庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

麦秋の頃。。

2022-05-31 06:38:05 | 日記・エッセイ・コラム

清々しい五月も今日で終わりですね・・

二十四節気七十二候、小満の末候(5/31~6/4)は、
麦秋至る”です。

麦は冬に種を蒔いて年を越し、周りが緑に包まれる初夏の
この頃から収穫期を迎えます。

この時季を「麦秋(ばくしゅう・むぎあき)」といいます。

里山散歩の途中で見かけた麦畑の風景。

麦畑が、実りの秋を思わせるような黄金色に染まり・・

麦の穂が薫風に揺れる風景は独特の風情があります。

小麦色に熟した麦の穂の上を渡る風は「麦の秋風」や
麦嵐」、風にそよぐ穂は「麦の波」 などと言います。

いずれも風情のある言葉ですね。。

最近は麦を作る農家も少なくなり、あまり見られない
光景になってしまい少し寂しい気がします。。

こちらは谷戸の田んぼの苗代のある風景。

里山に囲まれたこの小さな谷戸の田んぼは、ボランティア等に
よって昔ながらの手作業による農作業が継承されている。

苗取り作業をしているおじさんがいました。

「梅雨花」「田植え花」「早乙女花」など、季節を
感じさせる別名がある白いウツギ(卯の花)の咲く、
田植えの終わった谷戸の田んぼの風景。

日本の原風景を観るようでどこか懐かしい風景です。

明日からは六月、もうすぐ梅雨の季節ですね~。


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