般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心經

2017-08-10 | Weblog
1751

撞木《しゅもく》

 8月6日、出釈迦寺の新しい鐘楼の鐘を打ちました。

この鐘楼の鐘は以前山門にあったものです。山門が建て替えられたとき、建築基準法により山門に鐘を吊るすことができなく、やむを得ず新しく鐘楼が建てられたそうです。
この鐘を打つ撞木、多くのお寺では棕櫚の木を使っていますが、ここの鐘楼のものは丸く加工、塗装され、吊り下げ金具がついたモダンな撞木です。金具のところに「NAMsystem」と書かれています。撞木としての製品があるようです。 初めて見ました。

ところで、ちょうどこの日広島で平和記念式典が開かれ、夕方のニュースでこの様子が流されていました。テレビを見ていてふと気がつきました。黙祷の間に打たれる平和の鐘の撞木が出釈迦寺の撞木と全く同じなのです。大きさは違いますが、デザイン、金具、打つ面の形がそっくりです。おそらく同じ会社のものなのでしょう。

同じ日に同じタイプの撞木を見つけた小さな出来事でした。