庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

暑さの盛りに・・秋立つ日

2020-08-07 10:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

長梅雨が明けた後は、連日の猛暑でまさに暑さも盛りですが・・

今日8月7日は、早くも二十四節気の立秋です。

立秋は、夏至と秋分のちょうど真ん中に当たりますが気温の変化は
光の変化に対して約45日遅れるため、暑さも盛りのちょうど今頃に、
「秋が立つ」事になってしまうそうです。

庭先で咲きだした早咲きの秋桜。

72候立秋の初候(8.7~8.11)は、”涼風至る”です。

これからは夏の風に交じって、朝夕には少しばかり涼やかな風も吹き
始める頃。

ひっそりと優しく咲く秋海棠の花。

日一日と高くなってゆく空には、時折うろこ雲も姿を見せ始め、

木陰の伸びや日暮れの早まりに、ふと夏の衰えを感じる頃です。。

ルドベキア・タカオの花で扱蜜するツバメジジミ。

まだまだ暑い日は続きますが・・

今日からは、いくら暑くても残暑になりますね!。

残暑お見舞い申し上げます。

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広島原爆の日~被曝のアオギリ2世

2020-08-06 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日8月6日は、75回目の広島原爆の日です。

1945年午前8時15分、人類最初の原爆が広島に投下された日・・ 

時々散歩等で通る根岸線本郷台駅隣のあーすぷらざの通路脇にも、
広島に投下された原爆の爆心地近くで被曝した、アオギリの2世
が移植されて元気に育ってる。

あの原爆投下後、75年にわたって草木も生えないと言われて
いた土地で、被曝の翌年には新しい芽を吹き返し・・・

人々に生きる勇気と希望を与えてくれた、
被爆アオギリの2世です。

先日、通りがかりに大きく育ったアオギリの樹上を見上げると・・

この被爆アオギリ2世の木が,たくさんの実を結んでいました。。

あの悲惨な原爆被害を忘れず・・・

次の世代へと語り継いで行く為の、新しい生命の種です!

今朝ブログを書こうとPCを開くと、4年前に書いた過去記事にも
多くのアクセスが集まっていた。

私は戦後の生まれの戦争を知らない子供たちの世代だが、もし私の
生まれ故郷の新潟に原爆が投下されていたとしたら・・

両親とも被曝して、私もこの世に生まれていなかった可能性がある。。

興味のある方は下記クリックして下さい。
 ↓ ↓ ↓

新潟も原爆投下の候補地だった!

夏空に湧き上がるキノコ雲のような積乱雲。

もし、この世の中に絶対悪があるとすれば・・

戦争や核兵器はその最たるものだと想う。。

原爆投下の、あのあまりにも悲惨な被爆被害の実態を見れば・・

戦争を早く終わらせるために必要だった、などとという米国側の
主張などは、原爆投下を正当化するためのプロパガンダであり、
身勝手極まりない言い分であることは明らかなことだと想う・・

人類は二度と再び不幸な過ちを繰り返すことの無いようにと、
祈るばかりである。。

 

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少年時代のセミ捕りの思い出

2020-08-05 10:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

今日もまた朝から蒸し暑い、梅雨明けした隣の森からは夏の盛を謳歌するセミ
時雨の声が鳴り響いてくる。。

中でも暑苦しさが一段と増すようなうるさいミンミンゼミの声はうんざりするし、
常に耳の奥でジージーと鳴り響いている感じのアブラゼミの声は、時々耳鳴りな
のかセミの声なのか? 良く分からなくなる時がある。

じーさん歳のせいか?耳鳴りは一年中しょっちゅう有る。。(笑)

