今日、6月5日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です。
芒種と言われても・・
ひとつ前の節気の小満に続いて、今一つピンと来ない言葉ですが・・
芒種の芒(のぎ)とは、イネ科植物の先端にある針状の突起のことで、
穀物の種まきや麦の刈入れ、田植え等の目安とされていました。
散歩で見かけた刈入れの終わった麦を干す風景。
七十二候の芒種の初候(6/5~6/9)は「蟷螂(カマキリ)生ず」
です。
秋のうちに草木等に産み付けられた卵から、小さなカマキリ
の赤ちゃんが次々と生まれてくる頃です。
昨日は紫陽花と小さなカタツムリをアップしましたが、今朝
の庭に出て見ると・・
色付きだした紫陽花の花に、生まれて巣立ったばかりの
小さな可愛いカマキリの赤ちゃんがいた。
ところで農作業の目安とされる七十二候にカマキリが
登場するのは何故なのでしょうか?
それは、カマキリは稲や野菜には手を付けずに害虫を捕らえて
くれるありがたい益虫だからなのかも知れません。。
小さいとはいえもう立派にカマキリの姿をしており、これから
一匹で厳しい自然界を生き延びていかなくてはならない...
蟷螂や 生まれてすぐに ちりじりに <軽部烏頭子>
我が家の庭の害虫ハンターとして、無事に秋まで生き延びて
子孫を残せるだろうか?..
思わず、頑張れよ!とエールを送ってやった。。