地元の女性の同窓生が時々集まっておしゃべりする。
5月にそのメンバーの中の息子さんが、33歳の若さでがんで亡くなられた。
すっかり気落ちした最近の彼女の様子を聞いて、
初盆で忙しくなられる前に集まろう、ということになった。
当日、「今日は彼女を慰める会だから、彼女の話をしっかり聞いてあげんといけんで」という人がいて
私はあえて「そんな意識をせずに、普通に会話すればいい」と言った。
何時も必ず出るのは、体育教師から受けた「しごき」のこと。
今回は私が美術の教師から受けた「理不尽な扱い」の話をして、
「その時、クラスの全員が私を笑った、ここにいるアンタ達もだ」と言ったので
「そんな記憶が全くない」と盛り上がった。
笑いの中にも、また自然に彼女の息子さんの話になり、
彼女はもちろん、皆が涙を浮かべて話を聞いた。
私は自身が乳がんで入院していた時、若い男の子が帽子をかぶって
脱毛をみせないようにしているのを見ると、息子でなく自分でよかったと何度思ったことか。
彼女の息子さんは、がんがわかった時には余命1か月とお医者さんから本人に言われたそうだ。
息子さんはその帰り道、母親の職場に訪ねてきて、それを告げたとか。
結局、5か月ほどもちこたえた感じで、すべきことをしておいて亡くなられた様子だった。
3歳と1歳の子をこれから育てていく嫁を助けてやらないと、と話しておられた。
いくら話を聞いても、結局は自分が経験しないとそのつらさ、やるせなさは分からないと思う。
帰り際、彼女が「今日は良かったわ」と言って笑顔をみせてくれたので、救われる思いがした。
それにしても私がこのメンバーにあれだけ言っている、乳がん検診にまだ行っていない人がいる。
集まったメンバーの中で行くようになったのは2人だけ。
私が乳がんだということをあえてみんなに公表してまで、検診に行くように
口を酸っぱくして言っているのに、行かない言い訳ばかり。
私の場合は、検診にはきちんと行っていたのに、結果的に早期発見ではなかった。
でも、それでも言いたい。
これを読んだ方、検診に行ってください。奥様にも検診に行くよう言ってください、と。
5月にそのメンバーの中の息子さんが、33歳の若さでがんで亡くなられた。
すっかり気落ちした最近の彼女の様子を聞いて、
初盆で忙しくなられる前に集まろう、ということになった。
当日、「今日は彼女を慰める会だから、彼女の話をしっかり聞いてあげんといけんで」という人がいて
私はあえて「そんな意識をせずに、普通に会話すればいい」と言った。
何時も必ず出るのは、体育教師から受けた「しごき」のこと。
今回は私が美術の教師から受けた「理不尽な扱い」の話をして、
「その時、クラスの全員が私を笑った、ここにいるアンタ達もだ」と言ったので
「そんな記憶が全くない」と盛り上がった。
笑いの中にも、また自然に彼女の息子さんの話になり、
彼女はもちろん、皆が涙を浮かべて話を聞いた。
私は自身が乳がんで入院していた時、若い男の子が帽子をかぶって
脱毛をみせないようにしているのを見ると、息子でなく自分でよかったと何度思ったことか。
彼女の息子さんは、がんがわかった時には余命1か月とお医者さんから本人に言われたそうだ。
息子さんはその帰り道、母親の職場に訪ねてきて、それを告げたとか。
結局、5か月ほどもちこたえた感じで、すべきことをしておいて亡くなられた様子だった。
3歳と1歳の子をこれから育てていく嫁を助けてやらないと、と話しておられた。
いくら話を聞いても、結局は自分が経験しないとそのつらさ、やるせなさは分からないと思う。
帰り際、彼女が「今日は良かったわ」と言って笑顔をみせてくれたので、救われる思いがした。
それにしても私がこのメンバーにあれだけ言っている、乳がん検診にまだ行っていない人がいる。
集まったメンバーの中で行くようになったのは2人だけ。
私が乳がんだということをあえてみんなに公表してまで、検診に行くように
口を酸っぱくして言っているのに、行かない言い訳ばかり。
私の場合は、検診にはきちんと行っていたのに、結果的に早期発見ではなかった。
でも、それでも言いたい。
これを読んだ方、検診に行ってください。奥様にも検診に行くよう言ってください、と。
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