「春隣(はるどなり)」は冬の季語ですが、もうすぐそこに
春がきているという意味の言葉。
寒中でまだまだ寒さの厳しい日々が続きますが・・
立春まであと10日余り、寒さは厳しくとも太陽の光は日一日
と力強さを増し、日射しは1日に畳の目一つ分ほど伸び、心なし
か空の色も少しずつやわらかくなってきたようです。
風はまだ冷たく寒気が厳しくても、自然界の草木は逞しく春の
準備を進めていいます。
「春隣」は、そんなかすかな春の予兆に目を向けながら、春を
待ちわびる気持ちが伝わってくる言葉です。
春の気配を探しに出かけた散歩道で撮った花をアップします。
散歩道に咲く水仙と紅梅。
春告げ草の異名をもつ梅の花は、そろそろ見ごろ。
紅梅。
白梅。
柔らかなピンクで咲く梅。
透きとおる蝋のような黄色の蝋梅。
道端の野にカラスノエンドウの小さな花が咲き出した。
ホトケノザは年明けから咲いている。