セミも地上にいる僅かな期間、次の世代に命を継なぐために一生懸命鳴いている
のだと思えば、うるさい鳴き声も少しは気にならなくなるのだが。。

今日は少年時代の夏の思い出、セミ捕りの話を書いて見たい。 

少年時代を過ごした昭和30年代前半と言えば・・

まだ日本も貧しかった時代だったが、セミやトンボやチョウなどの昆虫採取は
子どもたちにとっては夏休みの絶好の遊びの一つだった。。

でもまだ貧しい時代だったので今では100円ショップでも買えるが、昆虫採取用の虫捕り
網などもなかなか買ってもらえなかった。。 

そこでなんとか虫取り網の代わりになるものはないか?と子供なりに工夫して、竹藪から
切ってきた竹竿の先に、針金で丸い輪(直径約15~20cm)を作ったものを括り付けた。

次に、家の周りや近所を回ってクモの巣を探して、針金の輪の部分にクモの巣を次々に
ぐるぐる巻き付けて完成する。 (今思えば、クモさんには申し訳ない事をした・・)

つまり網の代わりにクモの糸の粘着力でセミの翅をひっ付けて捕らえる、セミ捕りホイホイ
作戦である。。

こうして作った自家製のセミ捕りホイホイで、セミやトンボを捕まえて遊んだものだった。

今はすっかり豊かな時代になって、お金を出せば何でも買えるようになったが、物の無い
貧しい時代でも無いなりに・・

それぞれ色々と工夫しながら 豊かな自然の中で楽しく遊んだ思い出である。。

今では無益な殺生などはしたくないので・・

セミ捕り網じゃなく、カメラ片手のセミ撮りじーさんになりましたとサ。

暑苦しい声で鳴くミンミンゼミ。

 

アレッ!このニイニイゼミ翅の形がなんか変?
と近づいてよく見ると・・

地上での短い命を次世へとつなぐため・・
ガンバって♡♥交尾中でした!。

 

日中ジージーとうるさいアブラゼミ。

 

陽が陰るとカナカナカナ~と涼しげな声で
一斉に鳴き始めるヒグラシ。

もうじきお盆をすぎる頃には、晩夏をつげる
ツクツクボウシも鳴き始める。。

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青紫の翅が輝く!ムラサキシジミ

2020-08-04 09:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

森の中を散策中に、翅を広げると青紫の翅が輝くように
美しいムラサキシジミに出遭った。

葉先に止まって美しい翅を広げるムラサキシジミ。

青紫色の翅がまぶしいほど輝きます!

羽根を閉じて葉の上に止まっていると、
くすんだ地味な色合いでほとんど目立たないのだが・・

翅を広げると・・
思わずオッ!と声をあげたくなるほど美しい!。

翅を広げて大サービスしてくれました♪!(^^)!

幼虫の食草はシイ、カシ類でシイやカシの木の周辺で見られ、
枝葉にまとわりつくように飛ぶ。

コメント (5)
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ショウジョウトンボとツバメシジミ

2020-08-03 10:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

梅雨明けとともに一気に暑くなってきましたね。

私は一人で散歩中は、ポケットにマスクは入れていますが・・

熱中症とコロナ感染のリスクを比較すれば、熱中症のリスクの方が

高いと判断しているのでマスクは外しています。

もちろん人混みやお店に入る際、人と話したりする際はエチケット
として、マスクはつけますが・・

周囲にだ~れもいないのに・・

まだ、ほとんどの人たちは真面目にマスクを付けて、炎暑に耐えながら

歩いているのを見ると・・

なんだかなぁ~ めんどうな世の中になったなぁ~と思ってしまう。。

一人で自然の中を散策する際は、人と接触しない限りマスクは不要!

と言うことで・・

いつものフィールド散策で撮ったトンボと蝶をアップします。

池の側でミソハギの花に止まるショウジョウトンボ。

真っ赤なショウジョウトンボに、ミソハギの
花がいっそう華やかで良く似合ってます。

 

シロツメクサで扱蜜するツバメジジミ。

♂の翅の表側はきれいな青紫。

後翅裏面には、オレンジ色の紋を持つ。

「ツバメ」の名の由来は後翅にある尾状突起にちなんで。

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