ダイシャクシギ 学名・Numenius arquata orientalis 英名・Eurasian Curlew
新潟では,ダイシャクシギはよくにたホウロクシギよりも観察する機会が少ないです。ダイシャクシギの春の渡りを観察できたのは今回で2回目ですが,いずれも3月でした.思ったよりも早く渡ってゆくのに驚きました.ちなみに,ホウロクシギは4月に観察しています.
ダイシャクシギは,Numenius arquata arquata と N.a.orientalis の2亜種が知られており,日本を通過するのは,ロシア東部からトランスバイカル地方,中国東北部で繁殖する亜種の N.a.orientalis とされています.亜種 arquata は,亜種 orientalis よりも小さく,翼下面は白色部が少なく,脇は横斑が多いということです.そして,最も外側の初列風切の羽縁に淡色の切れ込み模様があります.CROOM HELMの「SHOREBIRDS」の図版を見る限り,今回観察されたダイシャクシギ2羽は,亜種 orientaris に間違いないでしょう.
ダイシャクシギの雌雄は,雌が雄よりも大きく,嘴も長いということです.今回の撮影画像は小さく,不鮮明の上,私の勉強不足から,以上のことしか判りませんでした.
ダイシャクシギ.2羽並びました.明らかに右の個体の体が大きく,嘴が長いことがわかります.雌雄の差でしょうか,それとも成鳥と幼鳥の差でしょうか.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.嘴の長い個体です.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.手前の固体は,嘴の短い個体です.初列風切の羽縁に薄い切れ込み模様が見られますが,最も外側の初列風切に模様は見られません.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.左の嘴の短い固体は右の個体よりも褐色味が強いようです.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.人に驚いて飛んでしまいました.腰が白く,尾に横斑が見えます.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.離れたところに降りました.小さい画像ですが,翼上面のパターンが見れました.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.観察地の外に飛び出しましたが,3分ほどで舞い戻りました.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.翼の付け根付近は白く,亜種 arquata のような模様は見えません.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.この飛翔姿が撮影できた固体は,嘴の短い個体のようです.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.参考までに2012年に撮影できたダイシャクシギを添付します.今回観察したダイシャクシギよりも背の褐色味が強く見えます.光線の具合でしょうか.
観察日時 2012.03.22 観察場所 新潟県長岡市
ダイシャクシギ.上と同一個体です.最も外側の初列風切の羽縁は一様で,亜種 arquata のような淡色の切れ込み模様は見えません.
観察日時 2012.03.22 観察場所 新潟県長岡市
新潟では,ダイシャクシギはよくにたホウロクシギよりも観察する機会が少ないです。ダイシャクシギの春の渡りを観察できたのは今回で2回目ですが,いずれも3月でした.思ったよりも早く渡ってゆくのに驚きました.ちなみに,ホウロクシギは4月に観察しています.
ダイシャクシギは,Numenius arquata arquata と N.a.orientalis の2亜種が知られており,日本を通過するのは,ロシア東部からトランスバイカル地方,中国東北部で繁殖する亜種の N.a.orientalis とされています.亜種 arquata は,亜種 orientalis よりも小さく,翼下面は白色部が少なく,脇は横斑が多いということです.そして,最も外側の初列風切の羽縁に淡色の切れ込み模様があります.CROOM HELMの「SHOREBIRDS」の図版を見る限り,今回観察されたダイシャクシギ2羽は,亜種 orientaris に間違いないでしょう.
ダイシャクシギの雌雄は,雌が雄よりも大きく,嘴も長いということです.今回の撮影画像は小さく,不鮮明の上,私の勉強不足から,以上のことしか判りませんでした.
ダイシャクシギ.2羽並びました.明らかに右の個体の体が大きく,嘴が長いことがわかります.雌雄の差でしょうか,それとも成鳥と幼鳥の差でしょうか.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.嘴の長い個体です.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.手前の固体は,嘴の短い個体です.初列風切の羽縁に薄い切れ込み模様が見られますが,最も外側の初列風切に模様は見られません.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.左の嘴の短い固体は右の個体よりも褐色味が強いようです.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.人に驚いて飛んでしまいました.腰が白く,尾に横斑が見えます.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.離れたところに降りました.小さい画像ですが,翼上面のパターンが見れました.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.観察地の外に飛び出しましたが,3分ほどで舞い戻りました.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.翼の付け根付近は白く,亜種 arquata のような模様は見えません.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.この飛翔姿が撮影できた固体は,嘴の短い個体のようです.
観察日時 2015.03.07 観察場所 新潟県新潟市
ダイシャクシギ.参考までに2012年に撮影できたダイシャクシギを添付します.今回観察したダイシャクシギよりも背の褐色味が強く見えます.光線の具合でしょうか.
観察日時 2012.03.22 観察場所 新潟県長岡市
ダイシャクシギ.上と同一個体です.最も外側の初列風切の羽縁は一様で,亜種 arquata のような淡色の切れ込み模様は見えません.
観察日時 2012.03.22 観察場所 新潟県長岡市