庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

夜明けの空で細い月と明けの明星が接近!

2020-08-16 06:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は、夏の明け方の空に細い月と明けの明星の金星が
接近する幻想的で美しい光景が観られた。

接近した月齢26.1の細い月と金星。 am4:30頃

細い月の右上で輝く明けの明星。

細い月には地球照も。

やがて空が朝焼けに染まってきました!

きれいな朝焼けに染まる空と雲。

幻想的な細い月と明けの明星の競演は、月と数ある惑星の
接近の中でも特に美しい光景とされています。

早起きして見るだけの価値のある光景だと思う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝になっても朝顔が咲かないのは何故?

2020-08-15 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、庭に出て見ると・・

朝が来たのに、つぼみのままでまだ開花してないアサガオの
つぼみが何個もあった。 

朝になっても開花しきれない、アサガオのつぼみ。

これらのつぼみは、開花するには充分な大きさに育っているにも
かかわらず、何で朝になっても開花しないのだろう?

疑問に思って調べてみると・・
アサガオの開花には一定の温度と光の条件が必要だと分かった。。
 

アサガオの開花は基本的に生物時計に支配され、一定時刻に開花
するよう制御されており、光のオン-オフで時計がリセットされ、
暗くなってから8~10時間目に開花するらしい。。

朝になっても咲かないアサガオと ニイニイゼミ。

つまり、通常であれば今頃は午後7時から8時には暗くなるので、
翌朝3時~4時の夜明け前には開花していることになる。

しかし、温度が25℃以上の熱帯夜では温度が高くなるほど開花は遅れ、
夜明けの気温が高い日は開花時刻が遅いということがわかった。

そう言えば、このところ連日25度以上の熱帯夜続きで夜も気温が高く
朝方の気温も30度近くだったため、アサガオのつぼみは朝が来ても
開花しきれなかったと思われる。

作家、五木寛之の著書『生きるヒント』の中で、アサガオの開花に必要で
ある温度と光条件を説明するにあたり五木さんは、

美しい花を咲かせるには、夜の暗さと冷たさが必要なのだ」と述べている。

現在逆境にある人に対する、生きるヒントとしての比喩ですが・・

人に勇気を与えるエピソードとして紹介されています。。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の森で虫撮り散歩、ウラギンシジミ他

2020-08-14 10:38:50 | 日記・エッセイ・コラム

今日もまた熱中症警戒アラートが出ている当地方、暑い日中は
控えて、もっぱら涼しい早朝か夕方の夏の森散歩で出遭った蝶
や虫たちをアップします。

濃茶色地に朱色の紋白い縁取りも鮮やかなウラギンシジミ♂。

翅を閉じると裏翅は真っ白な白銀色。

翅を広げると鮮やかな朱色が輝きます。

こちらはちょっと地味なウラギンシジミ♀。

アカボシゴマダラ。

樹液に集まるカナブン。

シロテンハナムグリ。

うらめしや~ 白いお化け?かと思ったら・・
カマキリの脱皮した後の抜け殻でした。(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お盆~精霊蜻蛉と精霊バッタ

2020-08-13 09:30:58 | 日記・エッセイ・コラム

八月のお盆ですね。

お盆には、先祖の霊が子孫の元に帰ってくると言われますが・・

お盆の頃から急に見かけるようになるトンボは、先祖の霊を背負って
くる「精霊蜻蛉(ショウリョウトンボ)」と呼ばれています。

精霊蜻蛉は、特定のトンボをさす名前ではないそうですが・・

黄色っぽい体に薄い翅で、懐かしそうに同じ所を飛び交う、
この「ウスバキトンボ」を指すことが多いそうです。。

枝先に止まったウスバキトンボを観ると・・

翅がキラキラと陽に虹色に輝いて、とても綺麗です。。

 

いつもお盆の頃になると姿を現すショウリョウバッタも、
昔から先祖が姿を変えたものと考えられていました。

そのためショウリョウバッタは、「精霊バッタ」と呼ばれ
るようになり、精霊流しの精霊船に似ることからこの名が
ついたと言われています。。

他のバッタに比べると前後に細長いスマートな体型をして、体色は
周囲の環境に擬態した緑色が多いが、茶褐色の個体も見られる。

茶褐色のショウリョウバッタ。

秋海棠の葉陰から、こちらをジッと見つめるショウリョウバッタ。

あなた様は、帰ってきたご先祖さまでしょうか??

お盆で帰ってきたご先祖さまから見られても・・
恥ずかしくないような生き方をしなくては。。(^_^;) 

今日も朝から猛烈な暑さが続いてますが・・

少しでも涼しさを感じていただけるよう、以前大船フラワー
センターで撮ったハスの葉のシャワー を貼っておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

2020-08-12 19:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、立秋の次候(8.12~8.16)は
寒蝉鳴(ひぐらしなく)です。

蝉(せみ)は夏の季語ですが、法師蝉(ほうしぜみ)や
蜩(ひぐらし)は秋の季語になるそうです。。

「寒蝉」はツクツクボウシとヒグラシ、どちらにも
使われる言葉なのだそうですが・・

七十二侯では(ひぐらしなく)となっていますので、
やはりヒグラシのことでしょう。

日中の猛暑もようやく少し和らいだ夕暮れ時、庭先で
植物の水やりをしていると、隣の森からカナカナカナ~
と涼しげなヒグラシの鳴き声が聴こえてきた。

この声を聴くと、何だか涼し風が一緒に吹いてくるよう
な気がしてホッとしますね。

カナカナカナ~と涼しそうな声で鳴き交わすヒグラシ。

早朝か夕方、涼しくなってから鳴くカナカナ蝉の
合唱、蝉しぐれは・・

自然の揺らぎのリズム感があって、
聴いていてとても心地よい。。

今日もまた寝苦しい熱帯夜が続きそうですが・・

涼しくなるまであともう少しの辛抱ですね!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする