庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

雑節~入梅の雨に濡れる庭の花

2023-06-11 10:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日6月11日は立春から数えて127日目の雑節入梅で暦の上
での梅雨入りです。

日本には二十四節気七十二候のほか、季節の移り変わりの目安と
なる日として雑節があります。

二十四節気はもともと中国で作られた暦のため、日本とは気候風土
に差があり季節の変化を十分に読み取れないため、それを補助をす
る為に考えられた日本独自の暦です。

雑節が考え出された背景としては、農家が季節の移り変わりを正確
に理解できれば農作物に大きな損害を出さずにすむという、自然と
農業の深い関係がありました。

雑節には主に、節分(2月3日)・八十八夜(5月1日頃)・入梅(6月11日頃)
半夏生(7月2日頃)・二百十日(9月1日頃) ・土用(1月17日・4月17日・
7月20日・10月20日頃)・彼岸(3月20日・9月23日頃)などがあります。

雑節は農業に従事する人たちが季節の移り変わりをつかむために、昔
から継承してきた生活の知恵の結晶と言えるのではないでしょうか。

今日はそんな入梅の庭先で、しっとりと雨に濡れる花をアップします。

”雨に咲く花”と言えば、この雨が似合う紫陽花。

 

ホタルブクロも雨が似合います。

 

赤いコスモス。

 

サボテンの花。

 


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