庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

雑節って何?

2020-06-13 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

日本には15日毎に変わる二十四節気と、二十四節気をさらに三等分して
5日毎に変わる七十二候のほか、季節の移り変わりの目安となる日として
雑節(ざっせつ)があります。

二十四節気はもともと中国で作られた暦のため、日本とは気候風土に差が
あり季節の変化を十分に読み取れないため、その補助をする為に考えられ
たのが雑節で日本独自の暦です。

雑節が考え出された背景としては、農家が季節の移り変わりを正確に
理解できれば農作物に大きな損害を出さずにすむという、自然と農業
の深い関係がありました。

雑節には主に、

節分(2月3日)・八十八夜(5月1日頃)・入梅(6月11日頃)・半夏生(7月2日頃)
二百十日(9月1日頃) ・土用(1月17日・4月17日・7月20日・10月20日頃)
彼岸(3月20日・9月23日頃)などがあります。

雑節は農業に従事する人たちが、季節の移り変わりをつかむために昔から
継承してきた、生活の知恵の結晶とも言えるのではないでしょうか・・

今日は散歩で見かけた初夏の実りをアップします。

入梅の頃、収穫期を迎えた梅の実。

地面に落下した梅の実。

 

道端の足元には苗代イチゴの赤い実が赤いルビー
のように輝いています。

美味しそうなので食べて見ようと思ったけど・・

道端で犬がオシッコでもしているとマジいので・・・
やっぱり、ヤ~めた!(^_^;)。

 

こちらも真っ赤なオニシバリの実。

 

見上げれば黄色いビワの実。

赤紫のジューンベリーの実。

 

コメント (2)
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