してほしい。
小池晃議員、がんばれ!