新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

ビロードキンクロ 羽ばたき

2017-02-17 04:27:53 | カモ科
ビロードキンクロ 学名・Melanitta fusca 英名・Velvet Scoter

 ビロードキンクロの観察中,突然,伸び上がるようにして羽ばたきました.

 次列風切の白さが印象的でした.

ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡

ビロードキンクロ 潜水

2017-02-16 05:12:11 | カモ科
ビロードキンクロ 学名・Melanitta fusca 英名・Velvet Scoter

 カモ類は,その餌の採り方により,水面採餌ガモと潜水採餌ガモの二つに分けられます.ビロードキンクロは,水中に潜って餌を採る潜水採餌ガモの仲間です.マガモやカルガモは,水面採餌ガモです.

 ビロードキンクロを観察中,一度だけ目の前で潜水しました.潜水を見たカモメたちが餌を奪おうと集まってきましたが,浮かんできたビロードキンクロの嘴は,残念なことに何もくわえていませんでした.

ビロードキンクロ 雄
撮影場所 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影場所 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影場所 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影場所 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡

コミミズク 望みは叶う

2017-02-15 05:11:24 | フクロウ科
コミミズク 学名・Asio flammeus 英名・Short-eared Owl

 昨年の12月25日,「コミミズク 高くそして遠く」と題して投稿しました.そして,次のように書いたのでした.

 「コミミズクは,新潟では冬鳥です.今の僕には,これしか書けません.

 コミミズクを探し求めてどれだけの時間,どれだけの距離を歩いたでしょうか.

 ようやく出会えたコミミズクは,空高く,そして遠くへと姿を消していきました.一瞬でした.

 コミミズクの耳ほどの,小さな希望が生まれました.」

 望みは,叶いました.そして,さらに大きな願いが生まれました.

 コミミズクに睨まれたい!

コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市


コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市


コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市


コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市


コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市


コミミズク
撮影日時 2017.02.13 撮影場所 新潟県新潟市

ビロードキンクロ 雄 怪異な容貌

2017-02-14 04:20:12 | カモ科
ビロードキンクロ 学名・Melanitta fusca 英名・Velvet Scoter

 ビロードキンクロは,新潟では冬鳥です.ほとんど海上で生活し,間近で観察する機会は少ないようです.今回,アルバトロスさんのご厚情により,当ブログに初登場です.

 ビロードキンクロは,ほぼ全身が黒色で次列風切の白色が目立ちます.雄は,虹彩が青灰色で,目の下に白い勾玉のような模様があります.嘴は,赤く黄色の縁取りがあり,その基部には黒い瘤がある怪異な容貌をしています.

 港の中でも荒波の立つ天候で,画像を見てるだけで酔ってしまいそうです.

ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


ビロードキンクロ 雄
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡

アカエリカイツブリ 

2017-02-13 05:11:47 | カイツブリ科
アカエリカイツブリ 学名・Podiceps grisegena 学名・Red-necked Grebe

 悪天候が続くある日,アルバトロスさんからメールが届きました.そこには,「ビロキン ♂ A 1」の文字が.そして数日後,ビロードキンクロの素晴らしい画像が送られてきたのでした.

 もう手をこまねいていてはいられません.荒れ狂う日本海の漁港へと向かいました.そこで出会った野鳥たちの姿を数回に分けてご紹介します.

 はじめは,アカエリカイツブリです.

 アカエリカイツブリは,カンムリカイツブリとミミカイツブリの中間の大きさで,頸が短く見えます.嘴の付け根付近が黄色です.北海道で繁殖し,新潟では冬鳥です.

アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡


アカエリカイツブリ 冬羽
撮影日時 2017.02.11 撮影場所 新潟県三島郡

身近な野鳥 ムクドリ

2017-02-12 04:33:32 | ムクドリ科
ムクドリ 学名・Spodiopsar cineraceus 英名・White-cheeked Starling

 立春は,とうに過ぎました.しかし,新潟はまだ雪がちらつきます.

 裏の畑で,ムクドリたちが餌をついばんでいます.その背には,心なしか春の暖かさが感じられます.

 先日,「キュルッ,キュルッ」と鳴く声に優しさを感じたことを思い出しました. 

ムクドリ
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


ムクドリ
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


ムクドリ
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


ムクドリ
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市

アオサギ 風になびく冠羽

2017-02-11 06:05:35 | サギ科
アオサギ 学名・Ardea cinerea 英名・Grey Heron

 田圃のアオサギ.冠羽が風になびいています.胸の飾り羽も風になびいています.

 新潟に春風が吹くのは,まだ先のことです.

アオサギ 成鳥
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


アオサギ 成鳥
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


アオサギ 成鳥
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市


アオサギ 成鳥
撮影日時 2017.02.10 撮影場所 新潟県新潟市

ヒシクイ・雪の田圃にひしめく 福島潟にて

2017-02-10 06:25:23 | カモ科
ヒシクイ 学名・Anser fabalis 英名・Bean Goose

 雪の田圃にヒシクイがひしめいていました.百羽を超える群れです.荒天の福島潟でした.

 福島潟に渡来,越冬するヒシクイのほとんどは,亜種・オオヒシクイ(Anser fabalis middendorfi)だそうです.

ヒシクイ
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ヒシクイ
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ヒシクイ
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ヒシクイ
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

ハヤブサ 福島潟にて

2017-02-09 04:52:16 | ハヤブサ科
ハヤブサ 学名・Falco peregrinus 英名・Peregrine Falcon

 雪をバックにした黒い影.ハヤブサです.こちらを見ています.

 徐々に近寄ります.アレッ,嘴がおかしい.まるで,「イスカの嘴の食い違い」だ.

 これからというときに,飛び立ってしまいました.後を追うようにカラスの姿.カラスにつきまとわれるのを嫌ったようです.

 後で画像を確認,嘴は正常でした.あれは,嘴の体操だったのでしょうか.

ハヤブサ 成鳥
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハヤブサ 成鳥
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハヤブサ 成鳥
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハヤブサ 成鳥
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟


ハヤブサ 成鳥
撮影日時 2017.02.06 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

カワウ 生殖羽・飛翔

2017-02-08 04:51:15 | ウ科
カワウ 学名・Phalacrocorax carbo 英名・Great Cormorant

 新潟は,まだまだ寒い日が続きます.雪もちらつきます.そのような中,カワウは,綺麗な生殖羽になっていました. 

 生殖羽とは,夏羽と同じ意味で繁殖に関係のある羽色をいいます.夏羽になるのは必ずしも夏ではなく,カモ類,ウ類,ウミスズメ類などは,換羽が早く,1月から2月の冬期に夏羽になっていることがあります.そこで,図鑑などによっては,早くから夏羽に変わる種について生殖羽の用語を用いています.繁殖羽も同じ意味です.これと反対に,非繁殖期の羽色を非生殖羽といいます.

カワウ 生殖羽(夏羽)
撮影日時 2017.01.29 撮影場所 新潟県新潟市


カワウ 生殖羽(夏羽)
撮影日時 2017.01.29 撮影場所 新潟県新潟市