ドラバラで泣！！

「山田家の人々」を見て、不覚にも泣いてしまった。
ホワイトストーンズやマッスルボディのような激しいメイクや衣装はなく、
派手な演技といえばミスターのダジャレくらいの、
普通のドラマにきわめて近いドラバラである。

脚本が洋くんだからこそ！の、言ってしまえば昔からあるベタなストーリーなんだが、
だからこそ泣ける。
泣けるようなシーンを要所要所に盛り込んでる。
洋くんって、こういう、昔からあるような、
人の心のつながりがあたたかく描かれたドラマが好きなんだと思う。
何ていうか、贅沢なことは何ひとつないけれど、家族の愛を感じるホームドラマといったらいいだろうか。
「ひとつ屋根の下」みたいな。

副音声では「我々が見る分には照れくさい」と語っているが、その気持ちはわかる。
他のドラバラとは違い、ごく普通の人を、まじめに演じてるから、だろう。
そして脚本にあるとはいえ、見ているこちらももらい泣きしてしまう台詞。
ミスターなんて、娘さんの結婚式に思いをはせたりしてたんじゃないだろうか。

こういう「泣かせる」ドラマを見て、素直に泣ける人でありたい・・・と思うのって変だろうか。