コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

福岡の旅第1日目(7月25日)その2

2024-07-30 20:23:41 | 旅行
7月25日の続きにまいります。
関門トンネルを抜けて下関に渡った所から続きです。
地上に出たところはみもすそ川公園になっています。
関門海峡に向けたいくつかの大砲が並んでいます。

壇ノ浦砲台跡、幕末には、攘夷戦とも呼ばれる下関戦争で長州藩の砲台が設置されました。レプリカの大砲が並んでいます。


源平合戦最後の合戦地壇ノ浦の戦いは1185年ここで終結しました。


平家の敗戦を覚悟した二位の尼は、わずか8歳の安徳天皇を抱き壇之浦の海へ入水しました。


関門橋の下を通って西に向かいます。
この次に行く「赤間神宮」はそれ程遠くないのですが、この暑さで辛い行程となります。


赤間神宮到着。

わずか8歳で関門海峡に人水された平清盛の孫である安徳天皇を把っています。水天門は鮮やかな竜宮造りで「海の中にも都はある」という二位の尼の願いを映したものといわれます。

拝殿

小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の芳一堂

水天門の後ろから関門海峡を望む事ができます。

赤間神宮から直ぐの所に日清戦争の講和会議が行われた日清講和記念館があります。

中には当時の資料が収められていました。

道路を渡った所に有名な「唐戸市場」があります。



中に大きなふぐの置物がありました。
ここで妻は体力の限界に達したので休憩に入りました。唐戸市場の中の会議室に座るスペースがありましたのでそこで休憩にします。後から聞きましたら片付けに来た方がいらっしゃったようですが寛大な処置でそのまま座って休ませて頂いたようです。ありがとうございました。

この後はコヤチンの単独行動になります。
道路を渡った所にある「亀山八幡宮」に行きました。
「関の氏神」よばれ市内一円に氏子をもつ神社です。


世界一のふくの像



境内に風鈴が飾られていました。少しでも涼しさを運んで頂けました。しかしまだまだ暑い。


拝殿。

暑いので詳しく見ていません。
妻からの宿題の御朱印を頂きました。

旧英国領事館、国指定重要文化財です。
領事館として使用する目的で建てられた建物としてはわが国現存最古のもので、明治39年(1906)の建築です。明治期の領事館の様子を窺い知ることのできる貴重な建造物です。


旧秋田商会ビル。
秋田寅之介により明治38(1905)年に設立された秋田商会は、日清・日露戦争時に大きく飛躍を遂げた総合商社です。


南部郵便局
現存最古の郵便局舎として今なお現役で使われているのが下関南部町郵便局庁舎です。


山口銀行旧本店
山口銀行旧本店は、建築家長野宇平治の設計監督により1920年に三井銀行下関支店として建設されました。


詳しく見たかったのですがゆっくり散策もできずにサラッと見て終わりました。
この後は唐戸市場に戻って妻を迎えに行きました。

ここから関門連絡船で門司港に戻ります。

この船に乗船します。
せっかくですので海峡の景色を堪能したいので屋外の席にしました。
出港してかなり飛沫が飛んできます。かなり塩をかぶりました。


海峡目線で関門橋を真横から捉える事ができました。


5分間の船旅でした。間もなく門司港到着、再び九州上陸しました。

ここでホテルに向かっても良いのですが明日訪問予定の「九州鉄道記念館」を先にまわっておくと明日が楽になるので入場しました。


いきなりSLがお出迎えしてくれます。

キュウロクと呼ばれる名機です。


C59.


EF10


特急「にちりん」、このタイプの電車は乗車しました。


電車寝台「月光」、中が改造されていましたが電車寝台の構造が分りました


憧れの特急「さくら」、ブルートレインは憧れの的でした


ED721、九州初の交流電気機関車


キハ07、戦前の機械式気動車、重要文化財に指定されました


本館、1891年旧九州鉄道会社の本社として建てられました。
様々な展示物がありました。

駅弁を売る姿が展示されています。そう言えばホームで駅弁売り無くなりましたね。


畳のシート、時代を感じます。


ヘッドマーク、かつての栄光が蘇ってきます。


入口に前面だけの車両展示、手前の関門トンネル用のステンレス車懐かしい。


外に出たところに旧駅名標。

さて今日の行程を済ませました。やっとホテルに向かいました。
今日の宿泊はプレミアホテル門司港です。


部屋に入ってやっとホッとしました。
夕食はステーキハウスを予約してありました。ちょっと気合い入れてオプションで肉質を上げました。



食事を終えるとロビーの窓越に夕陽が落ちていくところでした。


部屋に戻ってもう一度夕陽が見られるかと思いましたがちょっと遅かったですね。


部屋からも関門橋が望めます。

夕食を摂って落ち着いたところで、妻と夜のデートに出ました。

ガス灯がレトロ感を醸し出していました。

お土産店は軒並み閉店してしまいましたのでライトアップされた建物だけが浮かび上がっていました。
門司港レトロ展望台から夜景を見る事にします。この建物展望台の下はマンションになっています。黒川紀章の設計です。

関門橋もライトが付いています


対岸の下関の夜景も望めます。


門司港駅方面


暫く夜景を観賞して降りてきました。


もう一度門司港駅に行きましたがこちらもライトアップされて神秘的雰囲気です


部屋に戻ってもう一度海峡を見ました。

あー、酷暑の中よく歩いた!!
コヤチンも疲労の限界に達しました。