今年唯一の 国立公園内での仕事が 偶然 天然記念物の向かい側で始まりました。当然 近隣のご挨拶へ行くことになり、ちょいと拝見。
記念物とは 雲仙の原生沼のことです。調べてみると 昭和3年に指定を受けているベテランですが、観光地=雲仙を訪れる人の大半は 硫黄の蒸気が舞い上がる 通称:地獄がダイナミックで見とれてしまう?ため、沼はいつでもひっそりとしています。
原生沼が貴重なのは、長時間に渡って 火山で堆積した泥に、珍しいコケ類が自生しているためとか。ただしちょうど 6月上旬は これまた自生しているカキツバタが咲き誇るので、隠れファンが集まってくるのだそうです。
偶然とはいえ 一番華やかな時期に お邪魔できてとてもラッキー。設計が終わり次第、避暑・・・いや 現場監理で 何度も足を運ぼうと思います。