般若心経

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般若心経

2017-08-12 | Weblog
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剪 定

 お盆のおつとめにお寺が来られる前のこの時期、庭木の剪定をしています。
梅雨入り前のもう少し涼しい頃にすればよいのですが、その時期に剪定すると若い芽がまた一斉に伸び9月過ぎにまたもう一度剪定しなければならないことになります。8月に入ってから剪定するとその二度手間がなくなります。
大きく伸びた枝、逆方向や交差した枝を切り落とし、以前の形になるように細かい枝を刈り込むだけの作業ですが、脚立に登ったり、体を曲げたり伸ばしたり結構いい運動になります。
 ところで、枝を切り取った切り口の処理、太い枝を切り取った痕は適当な処理をしなければ、その部分が腐って穴が開き、幹の内部に空洞を作ってしまいます。
以前はホームセンターで癒合剤を買ってきて切り口に塗っていましたが、今は切り口に墨汁を塗っています。墨汁にはニカワが入っており、雨が降っても流れません。3~4年たてば癒合剤と同じように切口がふさがります。最初は筆で塗っていましたが、容器に入れた墨汁を持って作業するとこぼしたり、高いところでの作業には適当ではありませんでした。
そこで、墨汁を霧吹きに入れて吹き付けてみました。これは効率が良く、下向きの切り口にも簡単に吹き付けることができるのですが、切り口以外の部分にもかかったり、風のある日には顔や服に飛んできます。また作業の都度、スプレーの吹出し口をきれいに清浄しておかなければすぐ穴がふさがってしまいます。
最終的に現在やっている方法は筋肉鎮痛剤アンメルツヨコヨコの容器に墨汁をいれて塗る方法です。これは案外便利がよく、いつもポケットに入れておくことができ、下向きの切り口にも簡単に塗り付けることができます。
 もし、剪定をする機会があれば試してみてください。お薦めします。