コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

盲導犬刺傷事件に思う。

2014-09-01 23:14:18 | 日記
7月に埼玉で盲導犬が刺傷された事件について日本盲導犬使用者の会(全犬使会)が公式サイトで緊急声明を発表しました。同協会は事件に対し「強い怒りと恐怖に震える思いでいっぱいです」と憤りを示し、こうした事件が二度と起こらないよう、再発防止対策や補助犬を傷つける行為への罰則を検討するよう求めているという事です。コヤチンも同様に思います。
盲導犬は人に吠えないように訓練されていて盲人の方の目の代わりとして日常生活の欠かせないパートナーとして頑張っています。

盲導犬が吠えないのをいい事に、盲導犬に対して蹴飛ばしたり唾を吐かれたりチューインガムを張られたり等は日常的な被害を受けているようです。
そんな事をする奴ら、お前らに人間の血は流れているのか。盲導犬を虐待するのは盲人の方を虐待するのと同じだぞ。
日本人の心から弱者を労わる心は無くなってしまったのでしょうか。これがいじめを助長する事にも繋がっているような気がします。
盲導犬に限らず点字ブロックの上に平気で自転車を駐輪しているのを見かけます。盲人の方々の道標なのにデリカシーに欠けています。大変悲しい事だと思いませんか。

コヤチンは学生時代少しですが盲人の子供たちのお世話をしていた事があります。子供たちを見ていると決してハンディを抱えているとは思えない元気いっぱいの子供たちでした。いつも心の中で「頑張れ!!」って叫んでいました。今回の事件は被害に遭った盲導犬だけでなく少しでも健常者に近い生活を送ろうとしている盲人の方々を見下すような事件で本当に悲しくなりました。
一番ガッカリしていたのはこの盲導犬の飼い主だったのかもしてません。

この事件をきっかけに盲導犬に対する理解と視覚障害者に対する理解が深まる事ができればと思って止みません。