「春隣(はるとなり)」は冬の季語で、もうすぐそこに春がきて
いるという意味の言葉。
まだまだ寒さの厳しい日々が続きますが・・
たとえ寒さが厳しくとも太陽の光は日一日と力強さを増して、
日射しは1日に畳の目一つ分ほど伸びています。
暦の上ではまだ「寒」ですが、しだいに夜明けも早くなり・・
心なしか空の色もやわらかくなってきたようです。
寒さの中にも梅が小さな花を枝いっぱいにつけて、沈丁花の
蕾も膨らんで、かぐわしい香りを広げ始め・・
風はまだ冷たく、寒気は厳しくても、草木は逞しく春の準備を
進めていいます。
「春隣(はるとなり)」は、そんなかすかな春の予兆に目を向け
ながら、春を待ちわびる気持ちが伝わってくる言葉です。。
川辺に咲く白梅。
紅梅。
日向で咲くピンクの芝桜。
青空に向かって・・花咲く春を待つ木蓮の蕾。
春の訪れを香りで告げる沈丁花の蕾も膨らんで・・
春は、もうすぐそこまできてますね~♪