2年前に完成した高校に、小型のキューポラが設置されたと聞き 根が野次馬なので見せて頂きました。
キューポラとは 高温で鉄を作る小型の溶解炉のこと。円筒の上の方から、原料を入れ、下の方から ドロドロの真っ赤な鉄が出てくる仕組みだそうです。
では、写真の手前にある土は?・・というと、ドロドロの鉄を 冷やして固めるための鋳型の役をするのだとか。学校なので、この鋳型も当然生徒の手作りで、鉄を流し込めば表札や看板(たとえば「努力」とか「忍」などの文字)のようなモノが出来上がるのだとか。失敗作?は文鎮となるようです。
身の回りでは あまり見かけないキューポラ。でもこっそりと技術が伝承されているなあ と感じました。