いろいろあった2024も、今日は大晦日です。
子供の頃大晦日の夜の楽みと言えば、夕食の年越しの膳をいただいたあと
茶の間で家族揃って見るTVで、レコード大賞を観て次に紅白歌合戦を観
たあと、行く年来る年を観て除夜の鐘を聴くのがお決まりだった。
最近は紅白歌合戦の出場歌手や歌う曲名も、じーさんにはさっぱり分から
ない?(笑)訳の分からないカタカナ文字ばかりが増えて、あんまり観る
気もしなくなってしまった。
除夜の鐘の除夜とは古い年が除かれると言う意味で、除夜の鐘を撞くのは
百八回と一応の決まりがありこの百八回の意味については諸説ありますが・・
もっとも有力な説は、人間には百八つの煩悩がある事からその煩悩の数だ
け鐘を撞き、煩悩を追い払うというものです。
浄土真宗の開祖である親鸞聖人が人は皆「煩悩具足の凡夫」であると説か
れたように我々人間には欲望や怒り、苦しみなど百八つの煩悩があります。
除夜の鐘の音の響きを聴くと心が洗われるようで心地よい気分になりますが・・
これはクリスタルボウルとかお寺の鐘の音とかの響くような音には、「倍音」
が含まれており脳波からシータ波が出やすくなり、癒やしやヒーリングの効果
が高いためと言われています。
除夜の鐘の百七つめは行く年の最後に鳴らして煩悩が去ったことを宣言し、
そして年が明けた最初に最後の百八つ目の鐘をついて。新しい年を迎えた事
を宣言するそうです。
散歩道に新春に向かって、蠟梅の花が咲き始めた。
最後は、毎年同じ?在庫写真から
サヨナラ!2024 海に沈む夕陽、鎌倉稲村ヶ崎にて。
これで今年のブログ納めとします。
今年拙ブログを訪問いただいた皆様、”いいね”やコメント等
いただいた方々に心より御礼申し上げます。
それでは皆様、よいお年を!。
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