Mamas Gun、‘パク・ヒョシン、優れた才能を持つヴォーカリスト’
イギリスのブリティッシュ感性バンドMamas Gunが5月27~28日の両日 ソウル松坡区芳夷洞・オリンピック公園で開かれる
『ソウル・ジャズ・フェスティバル』のステージに上がる。
数回の国内ロックフェスティバルのステージと単独来韓公演で韓国ファンにもなじんだバンドになったが、Mamas Gunが
『ソウル・ジャズ・フェスティバル』のステージに上がるのは今年が初めてだ。
Mamas Gunはプリット・ポップの感性をベースに多様なジャンルを自由自在に行き来し ソウル、モダンロック、アシッドジャズをすべてこなす実力派バンドだ。
ソウルフルなヴォーカルが魅力的なMamas Gunの音楽は 彼らの音楽の中に溶けこんでいる黒人音楽の感性を余すことなく表している。
彼らの見せるステージに対する韓国ファンたちの期待感が高まっている中、最近Mamas Gunの書面インタビューで率直な話を交わした。
Mamas Gunは落ち着いていながらも愉快で、音楽とファンを大切に考える気持ちを隠さなかった。以下はMamas Gunとの一問一答。
Q.3月の来韓以後 再び韓国を訪問することになった。『ソウル・ジャズ・フェスティバル』にも初めて出演する。所感を語ってほしい。
「本当にHAPPYだ。僕らは韓国が本当に好きだ。韓国で一番有名なフェスティバルの一つであるソウル・ジャズ・フェスティバルで公演することになり非常に光栄だ」
Q.海外の歌手の中では異例で 韓国訪問のたびにファンミーティングを行う。その理由は何か?
「僕らはファンにできる限りたくさん合わせようと思う。ファンもそれを知っているみたいだ(笑)そして公演の後ファンと一緒にできる限り多くの時間を過ごそうと思う。
僕らにとっては音楽と同じくらいファンが大切だ。ファンがいてこそ僕らもいるってことだ」
Q.歌手パク・ヒョシンとの‘グローバルな友情’で韓国ファンの間で話題を集めたりもした。パク・ヒョシンとはどうやって親しくなったのか?
「パク・ヒョシンが僕らの音楽を好きだと聞いて自然に親しくなった。その後パク・ヒョシンが僕の曲の一つ“Wondering”をアレンジしたいと関心を示してきて、
彼の最新アルバム‘I am a dreamer’で“Wonderland”という曲で収録することになった。
パク・ヒョシンとの友情が深くなったきっかけは 彼と一緒に音楽作業をした時からだった。パク・ヒョシンは優れた才能を持つヴォーカリストだ。
メロディと作曲、作詞に対して本当に洗練された感覚を持っている。彼といつも気軽に連絡している」
Q.パク・ヒョシン以外にも親しい韓国歌手がいるか?
「韓国のミュージシャンたちと時間をたくさん過ごす余裕がなかった。パク・ジユンやFT ISLANDのイ・ジェジンなど色々な韓国ミュージシャンたちと作業したが、
普通 音楽だけに集中する短いミーティングを行うだけだ。ミュージシャンではないが音楽業界に従事する色々な関係者と親交を重ねたりもした。
Sail Musicやユニバーサルミュージックコリアの関係者たちとは親しい」
Q.多様なジャンルを自由自在に行き来するが、曲の作業時 どうやってインスピレーションを受けるのか。
「音楽に従ってみたら感情が自然に表れるようだ」
Q.Mamas Gunの音楽をひと言で定義するなら?
「希望(Up lifting)」
Q.キャメロン・ドーソンの加入以後 生まれた変化があるとしたら何か?
「ケン(キャメロン・ドーソンの愛称)が初めてバンドに合流した時 若くて生気あふれるエネルギーを吹き込んでくれた。とても新鮮で、僕らもつられて力が出た。
彼はとても独特な音楽ファンなので そういう面ではレックスと似ていて彼が浮かんだりもした。ケンの性格や人生観もまた とても肯定的で具体的だから
彼を嫌いになるのは不可能に近い。そしてケンはとても楽しい友人だ」
Q.アンディ・プラッツが独特なヘアスタイルにこだわる理由は?
「僕のヘアスタイルには特別な理由はない。ただとても長くなったと思ったら切る。つい忘れて切れなかったら おかしな7~80年代のニワトリのような頭になる(笑)」
Q.ソウル・ジャズ・フェスティバル参加の他にも今年 韓国で公演の計画はあるか?
「今回は韓国にバンドとして長くとどまる予定ではない。ただ僕は個人的に他のアーティストと一緒に仕事をしなければならない事情のため もう少し長くいられると思う」
Q.今後どんな音楽を聴かせてくれるのか? どんなバンドになりたいか?
「僕らの信念を反映する音楽を作り続けて、できるだけ多くの人と僕らの音楽を共有したい。思ったより難しいことだ。僕が思う‘成功’とはそういうことだと思う。
だが有名な作曲家Donovanが言ったように、成功はつまり生存だという言葉を忘れないだろう。時々はその言葉がふさわしいと思う」